鯖缶NFL三昧

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【2021NFLマッチレビュー】week10 ブラウンズ@ペイトリオッツ

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ペイトリオッツはホームにブラウンズを迎え、7対45で完勝。今季の成績を6勝4敗に伸ばしました。同じカンファレンスで5勝4敗同士で並んでいたブラウンズに勝ったことももちろん非常に大きいのですが、なにより内容が素晴らしかったです。


守備ではブラウンズをトータル217ヤード、1TDのみに抑え、攻撃ではサードダウンコンバージョンが7/9、90ヤード以上のTDドライブが4本(1つは控えQBのホイヤー)と、文句をつけるところを見つけにくい試合でした。


【観戦メモ】

・トレント・ブラウンが戻ってきたんすよ

シーズン前には、「チームの強み」だという分析記事が多かったオフェンスラインですが、フタを開けてみるとここまで苦戦を強いられてきました。開幕戦でトレント・ブラウンが7スナップのみの出場で離脱して以降の数試合は「RT」のポジションは明確に「弱点」だった気がします。

 

この数試合、マイケル・オンウェヌを昨季と同じRTに据え、テッド・カラスをLGに入れて安定してきたオフェンスライン。そこにようやくトレント・ブラウンが戻ってきました。


この試合では、LGテッド・カラスは100%スナップ出場。RTをトレント・ブラウン(68.7%出場)、マイケル・オンウェヌ(38.8%出場)で分け合うローテーションとしたようです。


開幕時の先発ラインナップ(ウィン/オンウェヌ/アンドリュース/メイソン/ブラウン)に今後戻すのか、それとも(リーグでも上位のラインマンと評価される)オンウェヌを融通の利くバックアップとしてベンチに控えさせるのか。


正解はわかりませんが、ここまで楽でない「やりくり」で及第点を出せるよう修正してきたこと、この試合でも大きなミスはなく、ペナルティを減らしたこと(メイソンがホールディング、ウィンがイリーガル・ユース・オブ・ハンズを1回ずつ。フォルススタートなし)を見ても、「ペイトリオッツのオフェンスライン、本領発揮はこれからなのでは」ぐらい期待してもいい気もします。


・3Qのラストのハードカウントが最高だった件

たぶんハイライトには残らない、そして僕自身の記憶にも残らないシーンだと思うんですが、3Qのラストがいかにもペイトリオッツらしい「性格の悪さ」が出たシーンで好きでした。7対31の24点リード、敵陣17ヤード地点での2nd&5。ゲームクロックがわずかにプレークロックに先行していて、そのまま3Qを終えてもいいように思えたシーンです。


ここで、ハドルを組んだオフェンス陣。そのままフォーメーションにつきます。ヘンリーが左から右にモーションを終えたのに合わせてマック・ジョーンズのカウントの声が鋭く響きました。ペイトリオッツオフェンスは誰も動かず、動いたのはブラウンズのDTマリク・マクダウェルでした。


ハードカウント。エンクローチメントを誘ってファーストダウン更新。トドメの得点に近づき、より長く時間を潰せる「利」を確保できました。やってることは単純ですが、ノーリスクでできる「ワナ」。オフェンスユニット全体が「やるべきこと」を理解しているから出せたナイスプレーだった気がします。

 

【英文記事より】

New England Patriots Postgame Quotes 11/14

(ペイトリオッツ公式サイト記事より。英文部分は引用です。訳は当ブログで用意しました。ぜひ引用元で全文をチェックしてください)

 

(QBマック・ジョーンズのコメント)

(ブラウンズディフェンスのフロントは強力だが、そんな相手に99ヤードを含む多くのドライブを成功させて自信につながったか)

 I think it just goes back to practice, execution and we do that every week where we start way backed up and push it down the field in practice. When you get in the game, you just have to execute the plays that are called and you can't look at where you are, you can't look at the scoreboard. You can't worry about external factors.

(自信の根拠は)練習によるものだし、プレーの遂行によるものだ。僕らはそれを毎週やってる。修正点を振り返り、それをフィールドで練習してする。いざ試合になったら、あとはコールされたプレーを遂行するだけだ。フィールドのどこにいるかもスコアボードも見てはいけない。やるべきプレー以外のことは気にしないようにする。

 

You just have to focus on, "all right, here is what I'm supposed to do." When 11 guys do it together, the product will be really good at the end of the drive. We did that multiple times on those long drives and it just shows the mental and physical toughness that we put together and we just need to keep doing that on a consistent basis.

