NFL2018レギュラーシーズンを、独断で振り返ります。試合の感想やニュースへのツッコミなどの僕自身のツイートを引用しながら、シーズンを思い出したいと思います。
(前編、week1~9はこちら↓)
鯖缶的2018年NFL振り返り(前編:week1~9) - 鯖缶NFL三昧
- week10 ペイトリオッツ、タイタンズに完敗
- week11 スティーラーズ逆転劇。ジャガーズにとどめ
- week11 ブロンコス意地を見せる①
- week11 マック+ベアーズ=最強?
- week11MNF チーフス対ラムズにメキシコシティ以外の全世界(?)が興奮
- week12 ブロンコス意地を見せる②
- week13 ブレイディ、19年かけて1000ヤードラッシャーに
- week13 パッカーズ、HCマッカーシーを解雇
- week14 ペイトリオッツ、「奇跡的」な敗北
- week15 TNF チャージャーズの逆転劇
- week15 ペイトリオッツ、12月に2連敗
- week16 スティーラーズ、最強セインツに惜敗
- week17 レイブンズ、AFC北を制す
- まとめ
week10 ペイトリオッツ、タイタンズに完敗
NE@TEN 感想
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月11日
・タイタンズ、強かったぁぁぁ!
・ルイスのジャンプカットの絶望感パない。一瞬Dが勝ったように見えて、そこから8ヤードぐらい行かれる(°▽°)
・Patsはランが出せなくて、プレーアクション無意味化。ミスで自滅と言うより、ミスすらさせて貰えず。
NEファン「もうアメフト見たくない。あと2週間ぐらいは」
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月11日
アウェーでのゲームであること、前週のタイタンズはとてもいい勝ち方をしていたことを考えれば、ペイトリオッツは敗戦をしてもおかしくない状況ではありました。ただ、正直に言えば僕は負ける覚悟はしていませんでした…
ペイトリオッツは「絶対的な武器が相手に通じるかどうか」というような戦い方というよりは、「いくつか選択肢を用意して、相手を迷わせる。ミスをせず、心理戦で読み勝つ」というパターンが多い気がします。ですが、今季のジャガーズ、ライオンズ、タイタンズへの負けは、「攻撃(ラン、パス)も守備(ラン、パス)も全部抑えられ、心理戦にすらならずに普通に負ける」という図式だった気がします。「王者ペイトリオッツが完敗する」というのも、アメフトの面白さだなと思うことにしています。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek10レビュー(シーホークス@ラムズ、ペイトリオッツ@タイタンズ) - 鯖缶NFL三昧
week11 スティーラーズ逆転劇。ジャガーズにとどめ
すげええええ
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月18日
スティーラーズ、ロスリスバーガー、ソンケイ
IQと根性のハイブリッド。泥臭い勝利が似合う男。今季の功労者コナーのドロップを救う逆転劇。
JAXにとっては内臓を握り潰されるようなツラい負け方。慰めにはならないだろうけど、よくやったと言うしかない(//∇//)
ジャガーズはこの試合まで3勝6敗。苦しい状況ではありましたが、同地区対戦を3試合残していたので、もしこの試合に勝てていれば、シーズン終盤まで意味のあるゲームを戦えたかもしれません。この試合はスティーラーズを相手に、序盤からほぼ完璧なディフェンスを展開。3Q途中まで負ける雰囲気はありませんでした。シーズン中盤まで苦戦したチームがようやく本領を発揮したかに思えた試合を、逆転で落とすという残酷なシナリオ。それもNFLの魅力かな、と思います。
スティーラーズは、残り8秒のスナップでロスリスバーガーが自らエンドゾーンに突っ込んでの逆転TD。タイムアウトがもうない状況だったので、もし止められていたらそこで試合終了でしたが、状況をよく見極めた勇敢なプレーでした。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek11レビュー(ブロンコス@チャージャーズ、スティーラーズ@ジャガーズ) - 鯖缶NFL三昧
