鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

NFLパワーランキングweek16

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レギュラーシーズンもあと2週。複雑なタイブレークの条件とにらめっこする時期がきました。もはやパワーランキングにさほどの意味はありませんが、僕自身の気分を落ち着かせるために、毎週のルーティーンとして紹介します。

 

www.nfl.com

(この記事から、一部を抜粋して紹介します。以下の英文は、引用したものです)


1位:セインツ(前回1位)

The Saints didn't resemble anything close to an elite team Monday night, as the Panthers slowed down New Orleans' top-shelf offense all game. What the Saints did accomplish was inching closer to home-field advantage by eking out a division road game, never an easy task in the NFL. Moreover, for all those fingering New Orleans' weaknesses, you should remember that the Saints just finished up a three-game road trip: first, taking on a geeked-up Cowboys defense ready for blood like Kiefer Sutherland in "Lost Boys," then battling the desperate Bucs (who were clinging to even more desperate playoff fantasies), then Carolina. The Panthers were also playing for their postseason lives, yet New Orleans outlasted dem boys, too. The Saints have so many ways they can beat your favorite team -- they are simply drawing on those resources more than they needed to earlier this season, when Drew Brees was torching secondaries on a weekly basis.

(*eke=増やす/eke out=(不十分なもの)の不足分を補う/geeked-up=(覚せい剤などで)ハイになって/take on=対戦する/outlast=(~より)長く続く、長く生きる/draw on=靴下をはく、手袋をはめる、(手段として)利用する)

 

マンデーナイトの試合で、セインツはエリートチームには似つかわしくなかった。パンサーズを相手に、試合を通じてトップクラスのオフェンスを出せなかったからだ。ただし、この試合でセインツが成し遂げたことは、同地区ライバルにアウエーで勝って、プレーオフのホームフィールドアドバンテージへ一歩近づいたことで、それはNFLでは決して簡単ではない。セインツの弱点について指摘する代わりに、彼らが3週間連続でアウェーで戦ったことを思い出したほうがいい。

 

まず、(※)映画「ロストボーイ」に出演したキーファー・サザーランドに似て、血に飢えた吸血鬼みたいにハイになったカウボーイズディフェンスを相手にして、その次は(妄想のようなプレーオフの可能性にしがみついて)必死なバッカニアーズと戦い、そしてパンサーズ戦だった。パンサーズはプレーオフ進出に望みがあったが、セインツが粘り勝ちして、彼らを退けた。

 

皆さんのお気に入りのチームを倒す方法を、セインツはいくつも持っている。シーズン序盤では毎週のようにQBドリュー・ブリーズが相手セカンダリーを手玉にとってきたが、それができなくても、他にあてにできる強みがあるということだ。


(※訳注:「ロストボーイ」という吸血鬼もののホラーコメディがあるようです。キーファー・サザーランドは「24」のジャック・バウワー役の俳優です)

 

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2位:チャージャーズ(前回5位)

The Chargers are the Michael Myers of the NFL right now -- which is better, I think, than being the Michael Bolton (getting no respect). That is to say, the Bolts are a scary group. The Anthony Lynn-guided outfit beat the Chiefs on Thursday night -- in Arrowhead, mind you -- while still being far from full strength. Not only were they without RB1 Melvin Gordon, they were without RB2 Austin Ekeler, too. In fact, the Bolts have been down a man (or two) all year. Right when their game wrecker on defense returned to form, their fantasy-points Pez Dispenser got hurt. When Joey Bosa, Gordon and Ekeler are all in action at the same time again -- whether that happens in Week 16 or 17 -- look out. Then there's second-year receiver Mike Williams, who enjoyed his finest game all season, with three touchdowns and the outcome-deciding two-point conversion. And, of course, the Chargers wouldn't have gotten where they did without Hunter Henry. (PSA for the uninitiated: The tight end returned to practice Monday after missing all of this season thus far with an ACL tear.)

(*mind you=いいかい、念のために言っておくけど/wrecker=解体業者/look out=気をつけろ、要注意だ/PSA=公共サービス情報)

 

今のNFLで、チャージャーズはマイケル・マイヤーズ(※映画「ハロウィン」に登場する殺人鬼。ブギーマン)だ。私が思うに、誰にも尊敬されないマイケル・ボルトン(※「Office Space(邦題「リストラマン」)」に出てくる人物。ロックスターと同姓同名)よりはずっといい。

 

HCアンソニー・リン率いるこのチームは、サーズデーナイトで(念のため指摘しておくと、アローヘッドスタジアムで)、チームの戦力がすべて整わない中で、チーフスを倒した。RB1のメルビン・ゴードンのみならず、RB2のオースティン・エケラーも欠場していた。事実、ボルツは1人(か2人)はハンデを負っているような状態でシーズンを戦ってきている。ディフェンス面で、破壊力のあるエースがようやく戻ったその時に、「Pez」のディスペンサー(※キャラクターからタブレットキャンディーが出てくるお菓子)のようにファンタジーポイントを吐き出す選手をオフェンスで失った。DEジョーイ・ボサと、ゴードン、エケラーが全員揃った状態で戦えば(それがweek16と17のいずれになるにせよ)、対戦相手にとっては恐怖だ。

 

そして、2年目WRのマイク・ウィリアムズがいる。彼はチーフス戦で今季ベストのパフォーマンスを見せ、3つのTDと勝利を決定づけた2ポイントコンバージョンのレシーブを決めた。さらに指摘すれば、現在のチャージャーズは、TEハンター・ヘンリーなしでは、たどり着けなかったはずの位置につけている。(ご存じない方のための情報:ヘンリーはACL断裂でここまでの試合すべてを欠場しているが、月曜の練習でチームに合流している)


