鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

フィリップ・リバース記者会見(1/13)

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今季のNFLにとって、フィリップ・リバースは間違いなく主役の1人だったと思います。感情を表に出すキャラクターと、サードダウンでの勝負強さで、チャージャーズをプレーオフに導きました。

 

敗戦となったディビジョナルラウンドでも、痛みをこらえて最後まで戦う姿には胸を打つものがありました。試合後の記者会見の書き起こしが上がっていましたので、少しだけ訳してみました。闘将の言葉に、耳を傾けてみましょう。

 

www.patriots.com

(2019年1月13日のトランスクリプトです。この記事から、一部を抜粋して紹介します。以下の英文は、引用したものです)

 

Q: Can you take us through the first half after the promising first drive?

PR: Yeah, well I’m not going to take you through all of it. It was 35 to 7, I mean, you saw it. We answered right away and like we’ve done all year, we’ve really complemented each other well and if one side needed picking up a little bit, we’ve done that. We did it right away after the first drive, they had it what, seven minutes and then we answered. They scored again and we didn’t answer and they scored again and we didn’t answer and they scored again and we didn’t answer.

 Q:最初の見事なドライブ以降の前半について、振り返っていただけますか?

 

フィリップ・リバース:ああ、まあ、くどくどと説明することもない。前半は35対7だった。見てのとおりだ。先取点を奪われてから、俺らはすぐにそれを取り返した。それは今季のこれまでの試合と同様にできた。俺たちは攻守でよく助け合ってきたチームだ。片方がイマイチなら、もう一方が立ち上がる。そうやって戦ってきた。今日の試合でも、相手が最初のドライブで7分かけてTDを挙げて、その後すぐに取り返した。彼らは次も得点した。俺らは取り返せなくて、彼らはその次も得点し、俺らは失敗し、また得点され、取り返せず、彼らはまた得点し、俺らは取れなかった。

 

We needed to and we knew offensively that our defense was going to settle in and they needed us and we didn’t hold up our end offensively. A couple missed third-down conversions, a couple – just lack of execution on our end. Any time you score – we ended up scoring more late, obviously we know how those points work but we were sitting with what, seven, with what was it, three, four minutes left in the – two and half minutes left in the third quarter. That’s not good offense. I know our defensive guys have probably said they’re disappointed in how they played but that was a collective team loss. Just how we’ve won 13 games together, we’ve lost all five together and it was no different today. They were just better than us.

俺らのディフェンスが落ち着くためには、オフェンスでボールを保持する必要があったしそれは分かっていたが、できなかった。プレーの遂行が甘くて、サードダウンでコンバージョンできなかった。俺たちの反撃は遅かった。急がなければいけないことは分かっていたが、7分費やして、3Q残り3、4分、いや残り2分半でようやく得点した(※)。それではあまりいいオフェンスとは言えない。ディフェンスの選手たちは、自分自身のプレーに落胆していると思うが、しかし、負けたのはチーム全体だ。ここまで13勝をチーム全員で成し遂げて、5回の負けはチーム全員で戦った結果だ。それは今日も変わらない。ただ、相手が俺らを上回ったということだ。

(※訳注:実際には5分15秒のドライブで、3Q残り1分17秒ほどでTDしています)

 

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Q: How much of what they were doing reflect that they had that extra week to prepare and zero in on you guys?

PR: They just played better. I don’t know that it had anything to do with the extra week. They played better. I don’t know that they did a ton of stuff defensively that surprised us. That first drive, like I said, we answered and scored. We did some things, it seems like we got to midfield every possession that first half, just about. And then we just stalled, lack of some third down conversions, not as efficient on first and second down. When it comes to an end, we can analyze it all we want. They scored more points than we did and they were the better team today.

 Q:彼らには、あなたたちと比べて(ファーストラウンド・バイで)1週間の余分な準備期間がありました。そのことは彼らのプレーにどの程度影響があったと思いますか?

 

フィリップ・リバース:彼らが俺らを上回っただけのことだ。1週間の違いが影響したかどうかは俺には分からない。プレーで差をつけられただけだ。俺らを驚かせるようなことを、たくさん仕込んできたわけじゃない。最初のドライブでは、さっき言ったように同点に追いつくことができた。そこからの前半の各ドライブでは、ミッドフィールドまでは進めたが、そこまでだった。サードダウンでコンバージョンできなかったし、ファーストダウン、セカンドダウンでも効果的なプレーを出せなかった。ゲームが終わったから、俺らも好きなだけ理由を分析できる。彼らは俺らより多く得点した。今日は彼らが上だった。

 

Q: You’re generally known as a terrific competitor. Was there ever a point where you felt as if your competitiveness got to a level of frustration?

PR: No, I don’t think so. One thing I know and thankfully I think – it’s a collective effort in this regard is, we’re never going to quit. I don’t care what the score is, we’re going to play until that last second ticks to zero. So I think that was it. Maybe there’s a little more emotion coming out at the end because you just hate that it’s over. 

Q:あなたは非常に負けず嫌いな選手として知られます。自分が闘争心が強すぎて、それがフラストレーションにつながると感じることは今までありましたか?

 

フィリップ・リバース:いや。それはないと思う。俺が知っていることで、感謝できるのは、チームで戦うのに、途中であきらめることは俺たちにとってありえないということ。スコアが何点差でも、クロックがゼロになる最後の1秒まで戦う。ただそれだけのことだ。もしかしたら、負けることを憎めば、その分最後には感情的になるかもしれない。


It’s hard when it ends. There’s nothing like playoff football because you never take the field expecting it to be the last game unless you’re in the last game and you know it is and that’s the Super Bowl. Maybe there’s a little bit extra that came out at the end. That’s part of it, that’s the way I play my best. In many ways, that wasn’t my best today. Obviously when you don’t score more points than the other team, you’re not. But we’re going to fight until the end and I thought at least we can say we did that. It doesn’t count for much at this point but in the big scheme of things, it counts a heck of a lot.

終わるのはつらいものだ。プレーオフのフットボールは特別だ。その試合がスーパーボウルでなければ、その試合が最後だと思ってフィールドに来る者などいない。だから、その分最後には感情が出ることはあるかもしれない。その思いが俺の一部だし、そのように全力でプレーしてきた。今日はいろんな面で自分のベストではなかった。相手の取った得点よりも自分たちの得点が下回ったのなら、ベストではなかったということだ。だけど俺らは最後まで戦うチームだし、少なくとも今日はそうしたと言える。今となってはベストを尽くしたことなど大した問題ではないが、より大きな視点で言えば、それはものすごく重要なことだ。

 

Q: So it would be unfair to say that you showed a lack of composure out there that may have cost his team?

PR: You can decide whether that’s unfair or not. I know that’s not the case in any – not at all.

 Q:あなたが冷静さを失ったことでチームを負けさせた、という見方は公平ではないでしょうね?

 

フィリップ・リバース:その言い分が正しいかどうかは見た人が決めればいい。ただ俺は、それがまったくの見当違いだと知っている。

 

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鯖缶より:ペイトリオッツファンを公言する僕が、負けたフィリップ・リバースのコメントを紹介するのは野暮かも、とも思って躊躇したのですが、とてもグッとくる受け答えのように感じたので紹介しました。潔く負けを認めながらも、いい意味でプライドを失っていないコメントのように思いました。

 

英文元記事では、リバースの前にHCアンソニー・リンの記者会見の模様が書き起されていますし、リバースのコメントも紹介した部分以降も続きます。ぜひチェックしてみてください。

 

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