鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

NFL観戦日記2022㉗(「娘のカレシが挨拶に来るのを待つ時の父親」かよ)

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11月6日(日) 嫌いなのか、好きなのか

会社で働く日。そして、週4日の出勤日のうち、日曜日は唯一昼休みがある(他の3日は時短勤務)。晴れてたので、会社近くの大きい公園を散歩したよ。グルグルと2周。気持ちよかった。


公園にある運動器具で、結構ガチめのトレーニングしてる人が時々いるんだけど、ちょっと場違い感があって面白い。ただ懸垂をするだけじゃなくて、ゴム紐みたいなのを活用していろんなメニューをやってたり。ゆっくりやってるところが(よく知らないけど)本格的な気がする。


それで、僕はその「公園器具ガチ勢」のことを、嫌いなのか、好きなのかずっと決めかねていて。まず、「ジムでやれよ」みたいなツッコミは入れますよね。都市公園で過ごすテンションじゃないのよ。それで、そのツッコミを脳内で入れる時に、心が荒んでると「公共の物を占有してる迷惑な人」みたいに、排除したい気持ちと結びついてしまうのね。実際には、別の人が順番を待ってたら適宜譲り合ったりするのかもしれないんだけど、まあマイゴム紐持参の人には、「ここはオレの場所だから」みたいな覚悟を感じるわけよ。


一方で、健康遊具みたいなのは5つぐらいあるわけであって、そのうち1つを使っていたとしても「占有」とまでは言えないんじゃないか、とも思ったり。グループでやってきてレッスン的なことをやってるならよくないかなあ、と思うけど、1人なら別によくないか、と。というか、「公園にそぐわないテンション」とかって、僕の基準で決めることでもないし、むしろ「ちょっとだけ変な人」みたいに面白がったら好きになれる可能性もある。僕だっていつか、ラップバトルの練習を公園でするかもしれないじゃないか。


そんなことを思いながらグルグルと。今日はあんまり心が荒んでなかったので、「公園器具ガチ勢さん」を、平和な気持ちでスルーできた。友達にはなれないけど、楽しく生きてくれ。昼休みにリラックスできると、すごく得した気分になるな。

 

11月7日(月) 「娘のカレシが挨拶に来るのを待つ時の父親」かよ

さて、week9。コルツ対ペイトリオッツ。ペイトリオッツオフェンスはほとんど何もできなかった気がするんだけど、それ以上にコルツオフェンスが沈黙して、終わってみれば大差になった。

 

そういえば、昨季はコルツ戦で連勝が止まって、そのままチームの勢いをシーズン終了まで取り戻せないままだったんだ。その試合の敗因となったでパントブロックを、この試合でやり返したんだからかなり縁起はよさそう。


「とにかく勝てたことが大事」だろう。week7のマックの復帰戦は、スタジアムの雰囲気がソワソワと落ち着かなくて、ホームのはずなのに選手たちはむしろやりにくかっただろう。この1勝で少しは落ち着けるといいな。


推しチームが勝ってから見るREDZONEのなんと楽しいことよ。気分よくお酒が飲める(※実際には飲んでいません)。パッカーズの敗戦を確認。ロジャースの3勝6敗はなかなかのインパクトだな。3勝5敗と3勝6敗は、1敗だけの違いとは思えなさそうな。借金1万円と100万円ぐらいの違いに思える。「最寄りのコンビニの店員の態度が悪い」と、「最寄りのコンビニがない」ぐらい違うような。3勝6敗で前を向くのは、かなりの信仰心を求められそうな感じがする。


そんなわけで、「パッカーズ負けろ」とか野次馬気分で試合の最後だけ見て、実際に望みどおりにパッカーズ負けたのに、「マジか… 信じられん。3勝6敗ってキツくないか?」と衝撃を受けてしまって。これからバッカニアーズのレイトゲームを見るのが怖くなったんである。(※NFC南地区の星取を見れば、バッカニアーズは負けても地区優勝は狙えるので、パッカーズよりは少し余裕があるんだけど、気分としては見分けがつかない)