6位:ペイトリオッツ(前回4位)

Gloom and doom in New England following another loss this past weekend. Frankly, the Steelers were desperate enough (and are capable enough) to beat any team at Heinz. Been hearing the whispers about the slow roll downward of Tom Brady's play. These are overblown. Admittedly, Brady is not enjoying his finest season, but he's been far from subpar. Of his 11 misses at Heinz Field, several were on throws into tight coverage or on hurried end-game attempts. He did seem to shy away from pressure up the middle on the game's final toss, fading to his left before flicking the ball with his feet nowhere near set, which only furthers the idea that Brady might now indeed be mortal. Putting only a touchdown and a field goal on the board ain't enough, and Brady would be the first to say that. The encouraging sign here -- and the reason to believe all the "Pats are done" chatter is simply that: chatter -- is that the defense allowed 17 points after getting embarrassed in Miami. New England stunk against the run (again), but rarely broke. Only the Ravens have held Pittsburgh to fewer points at home this year, and they're the top scoring defense in the league.

(*Gloom and doom=散々な目/overblow=おおげさに言う、過大評価をする/subpar=標準より下の)

 

ニューイングランドは先週に続いて2週連続で沈み込んだ。率直に言って、スティーラーズはハインツフィールドにどのチームを迎えても倒すしかない必死な状況だった(また、倒す力のあるチームでもある)。QBトム・ブレイディのプレーが緩やかに下降線をたどっているともささやかれているが、それは大げさな物言いだろう。確かに、今季のブレイディがベストシーズンを送っているとは言えないが、それでも二流の選手と呼ぶ水準からはかけ離れている。

 

ブレイディはこの試合で11回のパス失敗があったが、その中のいくつかはタイトなカバレッジに投げ込んだものと、最後のドライブでの急がされて投げたものだ。とは言え、試合最後のプレーとなったフィールド中央からのパスでは、まだプレッシャーから少しは余裕があったはずが、左に体を傾けながら足が踏ん張っていない状態で投げたものだった。ブレイディはもはや不滅とは言えない、という見方は強まっただろう。タッチダウン1つと、FG1つでは勝てない。それはブレイディ自身が一番分かっているはずだ。

 

「パッツは終わった」というおしゃべりを、ただのおしゃべりだと思えるようないい材料もあった。マイアミで恥をかかされたディフェンスは、この試合では17失点に相手を抑えた。ラン守備は(またも)お粗末だったが、守備はほとんど崩されなかった。今季、ピッツバーグをホームでこの点数以下に抑えたのはレイブンズだけで、レイブンズは失点の少なさでリーグトップだ。

 

15位:イーグルス(前回18位)

They're lurking. The defending champs looked the part Sunday night, perhaps for the first time all season. Was it due to Nick Foles? The backup-turned-starter-turned-backup received his latest turn in the rotation, with winning results. Even when he didn't make fine throws, all came up roses. Consider his deep ball to Alshon Jeffery in the third quarter, which was definitely underthrown -- but Jeffery and Nelson Agholor were so open, they were practically flailing their arms for a fair catch, so it didn't matter that the toss was short. Foles' lone turnover was not of heavy consequence, despite being deep in Rams territory, as Philadelphia's defense eventually halted the ensuing L.A. drive in the red zone. That Rams possession led to a field goal in what was then a 30-13 game, but it ate up a large chunk of the fourth quarter in the process -- time that would become precious in the waning moments. Please, no annoying quarterback-controversy jazz. Enjoy the win responsibly.

*lurk=沈む、こそこそ歩く/waning=(月などが)欠けていく


彼らは密かに狙ってきている。ディフェンディングチャンピオンがNFLで演じる役があると、おそらく今季で初めてこのサンデーナイトで示した。QBニック・フォールズのおかげだろうか? この「控えが先発になり、また控えに戻った」選手が、再び先発の番になり、勝利を得た。彼がきれいなパスを通さない時ですら、すべてはうまくいった。

 

例えば、3QのWRアーション・ジェフリーに投げたロングパスを考えてみても、明らかに短かったにも関わらず、ジェフリーとWRネルソン・アゴラーは完全にオープンだった。彼らにとって手を回して合図をしてからフェアキャッチするのと事実上変わりないほどで、パスが短くても問題にならなかった。

 

それに、フォールズの唯一のターンオーバーも重大な失敗とはならずに済んだ。ラムズ陣内に攻め込んでのターンオーバーだったが、フィラデルフィアのディフェンスが結局ラムズをレッドゾーンで止めた。ラムズは30対13からそのポゼッションでFGを得たが、4Qの時間を多く使うことになった。負けている状況のラムズとしては、貴重な時間だったのだ。お願いだから、QBをどうするかの議論でうるさくしないで。今は、勝利をちゃんと楽しもう。

 

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鯖缶より:失速気味のラムズとQBゴフは、立て直せるかどうかを問われることになって注目ですね。セインツは、オフェンスが不調と見るより、ディフェンスが好調というような気がしました。

 

49ersに足元をすくわれたシーホークス、最近のいい流れを止めてしまった印象のカウボーイズに対して、テキサンズはジェッツに相当苦しみましたがしっかり勝ったのは見事でした。力を見せたベアーズ(5位)、チャージャーズは頼もしい勝利で、レギュラーシーズンの脇役がポストシーズンで主役にのし上がる雰囲気でしょうか。

 

英文元記事では、32チームについてコメントしていますので、ぜひチェックしてみてください。

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