鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

NFLパワーランキングweek17

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いよいよレギュラーシーズンもフィナーレを迎えます。数々のドラマが詰まっていた今シーズン。ゲーム数で言えば9割を消費したわけですが、スーパーボウルまで、どれだけのドラマが見られるでしょうか。week17は、映画で言えば「クライマックスの始まり」なのかもしれません。

 

NFLオフィシャルサイトより、パワーランキングの記事をチェックしていきましょう。

www.nfl.com

(この記事から、一部を抜粋して紹介します。以下の英文は、引用したものです)


1位:セインツ(前回1位)

The Saints did nothing to suppress the notion that they are top-shelf, once again taking an opponent's best punch and emerging with a win. So many huge plays contributed to what was an epic contest with the Steelers on Sunday. There was the third-and-20 completion to Ted Ginn Jr. and multiple penalties on Pittsburgh's secondary -- the last being a drive-extender that led to New Orleans points. Alvin Kamara procured two chunk plays in the passing game, the first on a humdinger of a swing pass -- an old-fashioned throw incredibly difficult to deliver in stride -- from Drew Brees. The defense? Not as fierce as it has been over the past month and a half, but wouldn't you know it, that unit won the day in the end. Sheldon Rankins, known for his patented spin move, spun JuJu Smith-Schuster around while ripping the ball out. For an NFL defensive tackle, it was the equivalent to an NBA center's 360 dunk (not that traditional centers make much difference in pro basketball anymore). The Saints jacked up their own three Sunday, as in jacking up the playoff hopes of an opponent for a third straight week.

セインツは彼らがリーグトップのチームであるということを否定するようなことは何もしなかった。またしても、対戦相手のベストパンチを浴びて、なおも立ち上がり試合に勝った。名勝負となったスティーラーズとの試合で、多くのビッグプレーが勝利に貢献した。WRテッド・ギン・ジュニアが捕った3rd&20の際のパスも大きかったし、ピッツバーグのセカンダリーのペナルティも何度かあり、そのうち1つはセインツの逆転ドライブを継続させるものだった。RBアルビン・カマラはレシーブで2つのビッグプレーを決め、そのうち最初のものは昔ながらのプレーだが、非常に難しいパスをブリーズが決めたものだ。

守備はどうか? 直近の1ヵ月半ほどの強さではなかったが、念のためにお伝えしておくと、勝利を決定づけたのはデイフェンスだった。(パスラッシュの際に使う)専売特許のスピンムーブで知られるDTシェルドン・ランキンズが、WRジュジュ・スミス・シュースターをスピンさせてひっくり返し、その際にボールを掻き出したのだ。NFLのDTとしては、このプレーはNBAのセンターが360のダンクを決めるのに等しいプレーだろう(伝統的なタイプのセンターは今のNBAではそれほどインパクトを与えられないにしても)(※)。セインツはこれで3連勝。対戦相手へのプレーオフの希望を、3週連続で消沈させてきた(バッカニアーズ、パンサーズに連勝していました。スティーラーズは十分可能性あるものの、この敗戦で相当後退しました)。

 

(※訳注:360 dunkは、ジャンプして横に1回転してダンクすること。バスケのセンターもNFLのDTも、「スピードよりパワー」というのが伝統的なイメージなので、俊敏なプレーでファンブルを奪ったプレーを「ビッグマンがキレのあるダンクを決めたようだ」とたとえているものと思います)

 

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4位:チーフス(前回3位)

Even coming off two losses in a row, the Chiefs don't fall too much here, nor have they ceased to inspire confidence as a Super Bowl contender. The Chargers' loss to the Ravens means that a Chiefs win next week (against the Raiders) will still earn Kansas City home-field advantage through the playoffs. Secondly, many talented teams have gone to Seattle and flown home with an L, like Kansas City did Sunday. Patrick Mahomes did nothing to diminish the high esteem in which fans/opponents hold him, becoming the fastest player to 5,000 yards passing in NFL history (by three games) while making more of those weird-angle throws that make you wonder if he is the long-lost lovechild of Nolan Ryan and Gumby. (Of course, Mahomes' dad actually was a pro baseball player.) The defense remains a question mark and can ill-afford to have Dee Ford limping around.

