鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

鯖缶的2018年NFL振り返り(後編:week10~17)

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NFL2018レギュラーシーズンを、独断で振り返ります。試合の感想やニュースへのツッコミなどの僕自身のツイートを引用しながら、シーズンを思い出したいと思います。

(前編、week1~9はこちら↓)

鯖缶的2018年NFL振り返り(前編:week1~9) - 鯖缶NFL三昧


 

 

 

week10 ペイトリオッツ、タイタンズに完敗

 

アウェーでのゲームであること、前週のタイタンズはとてもいい勝ち方をしていたことを考えれば、ペイトリオッツは敗戦をしてもおかしくない状況ではありました。ただ、正直に言えば僕は負ける覚悟はしていませんでした…

 

ペイトリオッツは「絶対的な武器が相手に通じるかどうか」というような戦い方というよりは、「いくつか選択肢を用意して、相手を迷わせる。ミスをせず、心理戦で読み勝つ」というパターンが多い気がします。ですが、今季のジャガーズ、ライオンズ、タイタンズへの負けは、「攻撃(ラン、パス)も守備(ラン、パス)も全部抑えられ、心理戦にすらならずに普通に負ける」という図式だった気がします。「王者ペイトリオッツが完敗する」というのも、アメフトの面白さだなと思うことにしています。

 

 

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(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)

NFLweek10レビュー(シーホークス@ラムズ、ペイトリオッツ@タイタンズ) - 鯖缶NFL三昧

 

 

week11 スティーラーズ逆転劇。ジャガーズにとどめ

 

ジャガーズはこの試合まで3勝6敗。苦しい状況ではありましたが、同地区対戦を3試合残していたので、もしこの試合に勝てていれば、シーズン終盤まで意味のあるゲームを戦えたかもしれません。この試合はスティーラーズを相手に、序盤からほぼ完璧なディフェンスを展開。3Q途中まで負ける雰囲気はありませんでした。シーズン中盤まで苦戦したチームがようやく本領を発揮したかに思えた試合を、逆転で落とすという残酷なシナリオ。それもNFLの魅力かな、と思います。

 

スティーラーズは、残り8秒のスナップでロスリスバーガーが自らエンドゾーンに突っ込んでの逆転TD。タイムアウトがもうない状況だったので、もし止められていたらそこで試合終了でしたが、状況をよく見極めた勇敢なプレーでした。

 

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(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)

NFLweek11レビュー(ブロンコス@チャージャーズ、スティーラーズ@ジャガーズ) - 鯖缶NFL三昧

 

 

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week11 ブロンコス意地を見せる①

 

今季のブロンコスは結果だけ見れば「パッとしない」シーズンでしたが、確実にAFCを面白くしてくれたチームだと思います。キーナムは独力でチームを窮地から救うタイプのQBではありませんが、ゲームが苦しい展開でも、自分や仲間にミスが出ても、集中を切らさない選手。スーパースターばかり、超人ばかりのNFLに、1人だけ「普通の人」が混ざっているようにも感じて、応援したくなります。

 

タイムアウトなしで残り1分51秒。2点ビハインド。自陣8ヤード時点からFGをお膳立てした逆転ドライブは、今季の名シーンの1つに入れておいてもいいかと思いました。

 

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NFLweek11レビュー(ブロンコス@チャージャーズ、スティーラーズ@ジャガーズ) - 鯖缶NFL三昧

 

 

week11 マック+ベアーズ=最強?

 

このゲームが今季のベアーズで一番面白かったゲームというわけではないと思うのですが、取り上げてみました。僕はシーズン開始してすぐに、NFCではベアーズを応援してみようと決めて、おかげで楽しいシーズンを送れました。ペイトリオッツファンなので、AFCのゲームを見るときはだいたい「敵の敵」を応援するのですが、NFC同士の試合を見るときのために、推しチームを決めてみた、ということです。

 

トゥルビスキーはブレイディとは長所がまったく違っていて、スクランブルや時々見せるサイドスローなどが見ていて楽しい。また、短所もちょうどブレイディとは逆の印象です(ズルさがない、というか…)。チームとしても、ベアーズはディフェンスに「絶対的な武器」がある感じで、そこが魅力的でした。

