鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

NFL2018スタッツ・ランキング振り返り④(オフェンス個人スタッツQB以外編)

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NFLの2018シーズンのスタッツを振り返って、面白いと感じたデータを書き出してみました。2019シーズン開幕を楽しみにする、注目ポイントが1つでも増えたらうれしいです。


今回はQB以外のオフェンスの個人スタッツについてのランキングを見て、それぞれ上位5人と、注目ポイントを書き出しました。順番に見ていきましょう。

 

(もくじ)

 

 

(今回の記事は、下記サイトのデータを参照しました。ダラダラ見てるだけで楽しいと思います。リンクを貼っておきます↓)

www.pro-football-reference.com


ラッシングヤード

1位 エゼキエル・エリオット(DAL) 1434
2位 セイクオン・バークリー(NYG) 1307
3位 トッド・ガーリー(LAR) 1251
4位 ジョー・ミクソン(CIN) 1168
5位 クリス・カーソン(SEA) 1151

 

やはり、RBはまずはラッシングヤードが最大のアピールポイントになりますよね。レシーブやブロックも重要でしょうし、複数のRBでスナップを分けるオフェンスもいいですが、エリオットのように「これぞエースRB」というのは魅力があります。15試合出場で100ヤード以上離してのトップなのもすごいところです。

 

ルーキーのバークリーは見事でした。新人RBは他にも、フィリップ・リンジー(DEN)が1037ヤード(9位)、ニック・チャブ(CLE)が996ヤード(10位)と活躍しました。


ラッシングアテンプト数

1位 エゼキエル・エリオット(DAL) 304
2位 セイクオン・バークリー(NYG) 261
3位 デイビッド・ジョンソン(ARI) 258
4位 トッド・ガーリー(LAR) 256
5位 エイドリアン・ピーターソン(WAS)251

 

チームがそのRBにボールを渡した回数なので、「エースランナー度」を表した指標と言えるかもしれません。1000ヤードに届かなかったデイビッド・ジョンソン(940ヤードで全体13位)でしたが、16試合に出場して稼働したのは確か。今季に期待です。

 

そして、ピーターソンは「復活」と言ってもいいシーズンだったでしょう。1042ヤードで全体8位。ランキングのほとんどが若手ランナーで占められているなかで、まだまだエースを務められることを示しました。


ラッシングTD

1位 トッド・ガーリー(LAR) 17
2位 アルビン・カマラ(NO) 14
3位 デリク・ヘンリー(TEN) 12
4位 ジェームズ・コナー(PIT) 12
5位 セイクオン・バークリー(NYG) 11


ガーリーとカマラは、それぞれラムズとセインツの無双オフェンスを象徴した選手でした。タイタンズのヘンリーは、プレーオフの懸かったシーズン終盤に大活躍した印象です。今季も存在感を増してくる可能性は十分ありそうです。

 

チャージャーズのメルビン・ゴードンは10TDで6位。12試合出場だったことを考慮すれば、なかなかの数字を残しています。エリオットは、6TDで20位に留まりました。QBダク・プレスコットも6TDを挙げており、チャンスを分けあった格好でしょうか。

 

ラン1回での平均獲得ヤード

1位 アーロン・ジョーンズ(GB) 5.5
2位 フィリップ・リンジー(DEN) 5.4
3位 ケリオン・ジョンソン(DET) 5.4
4位 マット・ブリーダ(SF) 5.3
5位 ニック・チャブ(CLE) 5.2

 

顔ぶれが随分変わりました。アーロン・ジョーンズは開幕2試合を出場停止、シーズン最後2試合をひざのケガ(IR入り)で欠場しており、チームの不発もあってあまりいいシーズンではなかったかもしれませんが、この部分では数字に残る活躍だったと言えそうです。

 

※この平均獲得ヤードのランキングは、PRO FOOTBALL REFERENCEから出していますが、100キャリー以上の選手のみのランキングです。例えば、ペイトリオッツのWRジュリアン・エデルマンはシーズンで9回のランで107ヤード獲得。平均11.9ヤードですが、そういった選手は除かれています。

