鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

NFLweek2レビュー(ジャイアンツ@カウボーイズ、ペイトリオッツ@ジャガーズ)

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week2が終わりました。予想外のこともたくさん起きていますが、それがやはりNFLなのかもしれません。シーズンの構図が、もう少ししたら見えてきそうですね。注目していきましょう。

week1に続き、NFLオフィシャルよりレビュー記事を紹介します。(僕自身が見たゲームから、カウボーイズ対ジャイアンツ、ジャガーズ対ペイトリオッツについてのレビューを抜粋して訳します)

 

www.nfl.com

(この記事から、一部を紹介します。以下の英文は、引用したものです)

 

Dallas Cowboys 20, New York Giants 13
ダラス・カウボーイズ20 - ニューヨーク・ジャイアンツ13

With a steady, turnover-free performance, Dak Prescott (160 yards) did just enough Sunday night to silence growing criticism of his play after his Week 1 dud and lifted up the Cowboys' dead-on-arrival attack in the process. Dallas opened up the playbook for Dak, calling more run-pass options and deep throws this week. Prescott picked up three first downs with his legs, tallying 46 crucial yards on the ground. His first-quarter touchdown bomb to Tavon Austin exorcised whatever demons remained from Dallas' loss to Carolina and gave the 'Boys a lead it would not relinquish.

ターンオーバーなしの堅実なプレー内容(160ヤード)で、QBダク・プレスコットはweek1のパンサーズでの不出来への批判を静まらせ、機能していなかったオフェンスを上向かせるに十分な活躍をした。

 

ダラスはプレスコットを生かしやすいプレーコールを選択。ラン・パス・オプションとロングパスの組み合わせだ。そして、プレスコットは自ら走って3回のファーストダウン更新を記録し、トータル46ヤードという重要なダメージを相手に与えた。1Qのテイボン・オースティンへのタッチダウンパスは、カロライナへの敗戦から残っていた悪霊を祓い清めるもので、カウボーイズはそのリードを最後まで手放すことはなかった。


Thirty-seven-year-old Eli Manning struggled for the second week in a row, a sign that the Giants quarterback could be regressing in front of our eyes. Manning's completion percentage against the rival Cowboys was passable, but his leading receiver was his rookie running back, Saquon Barkley, who didn't do much at all with the 14 dump-downs Manning bestowed upon him. (Barkley's 14 catches were the most by a player in Giants history and a rookie in league history. His 80 receiving yards were the least by any player with so many receptions.) Far too often, Manning was taking sacks or overthrowing Odell Beckham. The Giants currently employ their most impressive collection of skill players they've had in years, but their stockpile of weapons is useless if Eli can't get them the ball in space.

37歳のQBイーライ・マニングは、前の週に続いて苦戦し、衰えの兆しをファンの目にさらすこととなった。同地区ライバルとのこのゲームで、パス成功率はまずまずではあったものの、彼のパスを最も捕球したのは新人RBのセイクワン・バークリーだった。バークリーは14回のレシーブで、、それほど大きな仕事ができたとは言えない(14回のパスキャッチはジャイアンツの球団史上最多で、新人としてはリーグ最多。ただし、レシーブの80ヤードは、14回パスキャッチした選手としては最短の獲得ヤードだ)。

 

あまりにも頻繁にマニングはサックを受け、オデル・ベッカムへのパスはオーバースローになった。今季のジャイアンツは近年で最も充実したスキルプレーヤーを有しているが、マニングが正確にパスを供給できなければ、宝の持ち腐れも同然だ。

 

<カウボーイズ対ジャイアンツ、ハイライト動画はこちら>

 

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Jacksonville Jaguars 31, New England Patriots 20
ジャクソンビル・ジャガーズ31 - ニューイングランド・ペイトリオッツ20

Save for the sauna-like environment as the hottest home game in Jacksonville history, this contest was eerily similar to the AFC Championship Game for three and a half quarters. Blake Bortles was in an uncanny rhythm, the Jaguars were dominating up front on both sides of the ball and the Patriots lacked any semblance of a big-play element. Whereas Bortles and the Jags coaches shrunk from the moment last January, they remained ultra-aggressive this afternoon. Down 24-13 in the middle of the fourth quarter, the Patriots opted to punt on 4th-and-inches from their own 19-yard line. Bortles promptly hit Dede Westbrook for a back-breaking 61-yard catch-and-run score to put the game on ice and spoil any chance of another Tom Brady comeback special.

