2020年10月19日(月)続き
さて、日本時間2時開始のDEN@NEを見終わって、NFL時間からはいったん離脱。ここで僕は仮眠に入る。
日曜に子どもたちの運動会があって、会社勤務は有給をもらっていたので、「翻訳仕事に使える時間、普段より1日多いじゃん」と思ってたけど、それは錯覚だった。月曜が、振替で学校が休みになるのである。
それで、息子のリクエストで外出する約束なんである。GB@TB見たいし、あと少しで終わるはずの翻訳仕事(火曜締切)も片づけて気が楽になりたいんだけど、まあ仕方ない。
7時半に起きて、8時半に出発。行き先は、スカイツリー、というかスカイツリーの根元にある「カービィカフェ」だ。コロナ対策の休校期間中に、「星のカービィ」の雑誌を息子が見ていて、それに宣伝が載っていたらしい。
カービィカフェ、値段高すぎぃぃぃ! とかテンション下がるんだけど、これは「カービィカフェ」が悪いんじゃなくて、自分でも驚くことに、僕はまだ学生気分が抜けてなくて(!)、「家族4人分の料金(食事とデザートで12000円)」を見ると「マジかよ」と思ってしまうのだ。何をするにせよ、4人分だと高い。
と、デザートが来る時に、店員さんからお誕生日おめでとうの声と拍手。そうだ。そもそも誕生日のお祝いとして来るつもりで、それがずっと延期になってたんだ。妻が予約した時に「誕生日のお祝い」と頼んでいたらしい(※違う日でもOKのようです。)。本当は今日が誕生日じゃないけど、特別な日、ということなんだった。息子よ、すまん。値段に覚悟ができてなくてテンション下がっていた父を許してくれ。
カービィカフェと、すみだ水族館に行って帰宅。まあ、1日の中で、息子が一番テンション上がってたのは「小1になってはじめて与えられた自分用のSuica」で「自販機のドリンクを買う」という140円の体験なんだけど。プライスレス。
15時半ぐらいに帰宅。運のいいことに、行き帰りの電車が空いていて、座って眠ることができたので、目は割とスッキリ。翻訳仕事のリライトを最後までやって、夕食後にチェックを半分終了(これは自慢なんですけど、僕の原稿チェックは6工程ありまして、そのうち3つの工程を終わらせたということです。このブログの文章は誤字脱字表記揺れだらけなので説得力ありませんが)。21時に就寝。
10月20日(火)
朝3時起きして、1時間で翻訳仕事の原稿チェックを終了。そのままメールで納品。さて、GB@TBを観戦する。40分モードでなく、リアルスピードでの観戦。
というか、これ、ロジャース対ブレイディじゃないか。2018シーズンに対戦があった時に、「これが2人の最後の対決なんだろうな」とか思ったんだよな。(たぶん次にパッカーズとペイトリオッツが当たるのは2022シーズンで、その時にはさすがのブレイディも引退してるのかな、と)
でも、ブレイディがバックスに移籍したので、また対戦があった。なんと贅沢な。先週はフォールズとのスーパーボウル再戦の対決だったし、ブレイディ対ブリーズはもう1試合あるし、ブレイディ対マホームズ、ブレイディ対ライアン(2試合)も残ってる。マット・パトリシアHCのライオンズとの対戦もある。
なんというか、ブレイディに惚れ込んでペイトリオッツファンになった僕にとって、今季は「今までと同じ熱量でNFLを楽しめるか」が不安なシーズンだった。でも、いざ始まってみると、やっぱりペイトリオッツは思い入れを持って応援しできる。ペイトリオッツの応援は、「昨季までで一度完結した物語の、正当的な続編」を読んでる感じがある。
そして、「ブレイディinバックス」は、「好きなマンガのスピンオフ」を追いかけてる感じ。原作マンガのファンとしては、最初は複雑な気持ちもあって、「素直に喜んでたまるか」みたいな気持ちもあったんだけど、いざ読んでみると、ハマっちゃう、みたいな。「おいおい、グロンクが引退撤回して移籍すんのかよ。演出が大味なんだよ」とか言いながらも、やっぱりハラハラしちゃう。
2020ブレイディ「TB12 in TB」の最高の展開としては、プレーオフでラムズ、シーホークスとスーパーボウルの再戦を勝ち、NFCチャンピオンシップではガラポロとの「下克上」対戦。スーパーボウルではペイトリオッツと対戦、みたいな。どうだろう。この筋書き。僕は「安易すぎるでしょwww」とツッコミながらも1ヵ月会社行けないぐらい夢中になってプレーオフ追っちゃうな。
さて、試合はバックス応援の僕としては当然大満足。いきなり10点差つけられて、オフェンスもほぼ仕事できていない状況でのGB3回目のドライブでピック6。これはデカすぎる。さらに、次もインターセプトおかわり。リターンもデカくて、あっという間に10対14。なんだこの爆発力。ロジャースとしては、悪い流れに気持ちを切り替える間もなくボールをもう1回持たされた感じか。ノーマークになったTEに、ノーマークすぎて逆にパスミス、みたいなシーンもあった(解説のエイクマンは、「インターセプトが頭をよぎって、慎重に遠目に投げたのが投げすぎになった」的なコメントをしてた気がします)。
そして、この日はグロンクも復活をかなりアピール。TDレシーブもあったし、3人に囲まれたタフな状況でのレシーブもった。こうなればもう興奮しかない。早朝の静まり返った自宅で、イヤホンを着けた中年が無言で握り締める拳。じっくり握り締めて、そのまま「アタックチャンス」みたく2回ぐらい振ったよね。
バッカニアーズディフェンスの強さは、スプラトゥーンのスペシャルウェポンでいえばジェットパックか。勝負どころで相手を連続キルすれば状況を一気に変える爆発力がある。シカゴ戦の悔しい敗戦が薬となったのか、(特にOLの)ペナルティがなくなったのもデカい。「自滅さえしなければ、どこかで流れを引き寄せるパンチ力を持ってるんだ」と、チームが自覚できたら強いよね。さすがに今後のシーズンにも期待してしまった。
(ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓)
(続く)
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