 

カリル・マックのトレードについて、「1巡指名権2つゲット、浮いたサラリーで標準のスタータークラスの選手を1人か2人雇える」と大雑把に考えれば、僕はレイダースの方が有利なトレードかな、となんとなく思っていました(レイダースは2巡指名権も出しているし、このトレードの損得は2020年にならないと評価するのは難しいところですが)。でも、53人のロースターがいくら充実しても、一度にフィールドに立てるのは11人なのが面白いところ。スーパースター1人の存在が、残りの10人の力を1割増しにできるのであれば「いくら払ってもお買い得」と言えるでしょう。レギュラーシーズンを見た限り、ベアーズが賭けに勝ったように思えますが、プレーオフではどうなるでしょうか?

 

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week11MNF チーフス対ラムズにメキシコシティ以外の全世界(?)が興奮

 

負けたけどマホームズがMVP、というのはあながちネタではなく半分ぐらい本気で思いました。自身のファンブルで失点した直後に、まるで何もなかったかのように強気でプレーする姿には引き込まれました。

 

今季のNFLは、シーズン序盤からオフェンスの強いチーム(チーフス、ラムズ、セインツ)がリーグを席巻しました。映画に例えるなら、序盤から続いたアクションシーンの頂点がこのゲームだった気がします(この試合以降は、コクのあるドラマが中心になったと思うので)。

 

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week12 ブロンコス意地を見せる②

 

スティーラーズ対ブロンコスは本当に面白い試合で、結構ハチャメチャな展開だったんだけど、大味にはならずに中身が詰まっていた印象がします。この両チームがプレーオフに残れなかった結末を知ってからこのゲームを思い出すと、その残酷さに呆然としてしまいます。

 

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(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)

NFLweek12レビュー(スティーラーズ@ブロンコス、ペイトリオッツ@ジェッツ) - 鯖缶NFL三昧

 

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week13 ブレイディ、19年かけて1000ヤードラッシャーに

 

week13には「19年で1000ヤード到達」という珍記録も生まれました。記録達成のランでは、ブレイディ自身がドヤ顔でファーストダウン更新をセレブレーションしたり、試合最後のニーダウンで、前進しながらひざをついて(普通にニーダウンすればラッシングは「-1ヤード」になってしまう) 、それをレフェリーに伝えたり、ツッコミどころ満載でした。

 

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NFLweek13レビュー(チャージャーズ@スティーラーズ、バイキングス@ペイトリオッツ) - 鯖缶NFL三昧

 

week13 パッカーズ、HCマッカーシーを解雇

 

NFLの各チームの勝因や敗因がヘッドコーチにあるのか、GMにあるのか、選手にあるのか、僕には分析できません。ひょっとしたら、そのチームの熱心なファンや、オーナーにもなかなか難しい判断なようにも思えます。ただ、「ロジャースほどのQBが、スーパーボウルを1度制しただけでキャリアを終えてしまうのか?」という思いは、ファンでなくとも理解できます。マッカーシー解雇の成否が問われるのは来季以降に懸かってきますが、次のヘッドコーチは「ハードモード」だな、とはなんとなく思います。

 

それに対し、レイブンズのジョン・ハーボー、カウボーイズのジェイソン・ギャレットは今季評価を上げたと思います。各チームの栄枯盛衰を野次馬気分で見るのも、NFLの面白さの1つかと思います。

 

(当ブログでも、解雇される可能性のあるHCについて分析したespnの記事を紹介しました↓)

NFL、クビの危ういヘッドコーチは? - 鯖缶NFL三昧

 

week14 ペイトリオッツ、「奇跡的」な敗北

 

「マイアミ・ミラクル」。ペイトリオッツファンとしては思い出したくもありませんが、今季のハイライトとして取り上げざるを得ないでしょう。この手の奇跡的なプレーは、もちろん幸運が重なって決まるものと思いますが、「やけっぱち」や「当てずっぽう」といった、まったくの偶然で決まるものとは少し違う気がします。「成功する可能性はゼロに近くても、このプレーに懸けるのが一番可能性がある」という「判断」があるように思うのです。ペイトリオッツが試合巧者なのは間違いないと思うのですが、それでも「一瞬の油断が命取り」というのはアメフトの面白さかな、と思います。