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week11 ブロンコス意地を見せる①
DEN@LAC感想
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月19日
・キーナム。かっこいい。2ポイント失敗とか、最後のドライブの反則も不利な判定が続いたのに集中を切らさなかった。スーパースターじゃなくても、ミスがあっても、成績がどうでも、ベストをつくしてる(感じがする)。日本の缶コーヒーのCMとかに出てきそう。
・LACにとってはツラい敗戦。3Q途中まで、負ける雰囲気皆無だった。2ミニッツ前後の2プレーは、悔やんでも悔やみきれないだろうな。JAXとは違う種類だけど、同レベルの苦い結末。違うのは、LACは7勝3敗だということ。チームが充実してるだけに、「負けパターン豊富グセ」は払拭したいでしょう。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月19日
今季のブロンコスは結果だけ見れば「パッとしない」シーズンでしたが、確実にAFCを面白くしてくれたチームだと思います。キーナムは独力でチームを窮地から救うタイプのQBではありませんが、ゲームが苦しい展開でも、自分や仲間にミスが出ても、集中を切らさない選手。スーパースターばかり、超人ばかりのNFLに、1人だけ「普通の人」が混ざっているようにも感じて、応援したくなります。
タイムアウトなしで残り1分51秒。2点ビハインド。自陣8ヤード時点からFGをお膳立てした逆転ドライブは、今季の名シーンの1つに入れておいてもいいかと思いました。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek11レビュー(ブロンコス@チャージャーズ、スティーラーズ@ジャガーズ) - 鯖缶NFL三昧
week11 マック+ベアーズ=最強?
MIN@CHI
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月19日
・CHIオフェンスは3ターンオーバーだし、結果5点差だったけど、CHIの圧勝にしか見えませんでした。そんな感じのゲーム。
・ベビーフェイス系のトゥルビスキーは、プレーも見た目に通じる感じ。一生懸命やって、素直にINT投げちゃうみたいな。もっとワルっぽい雰囲気出るといいですね。
・将棋で「飛車1枚⇔金と銀」の「1:2」トレードなら「2」の方が価値があるんですが、NFLでも同じかな、と。「ディファレンスメーカー1人」と「ソリッドスターター2人」の交換なら2人の方が有利、みたいな。でも、「スーパースター」の場合はセオリー無視になるなあ、と。マックのことですが。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月19日
このゲームが今季のベアーズで一番面白かったゲームというわけではないと思うのですが、取り上げてみました。僕はシーズン開始してすぐに、NFCではベアーズを応援してみようと決めて、おかげで楽しいシーズンを送れました。ペイトリオッツファンなので、AFCのゲームを見るときはだいたい「敵の敵」を応援するのですが、NFC同士の試合を見るときのために、推しチームを決めてみた、ということです。
トゥルビスキーはブレイディとは長所がまったく違っていて、スクランブルや時々見せるサイドスローなどが見ていて楽しい。また、短所もちょうどブレイディとは逆の印象です(ズルさがない、というか…)。チームとしても、ベアーズはディフェンスに「絶対的な武器」がある感じで、そこが魅力的でした。
カリル・マックのトレードについて、「1巡指名権2つゲット、浮いたサラリーで標準のスタータークラスの選手を1人か2人雇える」と大雑把に考えれば、僕はレイダースの方が有利なトレードかな、となんとなく思っていました(レイダースは2巡指名権も出しているし、このトレードの損得は2020年にならないと評価するのは難しいところですが)。でも、53人のロースターがいくら充実しても、一度にフィールドに立てるのは11人なのが面白いところ。スーパースター1人の存在が、残りの10人の力を1割増しにできるのであれば「いくら払ってもお買い得」と言えるでしょう。レギュラーシーズンを見た限り、ベアーズが賭けに勝ったように思えますが、プレーオフではどうなるでしょうか?
