鯖缶NFL三昧

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【ペイトリオッツ】ドラフト3巡目指名OLヤドニー・カジュースト記者会見

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ペイトリオッツの2019年ドラフト選手の記者会見を、順番にチェックしていきます。ペイトリオッツは、3巡目に3選手を指名しましたが、今回は全体101位指名、ヤドニー・カジュースト(Yodny Cajuste)です。

 

※Yodny Cajusteのカナ表記ですが、他にもいろいろありそうです。僕の調べた範囲では、ファンやアナリストもいろんな発音をしていました。本人がどのように発音しているのかを確認するのが一番だと思うのですが、見当たらず・・・ ひとまず、ニック・カセリオ(ペイトリオッツのプレーヤーパーソネル部長)の発音に近そうな、「ヤドニー・カジュースト」としました。

 

www.youtube.com

(↑コンバインの時の動画を貼りつけておきます)

 

球団公式サイトにアップされていたトランスクリプトから、僕が面白いと思った部分を抜粋して紹介します。


【引用元】

www.patriots.com

(以下の英文コメントは抜粋して引用したものです。訳は当ブログで作成しました。ぜひ元記事で全文をチェックしてみてください)

 

Q: What was your reaction to getting the call from the Patriots?

Yodny Cajuste: I was very excited. Words can't explain how excited I felt when I got that call. I'm just blessed to be a Patriot right now.

 Q:ペイトリオッツから電話を受けた時はどんな反応でしたか?

ヤドニー・カジュースト:最高だった。電話を受けた時どれほど興奮したか、言葉では言い表せない。神の恵みのおかげでペイトリオッツの選手になれた。

 

Q: Given your health right now, could you do any physical activities or was it mostly just interviews with teams?

YC: I don't want to talk about injuries right now.

 Q:現在のケガの状態を考えると、(今練習があったとすれば)体を動かすプログラムに参加できますか? それともチームとの面談程度になるでしょうか?

ヤドニー・カジュースト:ケガについては、今は話したくない。


※下記リンク先の記事によれば、カジューストはドラフトの1カ月ほど前にquad muscle(大腿四頭筋)の手術を受けており、「3カ月離脱」となっていました。ケガの心配がなければ1巡目指名の期待もあった選手の1人として彼を紹介しています。参考記事↓

Report: West Virginia OT Yodny Cajuste has quad surgery, out 3 months

 

Q: Have you played any on the right side? I know you played mostly on the left side in college.

YC: Right, yes. I played right tackle in high school, and my first year at West Virginia when I redshirted I played right tackle.

 Q:右サイドでプレーした経験はありますか? カレッジではほとんど左サイドでプレーしていたと思いますが。

ヤドニー・カジュースト:ああ。ハイスクールではRTだったし、(カレッジの)ウエストバージニアに入学してレッドシャツだった頃は、RTでプレーした。

 

※「redshirt」はカレッジスポーツの用語。選手登録できる期間に期限があるため、入学1年目などに選手登録せずに練習のみさせること。ウィキペディア貼りつけておきます↓

Redshirt (college sports) - Wikipedia

 

※カジューストは、ウェストバージニアに5年在学。在学1年目をレッドシャツで過ごし、在学2年目が登録選手としての1年目だったようです。

Yodny Cajuste - Football - West Virginia University Athletics

 

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Q: What would you say is your biggest strength as a player?

YC: I would say I work extremely hard. I take coaching. I would say that would be my biggest strength.

 Q:自身のプレーヤーとしての最大の強みは?

ヤドニー・カジュースト:ものすごく必死に練習するところだ。コーチングを受け入れる。それが自分の最大の強みだ。

 

Q: How familiar are you with Patriots offensive line coach Dante Scarnecchia?

YC: Real familiar. I know he's one of the greatest football coaches in the NFL right now. I'm just ready to learn as much as I can from him, soak up as much as I can from him.

 Q:ペイトリオッツのOLコーチ、ダンテ・スカーネキアのことはどの程度知ってますか?

ヤドニー・カジュースト:かなり知ってる。現在のNFLの中で最高のコーチの1人だ。彼からできるだけのことを学び、吸収するつもりだ。

 

Q: How did you know about him?

YC: Just my knowledge of football. Growing up, I always watched football, just studying the game. I always knew about Dante Scarnecchia and the guys he's coached, so that's how I knew about him.