「よし、これが俺のやるべきことだな」とだだ集中しなくてはいけない。それを11人全員でやれば、そのドライブはおのずといい結果につながる。今日はそういったロングドライブを何度かできたし、僕らは団結して、メンタルでもフィジカルでもタフだと証明できた。それを普通のこととして繰り返せるようにする必要がある。


(ジャコビー・マイヤーズのキャリア初TDレシーブについて)

 I told him today, I was like, you're going to score before the game – I didn't know it was going to come from Hoyer (Laughter). It was great. I was super excited. We were out together and the ball – I was so concerned about the ball. I was like, "we've got to find the ball." I guess they found it. That was good.

試合前に彼に話したんだ。きっと得点できるぞって。ホイヤーからのパスでそうなるとはその時はしらなかったけどね(笑)。素晴らしかった。本当に興奮したよ。僕らはみんなベンチから飛び出してセレブレーションに集まって… そして、ボールだ。僕は(記念の)ボールが気になってたんだ。「ボールはどこだ」ってね。見つかったみたいだ。よかったよ。

(※ジョーンズ自身はweek1で自身の初TDのボールを受け取らなかった経緯があり、そう思うと少し面白いコメントです)


(WRジャコビー・マイヤーズのコメント)

(初めてのタッチダウンレシーブについて。TDパスを投げた時と違うかについて)

"You know, it's crazy. Honestly, the fact that everybody celebrated with me means more than the touchdown. I feel like it says a lot about your teammates and what they think of you, and just the fact that they were all there. I know they've been waiting on that, they've been real patient. Everybody else outside, my family, that was just more so just for them, but throwing touchdowns is definitely a little more funny, you know."

「信じられないほどだ。正直に言って、みんながセレブレーションに集まってくれた事実が、タッチダウンそのものよりありがたいことだった。そのことで、チームメイトが僕のことをどう思ってるかよく伝わってきたし、みんなが集まってくれた事実がうれしい。みんなが(僕のTDを)待っていてくれたことはわかってる。我慢強くチャンスをくれた。あの場にいた以外にも、僕の家族もずっと待っていてくれたのは同じだ。タッチダウンを投げたのはもう少し奇妙な体験だったかな」

(※マイヤーズは昨季2つのTDパスを成功させています。この試合開始時点までで、134レシーブ、1522ヤードを“タッチダウンなし”で挙げており、NFL史上の記録でした)


マイヤーズのTD動画ツイート↓

 


(OTトレント・ブラウンのコメント)

 

(出場すると決まってどんな気持ちだったか)

"I was excited to get out there. I forgot how fun it is. It feels like it's been three years since I played ball, had fun playing ball."

「出場できることにワクワクした。どれだけ楽しいかを忘れていたよ。まるで3年ぶりにプレーするみたいに感じた。楽しんでやれたよ」

 

(マック・ジョーンズと初めてフルゲームでプレーして)

"I pretty much knew what we had the first day of OTAs. He's different. He's not just your average rookie quarterback. He has a lot of poise, but super mature. He attacks every day like it's game day. He prepares well He's just on top of everything."

「OTAの最初の日の時点で、彼の加入がいかに大きいか分かってた。彼はモノが違う。普通の新人QBとは違うんだ、と。落ち着きがあって、選手として成熟してた。毎日を練習を、試合のように必死にやった。しっかり準備をして、すべてによく対処した」


【ハイライト動画リンク】

https://www.youtube.com/watch?v=mJUL87a_DBY

 

【おわりに】

ペイトリオッツファンの僕としては、本当にうれしい勝利になりました。

 

試合前、ブックメ―カーのつけるスプレッド(賭けの際のハンデ)が「-2.5」という記事を見ていましたので、ホームでの試合とは言え「互角」という予想でしたし、僕自身も「辛勝も惜敗もあり得る」と思っていました。下馬評が不利なら、「勝てば儲けもの」と思えますし、有利なら「負けるのは怖いけど、なんだかんだ言って勝てるんじゃないか」という気持ちで試合を待てます。でも、「互角」でしたから、試合の数日前からハラハラしていました。


さて、次はTNFでアウェーのファルコンズ戦です。ベリチックはショートウィークも苦にしない印象がありますが、マック・ジョーンズにとっては初のショートウィークです。ペイトリオッツ有利の予想が多くなると思いますが、どんな試合になるでしょうか。アウェーですし、「勝てば儲けもの」と思って気楽に待ちたいと思います。

 

 

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