week11MNF チーフス対ラムズにメキシコシティ以外の全世界(?)が興奮
KC@LAR
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月20日
よくわかんないけど、この試合が今季のスーパーボウルだった、ってことでもいいよ。MVP? 負けたけどマホームズ。
公式サイト用のハイライト動画作る編集スタッフ
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月20日
「この試合を10分にまとめろ? 無理言うな。最低60分はかかるだろ? どのプレー削るんだよ」
負けたけどマホームズがMVP、というのはあながちネタではなく半分ぐらい本気で思いました。自身のファンブルで失点した直後に、まるで何もなかったかのように強気でプレーする姿には引き込まれました。
今季のNFLは、シーズン序盤からオフェンスの強いチーム(チーフス、ラムズ、セインツ)がリーグを席巻しました。映画に例えるなら、序盤から続いたアクションシーンの頂点がこのゲームだった気がします(この試合以降は、コクのあるドラマが中心になったと思うので)。
week12 ブロンコス意地を見せる②
podcastのNFL番組でPIT@DENについて、「この試合ではなんでも起こった」って振り返ってて。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月26日
・FGブロック
・エンドゾーン手前でファンブル
・フェイクFG
・97ヤードTDパス
・エンドゾーンでNTがINT
確かになんでもアリ!(でも大味にならずにいい試合でした)
先週のKC@LARには最高に興奮したけど、先週のPIT@JAX、DEN@LAC、今週のPIT@DENとか、「起承転結」がある試合も好き。「歯を食いしばるようなモメンタムのつかみ合いの果ての重たい結末」みたいな、じっくり味わえるやつ。KC@LARは「序破破破爆爆破破爆破破破幕」みたいな感じ。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年11月26日
スティーラーズ対ブロンコスは本当に面白い試合で、結構ハチャメチャな展開だったんだけど、大味にはならずに中身が詰まっていた印象がします。この両チームがプレーオフに残れなかった結末を知ってからこのゲームを思い出すと、その残酷さに呆然としてしまいます。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek12レビュー(スティーラーズ@ブロンコス、ペイトリオッツ@ジェッツ) - 鯖缶NFL三昧
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week13 ブレイディ、19年かけて1000ヤードラッシャーに
僕「ブレイディが、ランでキャリア通算1000ヤード!」
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月3日
妻「それ、すごいの?」
僕「ブレイディはパスがすごいわけよ。だから、将棋の羽生さんが振り飛車も強かったり、村上春樹が翻訳も名手だったりするみたいに…いや、全然違うわ。ブレイディのランは残念なんだけど、それが逆に…ごめんもういいや」
week13には「19年で1000ヤード到達」という珍記録も生まれました。記録達成のランでは、ブレイディ自身がドヤ顔でファーストダウン更新をセレブレーションしたり、試合最後のニーダウンで、前進しながらひざをついて(普通にニーダウンすればラッシングは「-1ヤード」になってしまう) 、それをレフェリーに伝えたり、ツッコミどころ満載でした。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek13レビュー(チャージャーズ@スティーラーズ、バイキングス@ペイトリオッツ) - 鯖缶NFL三昧
week13 パッカーズ、HCマッカーシーを解雇
今さらですが、マッカーシー解雇に感じる人生の味。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月7日
「QBにロジャースいるなんて、マジでイージーモードじゃね?」
「SB制覇1回、プレーオフ進出9回、勝率6割以上で叩かれるなんて、ハードモードじゃね?」