 

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(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)

NFLweek14レビュー(ラムズ@ベアーズ、ペイトリオッツ@ドルフィンズ) - 鯖缶NFL三昧

 

week15 TNF チャージャーズの逆転劇

 

 ここ数年のチャージャーズのイメージは、「強いチームにも善戦するものの、最後はあらゆる手段を駆使して惜敗」というものだった気がしますが、このゲームではぴったり逆転。チーフスの地区優勝決定を阻止して、week17まで混戦を演出しました。チャージャーズは、「力、技、スピード」それぞれ十分感じられるし、「それでもなかなかうまくいかない」という意味でも、NFLの魅力を感じさせてくれるチームの1つだと思います。

 

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week15 ペイトリオッツ、12月に2連敗

 

ペイトリオッツ側からこのゲームを見ると、ディフェンスはスティーラーズを後半3点に抑えた点が好材料。オフェンスでプレスナップのペナルティが多く、ブレイディに不利な状況を作り続けました。ブレイディ自身もミスが出てチームを救えず、敗因の一部になってしまった、という試合内容でした。

 

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(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)

NFLweek15レビュー(ペイトリオッツ@スティーラーズ、パッカーズ@ベアーズ) - 鯖缶NFL三昧

 

ペイトリオッツは、アウェーでドルフィンズ、スティーラーズに2連敗。今季のアウェーを3勝5敗で終えました。その3勝のうち、プレーオフ進出チームは(カリル・マックが本調子ではなかった)ベアーズのみ。シーズン締めくくりはホームでビルズ、ジェッツに勝ちましたが、それぞれ「消化試合」とも思えるような内容で、「強さ」を証明することなくシーズンを終えたような印象です。

 

とは言え、week17ではディフェンスが3失点。オフェンスでは今季ファンの期待を下回っていたグロンカウスキー、ホーガンにもいいシーンがありました。ファンとしては、楽観も悲観もせず、ポストシーズンに期待したい、というのが正直な感想でしょうか。

 

 (これはweek17終了後のツイートです↓)

  

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week16 スティーラーズ、最強セインツに惜敗

 

個人的な印象ですが、今季NFCでプレーオフに残った6チーム(セインツ、ラムズ、ベアーズ、カウボーイズ、シーホークス、イーグルス)の、どのチームと戦ってもスティーラーズは勝てる可能性のあるチームだったような気がします。でも、それは実際に勝たないと証明できないのが、勝負の厳しいところ、というか。そんなことを感じた試合でした。

 

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NFLweek16レビュー(スティーラーズ@セインツ、ビルズ@ペイトリオッツ) - 鯖缶NFL三昧

 

 

week17 レイブンズ、AFC北を制す 

 

week17からは、このゲームを取り上げておきたいです。レイブンズは多彩なブロックのラン攻撃で(「多彩なラン攻撃」とはあまり聞きませんが、そう言っていい内容に見えました)、ラマー・ジャクソンの瞬足も電光石火。対するメイフィールドもポケットワーク、パスのコントロールなどの長所を4Qで発揮。しかし最後には、レイブンズディフェンスが守りきる、という展開でした。勝ったレイブンズは地区優勝に値する力を見せたと思いますし、負けたブラウンズも(もちろん「たられば」はあるでしょうが)来季に希望の持てる7勝8敗1分だったように思います。

 

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 まとめ

こうしてみると、ペイトリオッツファンの僕は、AFCをたくさん見てるんだな、と思いました。シーズン途中にもツイートしたのですが、ここ数年AFCライバルのスティーラーズ、ブロンコスのゲームを、「負けろ」と思いながら見ていて、負けてほしいはずなのに気づくとちょっと好きになっている(人質が誘拐犯に惚れる「ストックホルム症候群」に似ている)、という気がして不思議です。

 

ワイルドカード枠のチーム(シーホークス、イーグルス、チャージャーズ、コルツ)が、それぞれ上位チームを倒せる雰囲気を持ってポストシーズンを迎える最高の展開になりました。最後まで味わいたいと思います。

 

(おまけ↓)

 

 

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