鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

NFLパワーランキング(week12)

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NFLは、生き残りをかけたレギュラーシーズンの最終コーナーにさしかかったところ。サンクスギビングでのトリプルヘッダーもありますし、ますます目が離せません。week12の戦いの前に、今週もパワーランキングの記事を拾い読みしていきましょう。

 

(NFLオフィシャルサイトの記事をチェックします。ランキング1位は先週と変わらずセインツです)

www.nfl.com

(この記事から、一部を抜粋して紹介します。以下の英文は、引用したものです。)

 

2位:ラムズ(前回3位)

I like football. That was the overwhelming thought pervading the Power Rankings brain following what was definitely the game of the year. The Rams survived the Chiefs, if such a verb is applicable for a team that put 54 freaking points on the board. A few notes from my K.C.-L.A. viewing:

A) Jared Goff is fearless throwing the ball outside the numbers.
B) As prolific as Sean McVay's offense was, Todd Gurley should have been more involved late.
C) Robert Woods is the heartbeat of this football team.
D) Oh, honey, can the Rams' secondary be had.
E) Aaron Donald was the premier player on the field, even in a 105-point affair. And on that note ...
F) ... Wade Phillips' defense has fared below its talent level, but don't discount the unit's upside as we hit the back stretch of this season. You wanna bet against @SonOfBum?

 

フットボールが好きだ。間違いなく「ゲームオブザイヤー」になるだろうゲームを観戦しながら、その圧倒的な思いがじわじわと湧き起った。ラムズ対チーフスで、「なんとか生き残った」のはラムズだった。54点もスコアを挙げたチームを「なんとか生き残った」と伝えるのはふさわしくないかもしれないが、そんな試合だった。以下が観戦時のメモである。

 

A)QBジャレッド・ゴフは、フィールドの外側(※)に思い切りよく投げ続けた。

B)ヘッドコーチ、ショーン・マクベイのオフェンスは多彩で強力だが、ゲーム終盤ではRBトッド・ガーリーをもっと使ってもよかった(※)。

C)WRロバート・ウッズは、このチームにとって心臓の鼓動だ。

D)ああ、ラムズのセカンダリーはやられた。

E)DTアーロン・ドナルドはフィールド上で最も価値のある選手だ。合計105点の撃ち合いのゲームでさえ。

F)(ディフェンシブコーディネーターの)ウェイド・フィリップスの指揮するディフェンスは、擁するタレントのレベルを考えると物足りないパフォーマンスしかまだ出せていない。しかし、シーズン終盤に入って、ラムズディフェンスが本領を発揮してきたとしたら、その強さは計り知れない。彼らの相手チームには賭ける気にはなれないだろう。

(※訳注:「outside the numbers」のnumbersは、「フィールド上に書かれたヤード数を示す数字」を指します)

(※訳注:ガーリーには試合序盤m足首に軽いケガがあったようです)

Rams RB Todd Gurley limited by ankle injury in win - NFL.com

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3位:チーフス(前回2位)

How do you quibble with anything 2018 Chiefs-related after seeing them score 51 points on the road in a game they weren't even supposed to be playing in this country? Kansas City proved, again, it can hang with any opponent in the NFL. The Chiefs are 9-2, with quality wins over the Chargers and Steelers, and one-score losses to the Patriots and Rams (both on the road, and both in games when Kansas City's offense ended up stopping itself more than anything else). Perhaps the largest oddity to emerge from that Monday night spectacle: Patrick Mahomes committed five turnovers, and the Chiefs still scored 51 points. Hate moving this group down.


アメリカ国内で行われるはずではなかった試合が急遽LAでの開催になり、それでもチーフスは敵地に乗り込んで51点を取ったのに、そんな試合の直後に、今季のチーフスに対してどうやってケチをつけられると言うんだ。

 

カンザスシティは、NFLのどのチームを相手にしても、点差をつけられずに追撃できることを、またしても証明した。9勝2敗となったチーフスは、チャージャーズとスティーラーズを相手に価値ある勝利を収めており、今季負けた2試合は、ペイトリオッツとラムズに敗れたものだ(2試合はアウェーでの試合で、カンザスシティの攻撃は自らのターンオーバー以外では止まらなかった)。おそらく、マンデーナイトゲームで特異なところは、QBパトリック・マホームズが5つのターンオーバーを犯したのに、それでもチーフスは51点を挙げたことだろう。読者よ、ランキングを1つ落としたことを憎んでくれ。

 

7位:ベアーズ(前回9位)

Forgive the romanticism here, but the Bears brought back fond memories of years gone by against the Vikings this past weekend. The way this defense puts up points recalls the final season of the Lovie Smith administration, when Chicago was scoring tons courtesy of Brian Urlacher, Lance Briggs, Peanut Tillman and the gang. The famed Bears of 1985 also dominated, again on the shoulders of an aggressive defensive unit, although that D (surprisingly) only scored five touchdowns. The 2018 Monsters of the Midway have already reached that number and, due to Khalil Mack and Co., could claim the franchise's first NFC North title since 2010. Ah, the Caleb Hanie era ...

