スーパーボウルまであと1週間。NFLファンとしては、シーズンを名残惜しみながら、最大のイベントをソワソワと待つ不思議な時期です。
ペイトリオッツWRのジュリアン・エデルマンの記者会見のトランスクリプトを紹介します。チェックしてみましょう。
(2019年1月25日のトランスクリプトです。この記事から、一部を抜粋して紹介します。以下の英文は、引用したものです)
Q: Do you remember when you played against Sean McVay in college?
JE: Honestly, I don’t. But it was pretty cool to see some footage. It was cool.
Q:(ラムズヘッドコートの)ショーン・マクベイとカレッジ時代に対戦したことを覚えてましたか?
ジュリアン・エデルマン:いや、覚えてない。でも映像を見たよ。よかった。
Q: What do you make of such a young head coach in the NFL leading a team to the Super Bowl?
JE: It’s very remarkable. He’s a stud. He’s my age and he’s leading an organization to a Super Bowl. It’s unbelievable and it’s a testament to how much he knows the game, how hard he works. I love seeing it. He’s a MAC guy. You know that Coach McVay and that coaching staff is going to have that team ready and we’re going to have to take advantage of the preparation time that we have and get ready too.
Q:あれほどまでに若い(※1986年1月24日生まれ。この時点で33歳。スーパーボウル出場のHCとしてはNFL史上最年少)ヘッドコーチが、NFLでチームをスーパーボウルに導いたことをどう思いますか?
ジュリアン・エデルマン:とても素晴らしいことだ。イケてるしね。僕と同じ年で、すでにチームをスーパーボウルまで導いた。信じられないことだし、彼がこのゲームをよく知り、懸命に努力してきたことの証明だ。それが見られてうれしいよ。彼とはカレッジ時代同じMAC(※mid-American Conference)だった。マクベイコーチと、彼のコーチ陣はチームを仕上げてくるだろう。僕らも準備時間を生かして、しっかり備えたい。
(※エデルマンがKent StateでQB、マクベイがMiami (Ohio) でWRとして対戦していたことについての参考記事はこちら↓)
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Q: Have you seen the footage of you hyping up Tom Brady in your unique way?
JE: I’ve seen some footage, yeah. It was pretty funny.
Q:あなたは、あなたしかできない方法でトム・ブレイディに気合いを入れていました。自身で映像を見ましたか?
ジュリアン・エデルマン:ああ、いくつか見たよ。おかしかった。
Q: Do you kind of enjoy how we’re all nitpicking the ways you guys are motivating each other? Do you find it’s funny you can reverse the media criticism and use it as motivation?
JE: That’s a long, tough question. I don’t know how to read into that but you like black out during the game so what you say is what you say. It just comes to mind. So hopefully we’ll be able to do some more motivating this weekend, do some good stuff.
Q:あなたたちがお互いに盛り上げ合う様子を、我々メディアが細かく取り上げることについて、少し楽しんでいますか? メディアからの批判を覆すのは痛快でしょう。批判の言葉をモチベーションにつなげていますか?
ジュリアン・エデルマン:長くて、難しい質問だね(※記者たち笑い)。(自分でも)どういうことかよくわからないし、試合中のことは忘れるから、言ったことはただ言ったとおりのことさ。なんとなく浮かんだだけ。また気合いが入るようなことができたらいいと思うし、そうするよ。
Q: A lot of people around the country are saying, “Enough of the Patriots in the Super Bowl.” What are your thoughts about that?
JE: I’m not really worried about that. I’m more worried about the Los Angeles Rams and their defense and their schematics and Coach Wade [Phillips] and [Aqib] Talib and [Nickell] Robey [Coleman] and [Marcus] Peters. That’s the stuff that you’re thinking about because you know they’re thinking about you.
Q:国中の多くの人が、「ペイトリオッツをスーパーボウルで見るのはウンザリ」と言います。それについてどう思いますか?
ジュリアン・エデルマン:まったく気にならない。それよりも僕が気にしてるのは、LAラムズと、彼らのディフェンス、スキーム、コーチ(DC)のウェイド(フィリップス)、(アキブ)タリブ、(ニッケル)ロービー・コールマン、(マーカス)ピータースについてだよ。それが考えるべきことだ。なぜなら、向こうもこっちのことを考えてるからね。
Q: What’s Tom Brady meant to you as a friend over the years?
JE: He’s a great friend. I think that’s helped our relationship on the field just because there’s a friendship there. There’s a caring for one another. You could say that with a bunch of guys on this team as well. He’s a quarterback, I’m a receiver. There’s a lot of other guys that I have that same caring with and that’s because we’ve played a long time together and you learn guys in and out. We see each other more than we see our families. It’s cool to get to play with guys that you have friendships with.
Q:あなたにとって、数年来の友人としてのトム・ブレイディはどんな存在ですか?
ジュリアン・エデルマン:彼は素晴らしい友人だ。友情があるということは、フィールド上の関係でも役に立っていると思う。お互いを大事にしている。それは、このチームでは多くの選手同士がそうだ。彼はQBで、僕はレシーバー。チームには他にもお互い大切に思っている選手がいる。ずっと一緒にプレーしてきて、何もかもが分かる間柄だ。家族といるよりもチームメートといることが多いからね。友情を感じる仲間とプレーするのはいいよ。
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鯖缶より:エデルマンがブレイディに対しケンカを売るような感じで叫んで、「喝」を入れるシーンは少年マンガのようで目を奪われます。AFCチャンピオンシップでの1シーンも、話題になりました。
プレーオフになって、今季ベストのパフィーマンスを見せているブレイディ。エデルマンも同様でした。ペイトリオッツのサードダウンのターゲットとして、彼の活躍がスーパーボウルの勝敗に直結するのは間違いないでしょう。楽しみにしたいです。
一部分を訳しただけですので、英文元記事でぜひ続きをチェックしてみてください。動画もあります。エデルマンの答える雰囲気は、真剣なようでもあり、くだけた雰囲気でもあり、なかなかかっこいいと思いました。ぜひ味わってみてください。
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