チーフスは確かに2連敗はしたが、パワーランキングでの順位はそこまで下げる必要はないし、スーパーボウル進出の有力候補であることには変わりはない。チャージャーズがレイブンズに負けたことによって、チーフスはweek17(レイダーズ戦)に勝てばプレーオフ通じてのホームフィールドアドバンテージを確保できる。それにカンザスシティと同じように、多くの強いチームが、シアトルに行って負けて帰ってきている。

QBパトリック・マホームズのプレーはファンやライバルチームからの評判を下げるような内容ではなかった。マホームズはNFL史上最速のペースでキャリア5000ヤードに到達し(3試合上回った)、その珍しい角度での投げ方を見れば、(※)ノーラン・ライアンとガンビーの間にできていた子どもが行方不明から見つかったのかと思うほどだ(もちろん、マホームズの実際の父親はプロの投手だった)。ディフェンスには相変わらず疑問符がつく。OLBディー・フォードを負傷で失うわけにはいかない。

(※訳注:ノーラン・ライアンはMLBの名投手。ガンビーはクレーアニメのキャラクター。マホームズがいろんな角度での投げ方を決めるので、そのことをユーモアで伝えています。父のパット・マホームズは実際にMLBの投手で、日本でもプレー経験があります)

参考記事:息子がNFLで大活躍。元横浜ベイスターズのパット・マホームズの心境は?(谷口輝世子) - 個人 - Yahoo!ニュース


5位:レイブンズ(前回10位)

Dominant showing for one of the NFL's hottest teams. The Ravens have now won five of six. This space took heat for keeping Baltimore parked around 11th in the rankings after the Ravens dropped three games in a row leading into their Week 10 bye. Nobody was paying attention to the competition -- John Harbaugh's guys played the Saints, the Panthers on the road (before Cam's arm devolved into mashed potatoes) and the Steelers. Since then, the Ravens' defense has asserted itself, which we all saw clearly Saturday night at the soccer field filled with Baltimore fans. A couple of weeks ago on "The Power Rankings Show" (Tuesdays at 6 p.m. ET on NFL Network), I said the Cowboys, Bears and Ravens were the top defenses in the league. Got that order wrong, I did.

(*take the heat=暑さに耐える、批判を受ける/assert=断言する、主張する)


現在のNFLで最もアツいチームの1つが、その力を見せつけた。レイブンズは直近6試合で5勝目を挙げた。このパワーランクングでは、レイブンズはweek10のバイウィークの前に3連敗しても順位を11位前後にしてそれ以下には下げなかったg、そのことで批判されていた。でもその批判は、3連敗の時の対戦相手を考慮に入れてないものだ。ジョン・ハーボーと彼のチームが連敗した相手は、アウェーでのセインツと(QBキャム・ニュートンの腕がマッシュポテトになる前の)パンサーズ、そしてスティーラーズだった。バイウィーク以降、レイブンズは実力を示し、それはレイブンズファンで埋まったサッカーフィールド(※)でのサタデーナイトで、誰もが目にした通りである。数週間前に、「The Power Rankings Show」で、私はカウボーイズ、ベアーズ、レイブンズがリーグトップの守備力を持っていると話した。しかし、私はその順番を間違えたらしい。

(※訳注:チャージャーズは2017年にLAに移転、StubHub Center(もともとメジャーリーグサッカーのLAギャラクシーのホームスタジアム)を暫定的にホームとして使用。建設中のホームスタジアムは2020年からラムズと共用予定です。また、チャージャーズのホームスタジアムとは言え、チャージャーズのファンの集まりはあまり多くないようです)

参考:StubHub Center - Wikipedia

 

