鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

【ペイトリオッツ】OCジョシュ・マクダニエルズの語るRBブランドン・ボールデン

(スポンサーリンク)

RBブランドン・ボールデン。オールミス(ミシシッピ大)出身で、2012年ドラフト外でペイトリオッツに入団。2018シーズンにはドルフィンズでプレーし、2019にペイトリオッツに戻りました。2020シーズンはオプトアウト。

 

スター選手とは言えませんが、今季のペイトリオッツのキーパーソンの1人です。RBジェームズ・ホワイトがIR入りして以来、出場機会を増やしています。球団公式ページに、彼について書かれた記事がありましたので、引用して紹介します。


【引用元】

Notebook: Bolden always up to the challenge

 

【本文】

(以下、英文部分は引用です。訳は当ブログで用意しました。ぜひ引用元で全文をチェックしてください)


In many ways, Brandon Bolden is one of the prototypical kinds of Patriots from the last two decades. After going undrafted, Bolden made the Patriots in 2012 and, like many rookie free agents, secured his spot by showing an ability to play special teams, but over the years Bolden has emerged as a football swiss army knife, one who is ready, willing and able to fill any need that might arise.

様々な意味で、ブランドン・ボールデンは過去20年のペイトリオッツにとっての典型的な選手の1人だ。2012年のドラフトで指名から漏れるも、ペイトリオッツに入団した。多くのドラフト外新人選手の例のように、彼はスペシャルチームで能力を見せてロースター枠を確保した。しかし、その後年を経るごとにボールデンはフットボールの「スイス・アーミー・ナイフ」として成長した。チームが必要とするなら、喜んであらゆる穴を埋めようとする選手だ。


"Brandon's one of my favorite guys that I've had a chance to coach," said offensive coordinator Josh McDaniels earlier this week. "You talk about unselfish teammates that are always prepared and ready to go, that kind of defines Brandon. 

「僕がコーチする機会を得た選手の中でも、ブランドンは最もお気に入りの選手の1人だ」オフェンシブコーディネーターのジョシュ・マクダニエルズは今週語っている。「利己的でなく、いつでも準備ができているような選手について語るなら、それはボールデンのことだ」

 

He obviously plays an incredibly important role for us in the kicking game in all four phases. He's out there on every special teams snap... covering, tackling, blocking, protecting the punter. You name it, he does it. He's returned kickoffs for us before, he's blocked punts. 

「彼はキックゲームの4つのフェーズのそれぞれで、ものすごく重要な役割を果たしている。スペシャルチームのすべてのスナップでプレーする。カバー、タックル、ブロック、パンターのためのプロテクション。役割があれば、彼はそれを遂行する。キックオフのリターナーも務めたし、パントブロックもした」

(※訳注:実際にSTスナップで100%出場しているわけではありません。キックオフ、パントのカバー、リターンのそれぞれで役割を果たしている、ということです)

 

And now here he is, you need him to come in and fill a critical role for your team in terms of blocking blitzes, and helping protect on the edge or catching the ball out of the backfield or being handed the ball on some critical plays. He's always up to the challenge."

「そして今や、(オフェンスユニットでの)重要な仕事で彼は起用されている。ブリッツをブロックし、オフェンスラインの端でプロテクションを助け、バックフィールドでパスをキャッチして、重要なプレーでボールを渡される。彼はいつでも挑戦することを厭わない」


"He's a great example of what this team is about," said McDaniels. "You're on the team not just to do one thing and the more things you can do well the more ways you can help the team. I'm quite certain if Bill said 'Brandon we need you to play on defense this week' he wouldn't even blink, he would just say 'okay, tell me what I've got to do and I'll try to do the best I can at it.'

「チームにとって何が重要なのかという観点において、彼は素晴らしい手本だ」マクダニエルズは続ける。「チームのメンバーとして、選手は1つのことだけをすればいいのではない。(最初はできなかったことでも)自分がうまくできることが増えるほど、チームに貢献できるんだ。もしビル(・ベリチックHC)が“ブランドン、今週はディフェンスで出てくれ”と言ったら、彼は瞬きもせずに“オーケー、何をしたらいいか教えてくれ。全力を尽くすよ”と答えるのは間違いないよ」

 

【おわりに】

ボールデンのことを応援したくなるような、いい記事だと思ったので紹介しました。彼の貢献を語る時に、「ボールを渡されてキャリーする」という役割が一番最後に語られてたのが「いかにもペイトリオッツだなあ」と思いました。


もちろん、ジェームズ・ホワイトのケガがなければ、それがチームにとって一番いいことだったでしょう。JJテイラーやラモンドレ・スティーヴンソンが活躍すれば、ボールデンのことはファンですら忘れてしまうかもしれません。それでも忘れたころに、彼の存在をまた思い出させてくれるようなプレーが見られるような気がします。

 

 

 

(よろしければこちらもどうぞ。NFLに出てくる英単語、言い回しを集めました。ブックマークして繰り返しご利用ください↓)

nfl.savacan3rd.com

 

(ツイッター、フォローお願いします↓)