NFLの各チームの勝因や敗因がヘッドコーチにあるのか、GMにあるのか、選手にあるのか、僕には分析できません。ひょっとしたら、そのチームの熱心なファンや、オーナーにもなかなか難しい判断なようにも思えます。ただ、「ロジャースほどのQBが、スーパーボウルを1度制しただけでキャリアを終えてしまうのか?」という思いは、ファンでなくとも理解できます。マッカーシー解雇の成否が問われるのは来季以降に懸かってきますが、次のヘッドコーチは「ハードモード」だな、とはなんとなく思います。
それに対し、レイブンズのジョン・ハーボー、カウボーイズのジェイソン・ギャレットは今季評価を上げたと思います。各チームの栄枯盛衰を野次馬気分で見るのも、NFLの面白さの1つかと思います。
(当ブログでも、解雇される可能性のあるHCについて分析したespnの記事を紹介しました↓)
week14 ペイトリオッツ、「奇跡的」な敗北
僕「ペイトリオッツ、負けたよ…」
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月10日
妻「そう」
僕「麻雀で言えば、オーラスの17巡目に倍満振り込んで逆転されるみたいな。将棋で言えば、必勝の局面で相手に王手されて、逃げ方間違って詰まされるみたいな負け方…」
妻「あ、そう(アメフトも麻雀も将棋もわからん…)」
「マイアミ・ミラクル」。ペイトリオッツファンとしては思い出したくもありませんが、今季のハイライトとして取り上げざるを得ないでしょう。この手の奇跡的なプレーは、もちろん幸運が重なって決まるものと思いますが、「やけっぱち」や「当てずっぽう」といった、まったくの偶然で決まるものとは少し違う気がします。「成功する可能性はゼロに近くても、このプレーに懸けるのが一番可能性がある」という「判断」があるように思うのです。ペイトリオッツが試合巧者なのは間違いないと思うのですが、それでも「一瞬の油断が命取り」というのはアメフトの面白さかな、と思います。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek14レビュー(ラムズ@ベアーズ、ペイトリオッツ@ドルフィンズ) - 鯖缶NFL三昧
week15 TNF チャージャーズの逆転劇
LAC@KCで起きたこと
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月14日
59分56秒かけて、チャージャーズが1点リードした。どうやって? 覚えてねーよ!!(°▽°)
ここ数年のチャージャーズのイメージは、「強いチームにも善戦するものの、最後はあらゆる手段を駆使して惜敗」というものだった気がしますが、このゲームではぴったり逆転。チーフスの地区優勝決定を阻止して、week17まで混戦を演出しました。チャージャーズは、「力、技、スピード」それぞれ十分感じられるし、「それでもなかなかうまくいかない」という意味でも、NFLの魅力を感じさせてくれるチームの1つだと思います。
week15 ペイトリオッツ、12月に2連敗
NEファンの心「あれぇ、おかしいな、12月って、こんなに寒かったんだっけ?」
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月17日
あまたあるチームの亡霊たち「よく来たな、これが冬の寒さだよ。でもお前らはまだ、本物の寒さを知らない。まあまずは、この寒さに慣れるんだな」
ペイトリオッツ側からこのゲームを見ると、ディフェンスはスティーラーズを後半3点に抑えた点が好材料。オフェンスでプレスナップのペナルティが多く、ブレイディに不利な状況を作り続けました。ブレイディ自身もミスが出てチームを救えず、敗因の一部になってしまった、という試合内容でした。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek15レビュー(ペイトリオッツ@スティーラーズ、パッカーズ@ベアーズ) - 鯖缶NFL三昧
ペイトリオッツは、アウェーでドルフィンズ、スティーラーズに2連敗。今季のアウェーを3勝5敗で終えました。その3勝のうち、プレーオフ進出チームは(カリル・マックが本調子ではなかった)ベアーズのみ。シーズン締めくくりはホームでビルズ、ジェッツに勝ちましたが、それぞれ「消化試合」とも思えるような内容で、「強さ」を証明することなくシーズンを終えたような印象です。
とは言え、week17ではディフェンスが3失点。オフェンスでは今季ファンの期待を下回っていたグロンカウスキー、ホーガンにもいいシーンがありました。ファンとしては、楽観も悲観もせず、ポストシーズンに期待したい、というのが正直な感想でしょうか。
(これはweek17終了後のツイートです↓)
