NFCチャンピオンシップは、第1シードのパッカーズ対第5シードのバッカニアーズになりました。バッカニアーズはシーズン後半の好調をプレーオフに入っても維持し、攻守が噛み合ってきています。パッカーズが本命であることは変わらないと思いますが、カンファレンスの王者を決めるのにふさわしい1戦になったのではないでしょうか。
バックスの公式ページに「バックスオフェンス対パッカーズディフェンス」についてのプレビュー記事が出ていました。僕が個人的に面白いな、と思った点を抜き出してメモしました。チェックしてみましょう。
(リンクを貼っておきますので、ぜひ全文を読んでください。以下、英文部分は記事からの引用です)
・両チームはレギュラーシーズンweek6で対戦し、ホームのバッカニアーズが38対10で勝利。パッカーズが今季7点差以上で破れた唯一のゲーム。
・パッカーズディフェンスはweek6の試合までで1試合平均27.8失点、347.4ヤード喪失。しかし直近の6試合では17.3失点、299.2ヤードとかなり改善している。
HCブルース・エリアンズのコメント
"We're such a different team than when we played back in November. Same thing – Green Bay's a different team than we played back then, so those games don't really matter anymore."
「私たちは(セインツに完敗した)11月とはまったく違うチームになった。同じように、グリーンベイもその時とは違うチームだ。もはや、過去の対戦など大した意味はないんだ」
・week6の対戦では2Qにバックスディフェンスが連続してインターセプト(うち1つはリターンTD)を決め、試合の流れを一気に変えた。また、ディビジョナルラウンドではセインツにターンオーバーの差で4-0だったのが勝敗を分けた、
(レギュラーシーズン、week6のハイライト動画貼り付けておきます。Youtubeに飛べば見られると思います↓)
TEキャメロン・ブレイトのコメント
"Ball security is job security, and if you want to win football games in the playoffs, you've got to protect the football. "
「ボールセキュリティが、ジョブセキュリティなんだ。もしフットボールでプレーオフの試合に勝ちたいなら、ボールを失ってはいけない」
・パッカーズのパスラッシュは好調。直近の7試合で計24サック、ディビジョナルラウンドのラムズ戦では4サックを挙げている。パスラッシュの主役はOLBザダリアス・スミス。2019シーズンにレイブンズからFAでパッカーズに加入して2年で25.0サック。2年ともプロボウルに選出されている。
・とは言え、バックスのパスプロテクションはチームの強みの1つであり、パスプレーでサックを喫したのは3.51%でリーグ2位の成績。RGスターターのアレックス・カッパがワシントン戦のケガでIR入りしたが、代わりにセインツ戦で先発したアーロン・スティニーは役目を果たした。
・ブレイディへのパスラッシュの圧力を軽減するために、直近の数試合のようにランゲームをバランスよく組み込むことも考えられる。パッカーズのランディフェンスは1ゲーム平均で112.8ヤードの喪失でリーグ13位。1キャリー平均は4.55ヤードでリーグ14位。
・パッカーズのセカンダリーは強力。ジャイア・アレクサンダーは13回のパスディフェンスでチームトップ。また、Next Gen Statsの調べでは、相手レシーバーに許したTDはシーズンでゼロ。
【鯖缶より】
球団公式ページのプレビュー記事から、いくつかポイントになりそうな部分をメモしました。
レギュラーシーズンのラスト4戦、オフェンスの練度を上げてきた感のあるバッカニアーズ。先週のセインツ戦では状況に対応し我慢強く攻められるそれまでと違った強さを見せてくれた感じもします。パッカーズ相手にも通用するでしょうか。楽しみです。
【過去記事】
QBフィリップ・リバースが引退を発表しました。2018シーズンのプレーオフで、ペイトリオッツに敗戦した直後のリバースの記者会見を、当ブログでも紹介しています。今読んでもグッとくる言葉が多いので、よろしければご覧ください↓
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