ちなみに、99回のアテンプトで551ヤード走ったQBデショーン・ワトソンは1回平均5.6ヤードでアーロン・ジョーンズを上回っており、あと1回走ればランキングでトップでした。QBが走った場合の平均ヤード数は高く、プレスコット(7.3)、ジョシュ・アレン(7.1)、ボートルズ(6.3)、ロジャース(6.3)、ダルトン(6.2)などでした。QBの場合は、走れる状況を見極めて走っているので、平均ヤードが伸びるのかもしれません。

 

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レシービングヤード

1位 フリオ・ジョーンズ(ATL) 1677
2位 デアンドレ・ホプキンス(HOU) 1572
3位 マイク・エバンス(TB) 1524
4位 タイリーク・ヒル(KC) 1479
5位 ジュジュ・スミス・シュースター(PIT) 1426

 

スターの名前がずらりと並びました。相手ディフェンスに警戒されながら結果を残した選手ばかりと思います。

 

TEでトップはジョージ・キトルの1377ヤード(全体8位)。RBでトップはクリスチャン・マキャフリー(CAR)の867ヤード(全体28位)でした。

 

パスターゲット数

1位 フリオ・ジョーンズ(ATL) 170
2位 デバンテ・アダムス(GB) 169
3位 アントニオ・ブラウン(PIT) 168
4位 ジュジュ・スミス・シュースター(PIT) 166
5位 デアンドレ・ホプキンス(HOU) 163

 

そのWRがパスターゲットになった数です。アダムスとブラウンはそれぞれ15試合での数字ですから、1試合平均にすれば彼らがフリオ・ジョーンズを上回ります。

 

それにしても、スミス・シュースターとブラウンの2人には文字どおりパスを「投げまくり」だったんですね(QBロスリスバーガーはパスヤードリーダーでした)。2019シーズンはチームが別れたので、数字がどう変わるかにも注目です。

 

TEでトップはザック・アーツ(PHI)の156(全体6位)、RBでトップはクリスチャン・マキャフリー(CAR)の124(全体18位)でした。


レシービングTD数

1位 アントニオ・ブラウン(PIT) 15
2位 デバンテ・アダムス(GB) 13
3位 エリック・イーブロン(IND) 13
4位 タイリーク・ヒル(KC) 12
5位 デアンドレ・ホプキンス(HOU) 11


トップはアントニオ・ブラウン。ジュジュ・スミス・シュースターの7回(全体16位)の2倍以上の数字ですから、この部門では面目を保ちました。

 

イーブロンは、ライオンズにいた4年間で11TDでしたが、コルツに移籍して1年でそれを上回るTDの荒稼ぎ。コルツの復活を牽引しました。

 

RBでのトップはジェームズ・ホワイト(NE)、カリーム・ハント(KC)の7回で、全体では16位タイです。

 

レシーブ成功率

1位 ディオン・ルイス(TEN) 88.1%
2位 マット・ブリーダ(SF) 87.1%
3位 クリスチャン・マキャフリー(CAR) 86.3%
4位 マイケル・トーマス(NO) 85.0%
5位 ジャクィズ・ロジャース(TB) 84.4%

(※レシーブ回数30回以上でのランキングです)

 

1、2、3、5位にRBがランクイン。RBへはショートパスがほとんどなので、レシーブ成功率も当然上がります。そんななか、マイケル・トーマスの85.0%(125/147)は、異常な高さではないでしょうか。エースCBにマークされる状況がほとんどだと思いますが、脱帽というよりありません。


1レシーブでの平均獲得ヤード

1位 デショーン・ジャクソン(TB) 18.9
2位 ジョシュ・ゴードン(CLE/NE) 18.0
3位 マイク・エバンス(TB) 17.7
4位 タイリーク・ヒル(KC) 17.0
5位 ジョン・ブラウン(BAL) 17.0

 

