鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

NFL観戦日記2020:week7④(032)

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2020年10月28日(水)

ペイトリオッツのシーズンがピンチでも人生は続く。いや、むしろ仕事があって助かったのかもしれない(←失恋した恋愛マンガのヒロインかよ)。翻訳仕事はまあまあはかどって、日曜納品のメドが立った。


おそらくここ数年で加速した傾向なんだろうけど、動画配信サービスでは、ドラマが「シーズン6まで一気に配信開始!」みたいな感じなので、当然翻訳作業も「せーの」で行われる。どうなるかっていうと、「シーズン1の全話を1人の翻訳者がこだわり抜いて翻訳する」という贅沢な世界ではなく、「30人ぐらいの翻訳者が1人4話ぐらいずつ担当」みたいな世界。


で、大抵のドラマは「シーズン1」が一番面白くて、だんだんグダグダになっていくものだと思うんだけど、今僕の担当してるシーズンが、後半になって面白くなってきててウケる。学園モノで、ちょっとグダグダになってきたと思ったけど学年が変わって、メンバー一新、新しい主人公2人がかわいくていい。子どもの頃、「スタンド・バイ・ミー」を繰り返し見させられたので、「ちょっと周囲から誤解されるワルっぽい少年」に弱いのだ。


ああ、キャムよ。確かにNFLは「苦い結末」がほとんどだ。でも君ほどハッピーエンドが似合う人はいないだろ? ご都合主義でいいから、ピンチをチャンスに変えてくれ(結局NFLの話してる、っていう)


10月29日(木)

ペイトリオッツが2勝4敗になって、もはや「勝ち越してるチームは全員負けろ」という気分なわけであって、「シーホークス対カーディナルス? 両方負けろよ。え? どっちかは必ず勝つのかよ。SNFとか言ってクソゲー」と思って見てなかったけど、謎にネタバレ回避してるうちに時間が出来たので3日遅れで観戦。何だこれ。神ゲーじゃんか。アメフトの面白さ詰まりすぎ。


将棋の終盤の入口ぐらいで優勢なとき、「攻めても受けても勝ち、という盤面はかえって逆転しやすい」という。「受ける手でほぼ有効な手はないから、相手に詰めろの連続で攻めをつなげば勝ち」とか、「相手の最後の攻めを読み切って、受け潰せば勝ち」とか、勝つためのルートがはっきりしてる時の方がミスが出にくい、という。


4Qで、シーホークスは10点リード。カーディナルスのFGで痛恨のペナルティでドライブ継続からTDを許し、3点差まで縮まる。それでも、「攻撃であと1回ファーストダウン更新」しても勝ちだし、「守備で1ドライブ抑える」でも勝ち。だけど、こういう時にトドメが刺せないのもアメフトなんである。確実に40秒潰せる機会がある時に、なかなかパスは選択できない。


かくして、オーバータイム。ここでも、一度目のFG圏内のチャンスでカーディナルスは「1st&10でFG蹴ってもいいし、あと4ヤードぐらい稼いでからでもいい」みたいな場面でヤードロス。慌ててFGユニットを出すも、あやうくプレークロックなくなりそうになってタイムアウト、とチグハグなマネジメント。これも同じかなとか思った。


ラッセル・ウィルソンは経験も現状のプレーのクオリティもカイラー・マリーの上位互換だと思うけど、その差は年棒の違い程はないのかもしれない。ただ、その「ちょっとの差」で勝負が決まるわけであって、マリーがウィルソンに追いつくにはまだ「重要な試合での勝ち星」がかなり必要。でも、ひょっとしたらこの試合が実力を証明する1試合に数えられるのかもしれない。


それにしても、試合で一番のプレーはWRメトカーフの「インテーセプト直後に85ヤード鬼ダッシュで戻って、TDセーブの鬼タックル」だったはずで、そのメトカーフの決勝TDが幻(ペナルティで取り消し)だったなんて、なかなか悪くないシナリオだな。アリゾナのDCがOTで神コール2つ決めての勝利。クソ疲れる試合だっただろうに、最後まで脳みそに汗をかかせ続けた勝利ですか。ナイスゲーム。


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