バッカニアーズ、ここまで3勝5敗。ラムズ、ここまで3勝4敗。ともに負けられなさすぎる1戦。「直近のSB覇者2チームが負け越しで対決」ってキャプションをたくさん見た。バッカニアーズとしては、昨季レギュラーシーズンもプレーオフも負けている相手だ。「勝って逆襲の狼煙を上げるには絶好の試合」とか少年マンガ脳だったら思いそう。だけど、僕は主夫なんだ。いつまでも少年マンガばかり読んでもいられない(※めっちゃ読んでるけど)。


子どもたちが起きてくる。朝食を用意して子どもたちに食べさせ、僕も食べる。この間に、バッカニアーズ対ラムズの試合は始まってるんだけど、ちょっとあえてゆっくり食べたりして。リアルタイム観戦が間に合わないのであれば、慌てることはない。もちろん、めちゃくちゃ気になってはいるんだけど、気になってることを子どもたちに見られたくない。


結局、20分遅れぐらいで後追い観戦をスタートして。CMになるごとに10秒ジャンプのボタンを押してどんどん見るんだけど、リアルタイムに追いつきそうになるごとに「ハラハラしてリアタイは耐えられないかも」みたいな謎のブレーキが働いて、あえて追いつかずに皿を洗ったり、風呂を洗ったり、という我ながら謎の行動。あれか、「娘のカレシが挨拶に来るのを待つ時の父親」かよ。「ちょっと、洗車してこようかな(ソワソワ)」みたいなやつ。


結局、やる家事もなくなって、子どもたちも見送り、もう試合を見続けるしかない。バッカニアーズ、全然点が取れない。もどかしい展開。というかシンプルにヤバい。CMをスキップしながら見て、第4クオーターの始めぐらいにリアルタイムに追いついた。そこから先のことはあんまり覚えてない。


「デカい水槽に主人公が閉じ込められていて、時間が経つごとに水が増えていく。謎解きの問題を解かないと、水槽のカギが解除されない」みたいなシチュエーションあるじゃないですか。足首から膝、腰、胸、首と水位が上がっていくやつ。もう絶体絶命で、焦れば焦るほど謎解きのヒントも浮かんでこない、みたいな。


この試合のブレイディは、「頭の上まで水位が上がって」から謎を解いた。「残り44秒でタイムアウトなし4点ビハインド」は、「まだ死んでないけどもう少しで確実に窒息死」でしょ。そのぐらいの土壇場で、ブレイディの落ち着きは恐ろしいほど。さすがに惚れ直しました。


もう、この日はこのドライブでおなかいっぱい。バッカニアーズは、「シーズン終了間際」から一転して「地区首位」まで生き返った。見える景色がかなり違う。

 

11月8日(火) 情けないことにホッとしてる

久々に翻訳仕事を引き受けるかもしれなくなって、ようやく引き受ける覚悟を決めて、とりあえず手元にある添削仕事を片付けようと朝からチマチマと作業。


マンデーナイトのキックオフまでには終わらせるつもりで頑張ったんだけど、ちょっと間に合わなかった。結局45分遅れぐらいで後追い観戦。リアルタイムに追いついてないと、ネタバレ回避のためにツイッターとファンタジーフットボール開かずに見ることになるので、案外落ち着いて見られるので悪くない。(じゃあ毎週そうすればいいんだけど、まあ落ち着くために見てるわけでもないのでしょうがない)


結局、打診のあった翻訳案件は受注には至らず(※よくあることなので仕方ない)。情けないことにホッとしてるんである。今の自分が、「締め切り」というストレスに耐えられるか自信がない、と思ったまま1年ぐらい過ぎた。まあ自信のなさも翻訳仕事への消極姿勢も事実なので仕方ない。ちょっとはみじめだけど、自分を責める必要はない、とだけ言い聞かせて。今回は、「条件さえマッチすれば受注する」とは一応思えたので。


とりあえず手元にあった仕事は片付いたので、それはシンプルにうれしかった。まあ、「時間が足りないのでサッサと片づける」という現実的な理由だとしても、積極的な姿勢の方が仕事を楽しめるのかもしれない。

 

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