こちらは、ロングパスのターゲットが並んだ印象でしょうか。デショーン・ジャクソンは、キャリアでプロボウル3回選出のスピードスターWR。2019は古巣のイーグルスに戻ります。要所での活躍が見られそうな予感がします。

 

ペイトリオッツは、WRクリス・ホーガン(平均15.2ヤードで全体18位)がFAでパンサーズへ移籍。またTEロブ・グロンカウスキー(平均14.5ヤードで全体25位)が引退でロングパスターゲットが抜けた状態と言えます。ランとショートパスを組み合わせるスタイルが基本となりそうですが、だからこそロングパスがあるかないかでオフェンスの総合力が変わってきそうです。新戦力がフィットするか注目したいです。


スクリメージヤード

1位 セイクオン・バークリー(NYG) 2028 
2位 エゼキエル・エリオット(DAL) 2001
3位 クリスチャン・マキャフリー(CAR) 1965
4位 トッド・ガーリー(LAR) 1831
5位 フリオ・ジョーンズ(ATL) 1689


レシービングヤードと、ラッシュヤードを合計した数字です。オフェンスの怪物たちがズラリと並ぶランキングで、6位以降もタイリーク・ヒル、アルビン・カマラ、デアンドレ・ホプキンス、マイク・エバンス、ジェームズ・コナーと続きます。

 

それにしても、バークリーは大当たりのルーキーシーズンだったことが分かります。ジャイアンツがチーム全体で5697ヤードなので、その35.6%は彼がゲインしたヤードとなる、恐るべき数字でしょう。オデル・ベッカムが抜け、WR陣にケガが出て迎える2019には、さらに負担が集中するはずで、少し心配なほどです。

 

クリスチャン・マキャフリーも大車輪の働きを見せた1年でした。ファンとしては、「他の選手が数字を伸ばせるか」に期待しているかもしれません。

 

また、今季はもちろんレベオン・ベルにも大注目です。2017シーズンはスクリメージヤードが1946ヤードで全体2位(1位はガーリー)、2016シーズンは12ゲーム出場にも関わらず1884ヤードで全体3位(1位hデイビッド・ジョンソン、2位はエリオット)でした。1年全休して臨む今季、今までを凌駕する数字を残すのか、期待を裏切る失速を見せるのか、どちらに転ぶのか予想がつきません。

 

トータルTD

1位 トッド・ガーリー(LAR) 21
2位 アルビン・カマラ(NO) 18
3位 セイクオン・バークリー(NYG) 15
3位 アントニオ・ブラウン(PIT) 15
5位 メルビン・ゴードン(LAC) 14
5位 カリーム・ハント(KC) 14
5位 エリック・イーブロン(IND) 14

 

レシービングTDとラッシングTDを合計した数字です。5位に入ったカリーム・ハントは11ゲームでこの順位ですから、大活躍だったことが分かります。シーズン中の出場停止はファンにとっても、チームにとっても、もちろん本人にとっても痛恨でした。ブラウンズに移籍したハントは、セカンドチャンスをつかめるのでしょうか。

 

また、同じく14TDのメルビン・ゴードンも12試合での数字です。ゴードンは、1試合平均の獲得ヤードで全体9位。大スターとしての評価や実績には少し足りないかもしれませんが、5年目(新人契約の最終年)の今季には結果を残したいでしょう。(※7月現在はホールドアウト中のようですが…)

 

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おわりに

今回はここまでとします。例えば、RBの比較をしようと思っても、オフェンスラインの力、プレーコール、特定選手への依存度などの要素を同じにしないと比べる意味はあまりないはずなので、スタッツだけ見てもしょうがないのですが、それはそれとして、スタッツの表を眺めているだけで、今季の注目ポイントをいくつか思い出せました。

 

ペイトリオッツファンの僕としては、ペイトリオッツの選手の名前がほとんど出てこなかったのは少し残念ですが、「大エース1人」よりも「小兵3人を交代で使う」というペイトリオッツがチャンピオンになるのがアメフトの面白いところとも思います。開幕が、楽しみです!

 

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