さあ、いよいよ「スーパーワイルドカード」が目前に迫っています。2日連続でのトリプルヘッダーははじめてのことで、僕も「はたして全部楽しんで見られるのか?」とやや戸惑う気持ちもあります。
さて、バッカニアーズとトム・ブレイディを中心に、いくつか記事をチェックしましたので、いくつか紹介します。
(リンクを貼っておきますので、ぜひ全文をチェックしてみてください。以下、英文部分は各記事からの引用です)
NFL公式より、「プレーオフで信頼できるQBランキング」。
2020シーズンと、過去のプレーオフでの実績を総合してのランキング、と。(複数の記者の投票でランキング)
(ランキング記事は、ちょっと凝った言い回しをしないと記事として面白くないので、英語の勉強に最適な気がします)
1位:パトリック・マホームズ
I suppose he'll even probably lose again in the playoffs at some point in his life. But I know there are few things more trustworthy in this universe right now than Patrick Mahomes on a football field.
「彼がプレーオフで再び負けることだって、彼の人生の中でいつか起こるだろう。でも今や、フットボールのフィールドにいるパトリック・マホームズよりも信頼できることなんて、この宇宙にほとんどない、ということも私は知っている」
3位タイ:トム・ブレイディ
It still seems right to me to slot Brady below two younger quarterbacks (Josh Allen and Ryan Tannehill) who have been more consistent this season.
「今季のプレーがより安定していた2人のQB(ジョシュ・アレン、ライアン・タネヒル)の下にトム・ブレイディをランクさせるのが正しいことのように私には思える」
But that limb I climbed out on is feeling a lot creakier after I reviewed Brady's easy destruction of the Falcons in Week 17
「しかし、week17にブレイディが容易くファルコンズを壊しているのを見た後では、(ブレイディの順位を下げるという考えは)もっと頼りないものに思えてきた」
Brady is personally responsible for more playoff victories (30) than Washington, his opponent this weekend, has managed in its organizational history (23).
「ブレイディは彼個人のPO勝利数(30)で、今週末の対戦相手であるワシントンのチーム史上のPO勝利数(23)を上回っている」
5位:ジョシュ・アレン
アレンは素晴らしいシーズンを送ったが、それなのになぜ5位かといえば、上位の4人(マホームズ、ロジャース、ブレイディ、ウィルソン)のプレーオフの経験を考慮してのことだ、と。
If Allen's next few weeks resemble his previous 17 weeks, it'll go a long way to quelling the quiet reservations we still hold for the third-year quarterback.
「アレンのこれからの数週間がここまでのの17週間に近い内容なら、この3年目のQBへの評価保留を取り消すのに、大きな役割を果たすことだろう」
バックス公式サイトより。「5 Bucs to Watch Against Washington(ワシントン戦で注目のバックス5選手)」
ILB Lavonte David
9年間バックスでプレー(球団で最長)し、ついにプレーオフへ。今季レギュラーシーズンは117タックル、12ロスタックル、1.5サック、2ファンブルリカバー、1INT。Devin WhiteがReserve/COVID-19 listから戻っておらず、重要な役目を担う。
DL Will Gholston
バックスに7年在籍のランストッパー。今季は相手QBにインサイドからプレッシャーをかける役目も増し、自身最多タイの3.0サック。彼とスーの存在でJPPとバレットが破壊力を発揮できるか。
WR Mike Evans
week17で膝を傷めたが軽傷と判明。木曜の練習に参加し、questionableのステータス。今季の起用のされ方を考慮すれば、欠場は考えにくい、と。もちろん無理はさせられないので、どう使われるかは注目、と、
QB Tom Brady
プレーオフ経験は、41試合、30勝、18シーズンともに史上最多。だが、地区王者ではなく、ワイルドカード枠でのプレーオフゲームはキャリア初、と。ブレイディはワシントンと今までに5戦して4勝1敗。1599ヤード、13TD、101.7パサーレーティング。
LB Jason Pierre-Paul
ジャイアンツでスーパーボウル制覇経験あり。また、同地区ライバルだったワシントンとはキャリアで13戦し、66タックル12.5サック、16ロスタックル、4ファンブルフォース。
「なぜブレイディのバックスは、スーパーボウルの有力候補となり得るか」(マット・キャセルの語るトム・ブレイディ)
(マット・キャセルはブレイディがケガでシーズンをほぼ全休した2008シーズンに、ペイトリオッツで先発を務めたQBです)
ブレイディがこれほどのタレントに囲まれるのはランディ・モスやウェス・ウェルカーのいた2007年以来、と紹介。
His expectation every year is, “How can I win the Super Bowl again?"
彼が毎シーズン考えることは、「どうやったらまたスーパーボウルに勝てるのか」だ。
It’s a failure in his mind to make it to the playoffs and lose, under any circumstances. And that's what makes him great.
どんな状況でも、プレーオフに進出しても負けてしまえば、彼にとってはそれは失敗だ。その貪欲さで彼は偉大な選手になった。
【鯖缶より】
個人的には、今季のバッカニアーズの試合は全試合見ているのですが、なかなか忙しくバッカニアーズの選手やチーム状況を詳しく知るような情報収集ができずにポストシーズンまできてしまいました。
そこで、ここ2週間ほどあわてていろんな記事に目を通しているところです。
ワイルドカードでは、「12月を上り調子で締めくくったブレイディ率いるバッカニアーズ攻撃陣」vs「強力DLのワシントン守備陣」が見所、という見方が多いように思います。
ワシントン攻撃陣対バックス守備陣はバックス有利のように思うので、バックスが負ける展開はなかなか考えにくい、というのが下馬評のようですが、はたしてどうなるでしょうか。楽しみです。
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