ロマンチシズムによる語りを許してほしい。しかし、バイキングスに勝利した試合を見て、甘い記憶を思い出さずにはいられなかった。守備が得点を挙げるのを見る、ラビー・スミスがヘッドーコーチだった最後の年(※2102年)を思い出す。LBブライアン・アーラッカー、LBランス・ブリッグス、CBチャールズ・“ピーナッツ”・ティルマンらを中心に、ディフェンスがいくつもTDを決めたものである。あるいは、栄えある1985年のベアーズ(※スーパーボウル制覇)も、ディフェンス力によって試合を支配したチームだった。とは言え、1985年のディフェンスは、ディフェンスが挙げたTDは(驚くことに)5つのみだった。2018年バージョンの「モンスターズ・オブ・ミッドウェー(※)」は、現時点でその5TDという数字に並んでいる。カリル・マックと守備陣の力で、2010年以来となるNFC北の制覇を成し遂げるかもしれない。ああ、ケイレブ・ヘイニーの時代のことか…(※)

 

(※訳注:Monsters of the Midwayは、シカゴ・ベアーズのニックネーム。特にディフェンスチームを指す。ミッドウェーは、シカゴにある「ミッドウェー・プレイサンス・パーク」のことで、それにちなんでいるようです。もともとはシカゴ大のアメフトチームのニックネームだったようです。1940年代(5度のチャンピオンシップ優勝)に呼ばれ、1985年(史上最少失点、最少喪失ヤードの圧倒的なディフェンス力でスーパーボウル制覇)は「モンスターズ・オブ・ミッドウェー」の再来と呼ばれたようです。1920年設立のベアーズは歴史あるチームのイメージ。今季の強さは伝統を思い出させる、と語っている内容です)

Chicago Bears - Wikipedia


(※訳注:2010年のベアーズはNFCチャンピオンシップまで進みますが、先発と第2QBがケガ。第3QBだったケレイブ・ヘイニーが途中出場するも、敗戦に終わりました)

Caleb Hanie - Wikipedia

 


12位:シーホークス(前回15位)

Huge win for the Seahawks, who've made a habit of giving winning teams all they can handle before falling short at the end. There was Week 2 at Soldier Field, either matchup against the Rams, Week 9 against the streaking Chargers (when a dropped touchdown pass made the difference) and Week 11 against the Pack ... er ... wait ... no, not this time! Seattle's defense rose up late, causing all of social media to attack Mike McCarthy without taking into account clutch plays by Pete Carroll's team. You know, like the offense only needing two plays to run (easily) for a first down when Green Bay's defense knew what was coming. The Seahawks will face an uphill battle when it comes to squeezing a sixth seed out of their current 5-5 record, but this postseason push is far from over. Next up: at Panthers. Uh, kind of an important game, huh?

今季勝ち越しの成績を挙げている強敵に対して、「あらゆる手を尽くして最終的には届かずに惜敗する」というのがシーホークスのパターンだったが、week11では大きな勝利を挙げた。今季のweek2のアウェーでのベアーズ戦、ラムズ相手の2ゲーム、連勝中だったチャージャーズとの対戦(試合最後のTDパスをドロップしてOTに持ち込めなかった)、それぞれの敗戦と同じように、パッカーズを相手にして… いや、待って… 今回は違った! シアトルのディフェンスがパッカーズに立ちはだかり、ソーシャルメディアではマイク・マッカーシーが叩かれることになったが、ピート・キャロル率いるシーホークスを褒める方が妥当だろう。

 

(試合の最終局面で)ランが来ると分かっている状況でもグリーンベイディフェンスに止められずに、2プレーでファーストダウンを(いとも容易く)更新したシーンなどまさにそれである。シーホークスにとって、5勝5敗からの第6シード勝ち残りは決して簡単ではないが、十分に可能性はある。次の試合はアウェーでのパンサーズ戦。ちょっとは重要な試合のようだ。そうではないか?

 

18位:ブロンコス(前回20位)

The Broncos, often victims of playing just well enough to get beat, finally closed out a game Sunday. After going down 19-7 in the third quarter, Case Keenum led a fourth-quarter comeback for the third time this season (out of only four Denver victories), making a few on-point throws when the Broncos had to have them. The strike to Courtland Sutton to maneuver his team into Brandon McManus' range was perfect; Keenum hit his rookie wideout in stride in front of the coverage. Denver's numbers, however, were far from striking. The Broncos were outgained 479-325. They held the ball a paltry 22:11. Most important figures: 8 of 12, 146 yards and 12.2 yards per attempt. That was Keenum's fourth-quarter line.


ブロンコスは、相手にギリギリの力の差で負ける試合が多かったが、ようやく勝利を挙げた。3Qで19対7のビハインドを負っていたが、QBケース・キーナムが決めなくてはならない場面でいくつかのパスを成功させ、4Qでの逆転劇を演出した(ブロンコスの4勝のうち3勝が4Qでの逆転である)。カバーの前に走り込んでくるWRコートランドサットンに投げたパスは完璧で、キッカー、ブランドン・マクマナスのFG圏内に見事にボールを運んだ。とは言え、ブロンコスのスタッツは物足りない数字だ。獲得ヤードで479対325と大きく差をつけられ、ボールの保持時間はわずかに22分11秒。ただし、最も重要なスタッツはこれだ。12本中8本のパス成功、平均12.2ヤードのゲインで合計146ヤード。これは、キーナムが4Qに残した数字である。

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鯖缶コメント:僕はペイトリオッツ(week11はバイウィーク)のファンなので、week11は気楽に過ごすつもりでしたが、実際には痺れるゲームの連続で、興奮して過ごしました。

 

セインツ、ラムズ、チーフスのオフェンスは絶好調で、逆に絶好調なことだけが不安材料と言えるかもしれません。ピークを維持できるかどうか、コーチ陣の手腕が問われるところですね。(とは言え、ペースダウンする気配はあまり感じられないのも事実ですが…)

 

英文元記事は、32チームについてコメントをしてますので、ぜひチェックしてみてください。

 

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