 Q:どうやって彼のことを知ったの?

ヤドニー・カジュースト:ただ、フットボールの知識として。子どもの頃から、フットボールはいつも見て、ゲームを学んでいた。ダンテ・スカーネキアのこと、彼が指導した選手たちのことはその過程で知っていた。

 

Q: How do you feel like your college offense prepared you for the next level?

YC: I mean, just the fact that we ran a lot of no-huddle in college, and to run no-huddle, you've got to be in shape. You know, there's times where you run 14, 15-play drives at a time, so I feel like just having an opportunity to know that you've got to be in great shape to play offensive line, I feel like that prepared me a lot.

 Q:カレッジのオフェンスを通じて、次のレベルへの準備はできていると感じますか?

ヤドニー・カジュースト:例えば、ノーハドルを何度もプレーした。ノーハドルをやるためには、(それができる)体を保たなければいけない。14、15のプレーが続くドライブだってあり得るんだ。オフェンスラインでプレーするには、体がなまっていては無理だと知ることができた。それだけでも、俺には心の準備の1つだ。

 

Q: At the combine, Will Grier said that you guys took some things from the Patriots offense. Did that also translate to the offensive line? Did your group watch film on them in college?

YC: Right, definitely. Always just being in college, watching the Patriots, a team who's won countless amount of Super Bowls, we always used to watch those guys, see how they do it, try to translate it into our system.

 

Q:コンバインでウィル・グリアーが、ウェストバージニアはペイトリオッツのオフェンスから取り入れてるものがあると言っていました。それはオフェンスラインも同様ですか? ペイトリオッツのフィルムを見ていましたか?

※ウィル・グリアーはウエストバージニア大QB。カジュースト(全体101位)の1つ前(100位)でパンサーズに指名されました。

 

ヤドニー・カジュースト:ああ、まさにそのとおりだ。カレッジでは、いつもペイトリオッツを見ていた。数え切れないほどスーパーボウルを制覇したチームだ。彼らのプレーを見てそれをチームのシステムに取り入れようとしていた。

 

Q: How exciting is the prospect of trying to earn your place on this offensive line and block for a quarterback like Tom Brady?

YC: It's definitely exciting, man. I'm ready to learn as much as I can from the vets and the guys who have already been there and learn as much as I can from Coach Scarnecchia. It's definitely exciting. I can't wait.

 Q:ドラフトされた新人として、トム・ブレイディを守るためのオフェンスラインのポジションを争うのは、やはり楽しみですか?

ヤドニー・カジュースト:もちろん興奮してる。ベテラン選手、すでにチームにいる選手からも、スカーネキアコーチからも、できるだけ多くを学ぶつもりだ。すごくエキサイティングだ。待ちきれない。

 

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【鯖缶より】

マンガ「アイシールド21」でアメフトを知った僕としては、「男は黙ってQB守る」みたいな美学がラインマンのイメージなのですが、カジューストもそんな感じがして非常に好感を持ちました。ペイトリオッツについて、「a team who's won countless amount of Super Bowls(数え切れないほどスーパーボウルを制覇したチーム)」というのはかなり面白い。4回だろうが5回だろうが6回だろうが(※6回です)、「すごく勝ってる」で終わらせる感じがラインマンっぽいと思いました(あくまで僕の偏見です)。


テキストだとそれほど感じないかもしれませんが、音声で聞いてみるとやや口下手というか、言葉少なに語る感じが伝わってくると思います。(引用元の記事には、音声のリンクも貼ってありますので、ぜひチェックしてみてください)そんな彼が、スカーネキアコーチの話を振られるとやや饒舌に、積極的に話し始める感じも、個人的にはツボでした。引用した箇所では紹介できませんでしたが、ハイスクールまではバスケの選手だった、というのもなんともマンガを超えたスケールを感じさせます。


あと印象に残ったのが、「ケガの話は今はしない」の発言。ユーモアでかわすわけじゃなくシンプルに気持ちを答える話し方もいいと思いましたし、記者たちもその質問を繰り返すこともなかったのも好きでした。

 

質問、訂正、補足、リクエストなどがあればどうぞ遠慮なさらずコメントください! お答えできるかはわかりませんが、ブログのネタにもなりますので大変助かります!

 

 

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