鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

ビル・ベリチック記者会見(12/12)(スティーラーズ、ジェイレン・サミュエルズについてなど)

(スポンサーリンク)

ペイトリオッツは、week15でピッツバーグに乗り込んでのスティーラーズ戦です。week14、ペイトリオッツは「マイアミミラクル」でのまさかの逆転負け、一方スティーラーズは試合4Q終了間際のFG失敗で延長戦に持ち込めず3点差負け(というか、4Q最後までもつれる展開での敗戦は3週連続です)。お互い「このタイミングで当たりたくなかった」というような状況でしょうか。特にスティーラーズにとっては、次週がアウェーでのセインツ戦であることを考えると、負けられない一戦です。

 

スティーラーズ戦の予習も兼ねて、ベリチックの記者会見をチェックしてみましょう。

www.patriots.com

(この記事から、一部を抜粋して紹介します。以下の英文は、引用したものです)

 

BB: OK, we’re onto these Steelers. It looks pretty much like it usually looks with Pittsburgh, I’d say. They’re leading the league in red area, big passing stats, two great receivers, top of the league in rushing defense, lead the league in sacks, good in kickoff coverage ? just a solid team all the way around.

さあ、次はスティーラーズ戦だ。従来のピッツバーグでの戦いとよく似たものになりそうだ。彼らはレッドゾーンでのオフェンス(※レッドゾーンに進んだ場合、TDの確率77.50%)がリーグトップで、パスのスタッツは目覚しく、2人の素晴らしいレシーバーがいる。ランディフェンスがよく(※1試合平均96.9ヤードでNFL6位)、サック数(※45)がリーグトップだ。キックオグカバレッジもいい。どこを見ても隙のないチームだ。

 

Very explosive, make a lot of big plays, dangerous from any point in the field. It’s always a great environment there. So, this will be a big challenge for us on the road against a good football team that does a lot of things well. So, a lot of respect for the Steelers. This will be a good football game.

とても爆発力があり、いくつものビッグプレーを決めていて、フィールドのどの場所でも危険だ。スタジアムのファンの雰囲気も素晴らしい。我々にとっては、大変な挑戦になる。アウェーであり、様々な面でいいプレーを見せる強敵との対戦だ。スティーラーズに敬意を持っている。いい試合になるだろう。

 

(スポンサーリンク)

 

Q: Heinz Field is obviously one of the tougher environments to play in. But given your history there and the intensity, is it one of the environments you enjoy playing in more?

BB: Yeah, it’s tough there. I mean, I’m not really worried about the other games that have happened there or haven’t happened there. It’s all focused on this one. We’ll see how it goes on Sunday.

 Q:ハインツ・フィールドはリーグの中でも、ロードチームには厳しい雰囲気になるスタジアムです。しかし、ペイトリオッツの過去の成績(※)や強さを考えると、チームとしては戦うのが楽しい場所と言えるのでは?

ビル・ベリチック:ああ、厳しい場所だ。とは言え、今までに起きたことや、今までに起こらなかったことには興味はない。今週の試合に集中することがすべてだ。日曜にどうなるかを待とう。

(※訳注:ハインツフィールドオープンの2001年以来、ペイトリオッツはこのスタジアムで4勝2敗です)

 

Q: When you say it looks like it usually does with Pittsburgh, are you also talking about schematically? I know defensively they’ve had the same system over the years.

BB: Yeah, [Keith] Butler’s been there five years, Tomlin’s been there 13 or whatever it is. Yeah.

 Q:先ほど、従来のピッツバーグと似ているとお話しでしたが、それはスキーム面も含めて、ということでしょうか? ディフェンス面で、ここ数年同じシステムと思われますが。

ビル・ベリチック:ああ、DCキース・バトラーは5年(※)、HCマイク・トムリンは13年ほど務めている。そうだ。

(※訳注:実際には、キース・バトラーは2003~14年LBコーチ、DC昇格は2015年からのようです)

 

Q: They have a new offensive coordinator. How many changes or similarities do you see this year offensively?

BB: It’s pretty similar. I mean, Randy’s [Fichtner] been there for like 11 years, nine as the quarterback coach. So, I think he and [Ben] Roethlisberger obviously have a good feel for each other, and certainly the passing game. They’re very, very proficient.

 Q:オフェンシブコーディネーターは今季から変わっています。オフェンスとしては昨季とどの程度変わっていますか、それとも似ていますか?

ビル・ベリチック:昨季までと似ている。(新任OCの)ランディ(・フィットナー)は既に11年ピッツバーグにいて、そのうち9年はクォーターバックコーチを務めていた。彼と(ベン・)ロスリスバーガーはいい感覚を共有していて、パスオフェンスを確立している。よく練られたオフェンスだ。

 

Q: Between their two starting receivers and two tight ends, it seems like a ‘pick your poison’ type of offense.

BB: Backs, too. Yep. [James] Washington, [Ryan] Switzer – they’ve got a lot of weapons.

 Q:先発WRの2人と、TE2人を考えると、「ピック・ユア・ポイズン※」タイプのオフェンスと思われますが?