ジャクソンビル史上最も暑い気温で戦われたという点を除けば、この試合は昨季のAFCチャンピオンシップに奇妙なほど似た展開で、4Qまで進んだ。QBブレイク・ボートルズのリズムはすばらしく、ジャガーズは攻守に渡ってラインの競り合いを支配し、ペイトリオッツにビッグプレーの気配すら感じさせなかった。

 

1月のAFCチャンピオンシップでは、ボートルズとコーチ陣は勝負どころで縮こまってしまったが、このゲームでは超攻撃的な姿勢を崩さなかった。24対13での4Q中盤、ペイトリオッツは自陣19ヤード地点での4thアンド・インチズでパントを選択したのに対し、そのパントで攻撃権を得たジャガーズは、ボートルズのパスがWRディディ・ウエストブルックに通り、61ヤードのキャッチ・アンド・ランのタッチダウンで試合のダメ押しとなった。ここで、ブレイディお得意の逆転劇のチャンスを潰したのである。

 

This was a dispiriting effort for a New England club that was simply outmanned on both sides of the ball. Down 14-0 in the first half, Brady and play-caller Josh McDaniels were each seen screaming at offensive teammates to "Do your job!" Brady's 10-yard scramble in the third quarter was the team's second-longest run of the day in a one-dimensional attack. Facing creative double teams designed by defensive coordinator Todd Wash, All-Pro tight end Rob Gronkowski was limited to just 15 yards on two catches. With Julian Edelman serving a four-game suspension and the ground attack sputtering, Brady lacks the firepower to make defenses pay for devoting extra attention to Gronkowski.

ニューイングランドにとっては、落胆せざるを得ない試合で、攻守両面で相手に圧倒された。14対0のリードを許した前半、ブレイディとオフェンシブコーディネーターのジョシュ・マクダニエルの2人は、オフェンスの選手たちに「Do your job!」とハッパをかけたいた。3Qにはブレイディ自身がスクランブルで10ヤードを走ったが、それはランが出せずにパスに偏ったペイトリオッツにとっては、その10ヤード以上にゲインできたランは一度しかなかった。

 

ジャガーズのディフェンシブ・コーディネーター、トッド・ウォッシュが繰り出し工夫のあるダブルチームによって、オールプロTEのロブ・グロンカウスキー
は2回のレシーブで15ヤード獲得のみに抑えられた。ジュリアン・エデルマンは4試合の出場停止中で、ランも出せていない状況では、ブレイディはジャガーズのディフェンスに、グロンカウスキーに集まった注意を逸らせる手段を作れなかった。

 

<ジャガーズ対ペイトリオッツ、ハイライト動画はこちら>

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鯖缶コメント:カウボーイズは、「ファーストダウンを繰り返して長い時間をかけて攻撃する」という、2年前に13勝したときの持ち味が出せていたように見えました。少なくともホームではある程度勝ち星を稼ぐことができそうに思います。

 

ジャガーズの勝利は、AFCのプレーオフの構図を占う上で重要な勝利でしょう。現地の放送では「今まで過小評価されてきたものの、じつはコーチ陣がこのチームの強み」というのは感じました。ペイトリオッツファンの僕としては、「次週に集中」が唯一できるコメントでしょうか。引き続き楽しみです。


元記事では、日曜に行われた各試合をレビューしています。ハイライト動画もありますので、ぜひチェックしてみてください。

 

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