鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

鯖缶的NFL2021振り返り⑩(week10)

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NFL2021シーズンの個人的な備忘録、雑談コラムです。

(week10 もくじ)

 

 

MIAの「68番」が起こしたミラクル

 


何が起きたのか。ドルフィンズのラインマンが、なぜかパスをキャッチし、なぜかゴールラインに向けて突進し、見事なステップとアクロバティックなジャンプで、「幻のTD」を決めたのです。


(FOX Sportsより↓)

 


68番、ロバート・ハント。日本でもアメリカでも動画やコラ画像がタイムラインをにぎわしてくれました。「パスをレシーブしたら反則」なので、もちろん無得点。ファンブルするリスクを考えれば、ボールは叩き落とすのが正解だったのでしょうが、そういう理屈を超えた名シーンでした。実際、拮抗したモメンタムこの「幻のTD(ただの反則)」をきっかけに、ドルフィンズに流れていった気がします。NFLの面白さを感じさせてくれた名シーンでした。


(試合のハイライト動画のリンクです↓)

https://www.youtube.com/watch?v=RsJixGsuee0

 

ニュートンがパンサーズで復活したらしい

 

week10の驚きのニュースは、もちろんキャム・ニュートンでしょう。シーズン前にペイトリオッツからリリースされ、FAだったニュートンが、古巣のパンサーズに電撃復帰。復帰してすぐのカーディナルス戦では、先発はしなかったもののピンポイント起用で大活躍しました。


ゴール前1ヤード地点で初登場し、スナップを受けると右方向にランしてエンドゾーンに飛び込みます。


(パンサーズの動画ツイートです↓)

 


復帰1プレー目でいきなりTDを挙げる千両役者ぶり。ヘルメットをはずして「I'm back!」と叫んだのも、それでペナルティ(アンスポーツマンライクコンダクト)を受けたのも、完全に“ニュートン劇場”でした。


ニュートンは次の登場ではパスでTDを決め、パンサーズは首位のカーディナルスを倒しました。勝因はディフェンスであり、ゴール前までボールを運んだオフェンスを指揮していたのはPJウォーカーだったはずですが、この試合の主役はキャム・ニュートンだったと言っても誰も怒らないでしょう。


(試合のハイライト動画のリンクです↓)

https://www.youtube.com/watch?v=0ATlGTB6-sM


ライオンズ、シーズン初勝利を逃す

 

ライオンズ対スティーラーズ、オーバータイムで互いに点を取れず、引き分けに終わりました。オーバータイムに入って、ライオンズは決勝FGになるはずの48ヤードをミス、スティーラーズもFG圏内に入ったと思われたタイミングでのファンブルが2つ、とお互いに勝利を逃したオーバータイムでした。


決まる時にはいとも簡単に決まるはずのFGがなかなか決まらなかったり、「ファンブルさえしなければほぼ勝ち確定」の状況に限ってファンブルが出たり、こちらもある意味「NFLらしさ」が出た試合になったかもしれません。

 

(試合のハイライト動画のリンクです↓)

https://www.youtube.com/watch?v=EjE7K2i0Ndk


NEとTBが6勝で並んだ

 

バッカニアーズはweek10でワシントンに敗北。week8のセインツ戦に続き、(バイウィークを挟んで)2連敗を喫しました。QBハイニキが4Qに勝負強さを発揮して、19プレーで80ヤードを進むTDドライブを演出。10分26秒を潰すという「鬼」すぎる終幕でした。

 

19対23の4点リード、残り31秒での4th&goal。ワシントンはランプレーでTDを挙げ試合を決めました。TDで19対29になった状況でのエクストラポイントでワシントンは「ニーダウン」。これはまあ儀式のようなもので、もしキックがブロックされてリターンタッチダウンになれば2点なので、その場合の点差は8点。1ポゼッション差になってしまうで、残り29秒で追いつかれる可能性が残ってしまう、だからキックを蹴らずニーダウンで10点差を維持、という話。


この、4th&goalでの「GO」とエクストラポイントでの「ニーダウン」の流れが、「もう金輪際、絶対に、何が起きても負けないですよ」という意思表示で、10分間ボールを待ち続けていたブレイディはさぞ悔しかっただろう、と想像しながら見ていました。そりゃあベリチックも電話をかけたくなるでしょう(※妄想です)

 

(TB@WASのハイライト動画のリンクです↓)

https://www.youtube.com/watch?v=YYKocw9s070


week10 SNF KC 41 - 14 LV

 


マホームズの左手投げ。1Qの最初のドライブで出て、「ひょっとしてこれはスランプ脱出なのでは?」とか思いました。3rd&10の状況からファーストダウン更新に至らないようなプレーなので、特に「ナイスプレー」に数えられるような種類のパスでもなかったんだけど、判断に迷いがなかったように見えたので。

 

(動画ツイート↓)

 


「信じられないような身のこなし」とか「相手を手玉に取るような自由なプレー」が代名詞になったマホームズだけど、今季の不調時には味方にも自分にもミスが続いて、ただの「苦し紛れ」みたいになってしまっていた。ちょっとした判断の遅れで、難しいプレーを選んでしまい、当然成功率も下がるので、さらに難しいプレーが必要な状況になってしまう、というような悪循環。


この「左手投げ」が決まった時に、「このプレーは僕にとってはそれほど難しくないし、リスクなく決められる」と瞬間的に判断できてた感じが、復調を感じさせました。今シーズンのハイライトの1つとして、メモしておきたかった瞬間です。

 

(試合のハイライト動画のリンクです↓)

https://www.youtube.com/watch?v=Pl6LehQBgZI


week10まとめ

 

おまけ:NFLを思わせるコンビニ

 

 

今回はここまでにします。

 

week9の振り返りはこちら↓

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