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7位:ペイトリオッツ

The Patriots slid into the second seed in the AFC by controlling the day against the Bills defensively, though their pass offense appeared out of sorts. They also clinched their 10th straight division title, a rare feat that, according to the Elias Sports Bureau, only one other team in the four major professional sports leagues has accomplished: the Atlanta Braves. The difference here -- not to take away from Atlanta's 14 straight division titles from 1991 to 2005 -- is that the Patriots have also won two Super Bowls during their stretch, and that's not counting the three Lombardi Trophies Tom Brady and Co. took home in the early 2000s before this streak even began. Those Braves won one World Series in the strike-abbreviated 1995 season. More importantly, a playoff bye is now the Patriots' to lose. Given that the offense has been off-kilter as of late ( Tom Brady was mum Monday about the specifics of a left knee injury that appears to be affecting his play), a week off to sort things out sure would help. They will need to beat a Jets team that has been a tough out the last couple of weeks first.

(*out of sorts=元気がない、意気消沈した/rare feat=離れ業/off-kilter=不調の/mum=無言、口をつむる)

ペイトリオッツはビルズとの対戦で、パスオフェンスは振るわなかったもののディフェンスで試合をコントロールし、AFCの2位の位置に繰り上がった。彼らは同時に、10年連続となる地区優勝も決めている。Elias Sports Bureauによれば、4大プロスポーツのうち、そのような離れ業をやってのけたチームはアトランタ・ブレーブスだけだ。アトランタの1991~2005年の14年連続も素晴らしいし、その功績を軽んじるわけではないが、ニューイングランドの場合はこの間2回のスーパーボウル制覇を遂げており、しかもこの期間には2000年代始めにQBトム・ブレイディらが3度ロンバルディ・トロフィーを得たものを含んでいないものだ。ブレーブスのワールドシリーズ制覇は、ストライキで短縮された1995年シーズンのみである。

さらに重要なことは、いまやプレーオフのワイルドカードラウンド免除(第2シード以上)を、ペイトリオッツは自力で得られる状況になったことだ。最近のオフェンスの不調を考えると(トム・ブレイディは彼の左ひざのけががプレーに影響しているかについては明言を避けているが)、1週間の休みはオフェンスの再調整に有益だろう。そのためにはまず、直近数週間でタフなチームになっているジェッツを倒す必要がある。


10位 テキサンズ(前回7位)

Magnificent comeback by the Texans in the fourth quarter, launching two lengthy drives late -- complete with some dynamic Deshaun Watson product -- to take a one-point lead. Then the defense couldn't hold the fort against the Eagles. Texans are known for holding the fort. (Too soon?) Not this group. Nick Foles riddled the beaten-up Houston secondary all day, while the Texans' pass rush struggled to get to last year's Super Bowl MVP. Foles has played hot before, but 471 yards and four touchdown passes? Come on. Outside of Watson, the Texans manufactured not even a hint of a running game. That was the story. Will it be going forward?

テキサンスは、4Qに一度は驚くべき逆転を見せた。QBデショーン・ワトソンがダイナミックなプレーを成功させて2つのドライブで得点し、1点をリードした。しかし、そこでディフェンスがイーグルスを相手に踏ん張ることができなかった。テキサンズはディフェンスに定評があるはずが、この試合ではそうではなかった。QBニック・フォールズはヒューストンのぼろぼろのセカンダリーをずっとやり込めた一方、テキサンズのパスラッシュは昨季のスーパーボウルMVPになかなか手が届かなかった。フォールズは以前にもいいプレーを見せたことがあるのは確かだが、それにしても471ヤード、4TDとはどういうことか? ワトソン以外にはテキサンズはランゲームの雰囲気すら出せなかった。それがストーリーだ。このままそれが続くのだろうか?

 

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鯖缶より:week16は、プレーオフ瀬戸際チーム(レイブンズ、イーグルス、シーホークス)がシード上位争いチーム(チャージャーズ、テキサンズ、チーフス)を倒し、「最後に来て団子状態になってきた」という展開です。そんな中スティーラーズに辛勝したセインツは、モメンタム的にも、現実的な有利さ(ファースラウンドバイ、ホームフィールドアドバンテージ)としても少し抜け出た感じでしょうか。

 

元記事のランキングではベアーズを2位にして、3位のラムズより上につけました。その他、ぜひチェックしてみてください。

 

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