(※訳注:毒を選べ、の意味。同時に守るのは困難で、誰を守ろうとしても結局は薄くなった部分を攻められてしまう、という含意)

ビル・ベリチック:RB陣も強い。WRには(ジェームズ・)ワシントンも(ライアン・)スウィッツァーもいる。彼らには武器となる選手がたくさんいる。

 

Q: With the running backs, is Jaylen Samuels used a little bit differently or has he been able to carry the same responsibilities as Conner has this year?

BB: He’s in there on every down. Yep, he’s been an every-down player for them.

 Q:ランニングバックとしては、ジェイレン・サミュエルズは今までとは少し違う使われ方になりそうでしょうか、それとも(ジェームズ・)コナーが果たしてきた役割を担うことになりそうでしょうか?

ビル・ベリチック:彼は、すべてのダウンで起用される選手だ。ああ、彼はエブリ・ダウン・プレーヤー(※)だ。

(※訳注:RBは、サードダウンでレシーブ能力に優れたタイプを起用することも多く、サードダウンのパスシチュエーションでも使われる万能タイプの選手を「every-down player」と言います)

 

Q: At the combine, he was listed as a tight end. Do you know why that is?

BB: He played a lot of different positions at N.C. State. They used him as a slot receiver, tight end, running back, a little bit of fullback. So, he did a lot of different things, very athletic guy, good in the passing game, good with the ball in his hands. He’s a guy they try to get the ball to and they put him in a lot of different spots.

 Q:コンバインでは、彼はTEとしてリストされていました。理由をご存じですか?

ビル・ベリチック:NCステート時代、様々なポジションでプレーしていた。スロットレシーバー、タイトエンド、ランニングバック、フルバックも少しはやった。彼はいろんなことをした。身体能力に優れ、パスゲームで活躍し、ボールをこぼさない。いろんな場面やエリアで、彼はボールを預けられてきた。

 

Q: Do the Steelers do anything similar in terms of moving him around?

BB: He’s basically played running back for them. I mean, if they go empty, he’s out, detached in some empty formations. But, most of it’s 11 personnel, and they use their backs the way they’ve used him – the way they used [Le’Veon] Bell, [James] Conner – split out some, mostly in the backfield.

 Q:スティーラーズとしては、彼を(カレッジ時代と同様に)様々なポジションで使おうとするでしょうか?

ビル・ベリチック:基本的にはランニングバックで起用されてきた。つまり、エンプティにするなら、彼は出場しない。エンプティフォーメーションの場合はサイドラインに下がる。とは言え、それはどのランニングバックについても同様だ。(レベオン・)ベル、(ジェームズ・)コナーでも。レシーバーのポジションにつくこともあるが、だいたいはバックフィールドに配置される。

 

Q: How much has JuJu Smith-Schuster added to their offense?

BB: Yeah, he’s a dynamic player, tremendous player – great with the ball in his hands, great hands, makes some spectacular catches, hard to tackle, so he’s very good.

 Q:ジュジュ・スミス・シュースターの存在は、彼らにとってどれほど大きなものでしょうか?

ビル・ベリチック:ああ。彼はダイナミックで、恐るべき選手だ。レシーブ能力が素晴らしく、とてもいい手を持っている。信じられないキャッチをして、タックルで捕まえにくい。とてもいい選手だ。

 

Q: Is it among the biggest challenges in terms of the secondary covering Antonio Brown and Smith-Schuster?

BB: Yeah, you’re not going to get anybody better than these two guys, plus the quarterback. They’ve got a lot of other guys, too, but I mean, these two receivers are elite – elite elite.

 Q:ペイトリオッツのセカンダリーにとっては、アントニオ・ブラウンとスミス・シュースターを同時に抑えるのは大変困難なことになりそうですね?

ビル・ベリチック:ああ。彼ら2人以上の選手を探すことはできないだろう。それにQBもいる。他の選手たちもいる。ただ、あの2人のレシーバーはエリートだ。稀有な選手だ。

 

(スポンサーリンク)

 

鯖缶より:今週も、ベリチックの記者会見の模様を紹介しました。冒頭部分以外では、前週FGをミスしたゴスカウスキーに対して、「Nobody takes it more seriously than Steve does.」(すべてのキックを決めるという目標を)スティーブが一番真剣にとらえている、と話す場面もありました。また、とても悔しい負け方で3連敗しているスティーラーズに対して、「負けず嫌いばかりの集団が、自信をなくしたりすることなどない。彼らのベストと戦うことになるだろう」とも話しています。ぜひ元記事をチェックしてみてください。


昨年の対決では、キャッチに見えたスティーラーズのTDがインコンプリートと判定が覆り、その後にはフェイクスパイクから投げたパスがインターセプトに終わるスティーラーズにとっては悔しすぎる幕切れでした。今季の対決でどのようなドラマが起こるか、楽しみです。


(※昨季の対戦のハイライトを貼っておきます。おすすめです↓)

www.youtube.com

 

(ツイッター、フォローお願いします↓)

(あわせてこちらもどうぞ↓)

nfl.savacan3rd.com

nfl.savacan3rd.com

 

 

Belichick: The Making of the Greatest Football Coach of All Time

Belichick: The Making of the Greatest Football Coach of All Time

 

(↑Amazonのリンクです)