鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

【NFL2019】week4 ペイトリオッツ@ビルズ レビュー

(スポンサーリンク)

week4まで、ペイトリオッツは無傷の開幕4連勝。ここまで、LTウィン、FBデヴリンがIR入りした(シーズン中に戻る可能性あり)のは残念ですが、チーム全体のコンディションとしては上々の部類ではないでしょうか。


NFL公式から、week4ビルズ対ペイトリオッツ戦のレビュー記事をチェックしました。一部を訳して紹介します。(単語や英語のポイントを補足しました。解釈する練習の一助になればうれしいです)

 

【引用元】

www.nfl.com

(以下の英文部分は上記記事より引用したものです。訳は当ブログで作成しました。ぜひ元記事で全文をチェックしてみてください)

 

(スポンサーリンク)

 

New England Patriots 16, Buffalo Bills 10

ニューイングランド・ペイトリオッツ16 バッファロー・ビルズ10

 

While first place was the purse at stake on a Sunday morning in Western New York, few believed it would be a heavyweight battle.

 purse 財布 (※文中では、「懸かっているもの」のとして比喩的に使われている感じです)
at stake 懸かっている

 

地区首位が懸かっていたものの、日曜の朝にニューヨーク西部でも、この試合がヘビー級同士の闘いになると信じてたファンはほとんどいなかった。

(※「ビルズの本拠地バッファローでも、ペイトリオッツが有利と思っていた人がほとんどだった」ということを言っています)

 

But the Bills very much showed their might and reserve and showcased a stellar defense. However, as has become a standard in the AFC East and beyond, it was the Patriots who prevailed over the Bills (3-1), winning a game that was as ugly as it was surprisingly close.

might (名詞)実力
reserve (名詞)予備戦力、リザーブ
showcase (動詞)ショーケースに飾る→披露する、目立つように見せる
stellar 星の、一流の
prevail 勝つ
ugly 醜い、見苦しい

 

しかし実際のゲームでは、ビルズは彼らの強さ、リザーブ(※QBアレンをバークリーがリリーフしました)、一流の守備を存分に披露した。それでも、AFC東を含めリーグの定例となっているように、ビルズ(3勝1敗)に勝ったのはペイトリオッツ。予想外に接戦となった試合を、泥臭く制した。

 

This was a day won by the Patriots defense (even though it gave up its first TD of the year) and certainly not lost by the Bills' contingent. Buffalo's defense held Tom Brady and the Patriots offense to only 224 yards and one offensive touchdown.

contingent 偶然の事故, 不慮の出来事

 

(シーズンで初のTDを許したものの)ペイトリオッツの守備が勝利した試合であって、ビルズが運の悪いミスで負けたわけではない。バッファローの守備は、トム・ブレイディーとペイトリオッツのオフェンスをわずか224ヤードと1TDに抑えた。

 

Tom Brady wins. Plain and simple. On Sunday, an outstanding Bills defensive effort held him to a horrendous line of 18-for-39 for 150 yards with a dismal 3.8 average per completion, no touchdowns, an interception and a 45.9 rating.

outstanding 傑出した、ずば抜けた
horrendous 恐ろしい、ゾッとさせる
dismal 散々な、見るに堪えない

 

トム・ブレイディは勝つ(※)。単純にして明白だ。確かにこの試合で、ビルズの素晴らしいディフェンスは、ブレイディをみすぼらしいスタッツに抑えた。39回のパスで成功は18回、150ヤード、平均3.8ヤード(※)、タッチダウンなし、1つのインターセプト、45.9のレーティングという、散々な成績だった。


※Tom Brady wins.と、動詞のwinを現在形で使っています。「真理や社会通念」を表す時に使われる現在形(「Birds fly.=鳥は飛ぶ」「Sea water freezes at minus 1.8 degree C=海水はセ氏マイナス1.8度で凍る」)です。「この試合勝った(過去形)」「これまで何度も勝ってきた(現在完了形)」ではなく、「トム・ブレイディは(結局、性質として)勝つ」と言い切ってる点が面白い表現かと思います。

 

※原文では3.8 average per completionとなっていますが、実際にはaverage per attemptが3.8のようです。

https://www.espn.com/nfl/player/_/id/2330/tom-brady

 

But Brady's experience and knack for winning the big game was still evident in comparison to his counterpart. Every game in which Brady performs in un-Brady-like fashion will call upon the naysayers that he's looking very much 42 years old rather than 42 years young.

knack 技巧、コツ
comparison 比較
counterpart 対応するもの、相手役、敵役(※ここでは相手チームのQBの意味です)
evident 明らかな
naysayer 否定する人、アンチ(※nayはnoの古い言い方。nayと言う人、ということです)
call upon 求める、招く

 

それでも、ブレイディの経験と接戦を勝つコツを知ってることは、相手QBと比べれば明白だった。ブレイディが「ブレイディらしくない」パフォーマンスをする度に、アンチは「ブレイディはもはや42歳の“若さ”ではなく、年相応に見える(※)」と言われることだろう。

※「42 years young」は、「42 years old」のヒネった言い方で、意味は「42歳」で同じです。年を取っている人に対して、「86 years young」などとわざと言ったりする言い方です。

 

This has happened before, though. The Patriots (4-0) are a dynasty for myriad reasons and Brady knows full well how to manage a victory even in the cold light of a bad day. Hence, Brady's bad day was still a good one for the Patriots.

myriad 無数の
Hence それゆえに、したがって

 

しかし、そのようなことは過去にもあった。ペイトリオッツ(4勝0敗)がダイナスティを続けられるのには無数の理由があり、ブレイディは悪い日の冷たい光の中でも、勝利を収める方法を熟知しているのだ。したがって、ブレイディの悪い日は、それでもペイトリオッツにとっていい日ということだ。

(スポンサーリンク)

 


鯖缶より:今回はここまでにします。引用元の記事では、この試合以外にもweek4の日曜の試合をレポートしていますので、ぜひチェックしてみてください。

 

NFLのレビュー記事では、「ちょっと凝った言い回し」が出てきたりします。試合の結果などやスタッツははっきりしてるので、皮肉っぽい言い回しで伝えるのかもしれません。解説や補足を加えながら紹介していこうと思います。

 

質問、訂正、補足、リクエストなどがあればどうぞ遠慮なさらずコメントください。お答えできるかはわかりませんが、ブログのネタにもなりますので大変助かります!

 

(ツイッター、フォローお願いします↓)