毎年、シーズン前に発表される「NFLTOP100」。ペイトリオッツQBマック・ジョーンズがランクインしました。
「TOP100」は、記者の投票でオールプロとは違い、選手自身の投票で選ばれるランキング。ポジションを無視したランキングなので、「スター選手の印象ランキング」という感じの企画でしょうか。
マック・ジョーンズは85位にランクイン。「新人QB枠」としてやや“おまけ”の採点でランクインしたような気もしますが、それでも昨季の活躍をまとめたハイライトに、有名選手からの推薦コメントを織り交ぜた映像を見られて、ファンとしてはうれしかったです。
（YouTubeリンク※YouTubeに移動して再生可↓）
#85 Mac Jones (QB, Patriots) | Top 100 Players in 2022 - YouTube
マック・ジョーンズへのコメントをいくつか訳しましたので残しておきます。
マシュー・ジュドン（ペイトリオッツLB）
「マックはフィールド上の司令官だ。チームに合流した初日から、叫んで檄を飛ばし、ハドルを仕切った。初タッチダウンの時は、記念のボールを受け取らなかった。彼は、“俺が俺が”というタイプじゃない。チームを第一にする男だ」
ローレンス・ガイ（ペイトリオッツDE）
「一番すばらしかったのは、彼がリーダーになったことだ。僕らチームメイトといい関係を築いた。オフェンスラインの連中に愛されてる。尊敬されてることが分かるよ。頼りになるんだ。勝っても負けても、すべての試合で成長する。無様な試合があれば、そこから修正点を考える。上手くいった試合でもそれは同じだ。若手として、誰もが望むタイプの選手だ。理想のリーダーだ」
ジェリー・ジューディ（ブロンコスWR）
「ルーキーとして、ゆっくりだとしても毎週よくなった」
ブラクストン・べリオス（ジェッツWR）
「彼は自分が進歩する過程で、ゲームにおいて致命傷となるミスは多くはなかった。このリーグで、長年プレーできる選手になるよ」
デマリオ・デービス（セインツLB）
「特にシーズンの終盤でよくやった。彼のチームを、かつての水準の姿に戻したんだ。近年のドラフトにおいて、最も成功した指名のうちの１つだろうね。彼のキャリアは大きく躍進するだろう」
（※実際にはシーズン終盤は失速した印象ですが、やや適当なコメントも「選手が投票」という企画の趣旨上面白い点かもしれません）
プロボウルの試合中、マック・ジョーンズ本人の発言
「（TDを決めた後、レシーブしたスティーラーズWRディオンテ・ジョンソンを呼び止めて）なんで君に投げたか分かる？ 練習の時、君はちゃんと走ってただろ。他のみんなはジョグで済ましてた」
チャンドラー・ジョーンズ（レイダーズDE）
「彼はものすごい選手だ。ペイトリオッツに、長い期間貢献するだろう。俺はそう思うよ」
以上です。ぜひ引用元の動画をチェックしてみてください。「パスのコントロール」「リーダーシップ」「試合中に感情的になりすぎない」など、QBとしての器の片鱗は見せてくれたルーキーシーズン。2年目はどうでしょうか。試合終盤、シーズン終盤のクラッチな状況でチームをキャリーできるQBだと、証明してくれれば最高です。
【おまけ】
TOP100にランクインしたQBと順位
トム・ブレイディ（1位）
アーロン・ロジャース（3位）
パトリック・マホームズ（8位）
ジョシュ・アレン（13位）
ジョー・バロウ（21位）
マシュー・スタフォード（27位）
ラマー・ジャクソン（36位）
ジャスティン・ハーバート（40位）
ダク・プレスコット（44位）
カイラー・マリー（57位）
ラッセル・ウィルソン（61位）
デレク・カー（65位）
マック・ジョーンズ（85位）
カーク・カズンズ（99位）
（マック・ジョーンズはQBとしては13位。QBがTOP100にたくさん入るのは、面白いような、つまらないような、微妙なところかもしれませんね）
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