僕「パッツ、第2シードだよ」
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月31日
妻「やったね。強いの?」
僕「…わかんない」
妻「わかんない?」
僕「なんか、一番地味かも。麻雀で言えば、一翻役はたくさん使えるんだけど、二翻役とか、ドラとかがない感じ。将棋でいうと、陣形のバランスはいいんだけど指し手が難しい…」
妻「…(知るか)」
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week16 スティーラーズ、最強セインツに惜敗
PIT@NO
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月24日
4Qの中身が濃すぎて痺れた…
ファンブル→FGブロック→フェイクパント失敗(ちょっと惜しい)→NO逆転TD→同点FG圏内届いたかと思った瞬間ファンブル
PITは勝利に値する内容だったように見えた。でもそれは実際に勝たないと証明できないのがツラいところアルよ。
個人的な印象ですが、今季NFCでプレーオフに残った6チーム(セインツ、ラムズ、ベアーズ、カウボーイズ、シーホークス、イーグルス)の、どのチームと戦ってもスティーラーズは勝てる可能性のあるチームだったような気がします。でも、それは実際に勝たないと証明できないのが、勝負の厳しいところ、というか。そんなことを感じた試合でした。
(当ブログでも、レビュー記事を紹介しています↓)
NFLweek16レビュー(スティーラーズ@セインツ、ビルズ@ペイトリオッツ) - 鯖缶NFL三昧
week17 レイブンズ、AFC北を制す
CLE@BAL
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月31日
・前半終了間際のラマーのTD未遂(というかCLEのファンブルリターンTD未遂)を見た時のPITファンの心境を想像すると泣ける。
・全体1位対32位の新人QB対決だなんて、センスある筋書きの最終戦。両者スペシャルなものを見せてくれた。おめでとうNFL。いい役者ゲットしたじゃないか。
week17からは、このゲームを取り上げておきたいです。レイブンズは多彩なブロックのラン攻撃で(「多彩なラン攻撃」とはあまり聞きませんが、そう言っていい内容に見えました)、ラマー・ジャクソンの瞬足も電光石火。対するメイフィールドもポケットワーク、パスのコントロールなどの長所を4Qで発揮。しかし最後には、レイブンズディフェンスが守りきる、という展開でした。勝ったレイブンズは地区優勝に値する力を見せたと思いますし、負けたブラウンズも(もちろん「たられば」はあるでしょうが)来季に希望の持てる7勝8敗1分だったように思います。
まとめ
こうしてみると、ペイトリオッツファンの僕は、AFCをたくさん見てるんだな、と思いました。シーズン途中にもツイートしたのですが、ここ数年AFCライバルのスティーラーズ、ブロンコスのゲームを、「負けろ」と思いながら見ていて、負けてほしいはずなのに気づくとちょっと好きになっている(人質が誘拐犯に惚れる「ストックホルム症候群」に似ている)、という気がして不思議です。
ワイルドカード枠のチーム(シーホークス、イーグルス、チャージャーズ、コルツ)が、それぞれ上位チームを倒せる雰囲気を持ってポストシーズンを迎える最高の展開になりました。最後まで味わいたいと思います。
(おまけ↓)
2018年NFL「マジかよ」ランキング
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月24日
5位:PIT ベル
「つーか、出てこいよ…」
4位:MIA ドレイク
「ミラクルwww」
3位:CLE メイフィールド
「途中出場からの逆転劇。635日ぶり勝利には泣いた…」
2位:KC マホームズ
「左手投げ!ノールック!」
1位:OAK グルーデンHC
「…」
2018QB事情
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) 2018年12月31日
・カズンズ、キーナム、スミスのビリヤード移籍の勝者はマホームズ
・1巡指名新人QB、5人とも先発に昇格。プレーオフ残ったのは32位指名のラマー。
・ラック、静かに復活。
・フォールズ、2年連続のベストバックアップ?
・リバース、キャリアベスト?
・ブリーズはブリーズ
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