鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)の英文ニュースの一部を訳して紹介します

【コラム】NFL民のためのタイプ別おすすめマンガ

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NFLの魅力の1つに、「短くて濃密なシーズン」ということがあると思いますが、それはつまり「長いオフシーズン」を意味するというもの。(ツイッター上のネタで、「9月の開幕まで時間をワープするボタンがあったら押すよね」みたいなツイートも何度か見たことがある気がします)

 

退屈なオフシーズンを送るNFLに、おすすめマンガを考えてみました。ただおすすめ「マンガ」というだけではなく、「NFL(アメフト)のどこにグッとくるか」によって、性格診断的におすすめするマンガを考えてみました。


まずは、考えてみてください。「あなたにとって、NFL(アメフト)でもっともグッとくる瞬間はいつですか?」


NFLの好きなところを思い出しながら、おすすめマンガを探してみてください。オフシーズンの楽しみの1つになればうれしいです。(それぞれのマンガに、Amazonのリンクを貼っています。ぜひチェックしてみてください!)

 

(もくじ)

 

フットボールトンネルから、選手たちが出てくる瞬間

ONE PIECE モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ONE PIECE モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 そんなあなたにおすすめのマンガは「ONE PIECE」(尾田栄一郎)です!

 

 試合開始前に、ロッカールームから選手たちからフィールドに出てくる選手たち。観客をあおるように、自らを鼓舞するようにダッシュする選手や、緊張して出てくる選手、リラックスしてる選手など、試合への期待が高まる特別な時間。僕は大好きです。


そんな、スターたちの「そろい踏み感」が好きな人は、「ONE PIECE」がおすすめ! 「濃いキャラが次から次へと無尽蔵に出てくるあの高揚感は、NFLファンもハマるんじゃないでしょうか。

 

トンネルから出てきて、敵を威嚇するような「1人ハカ」みたいなダンスを披露するレイ・ルイス。「ONE PIECE」に出てきそうじゃないですか?(レイ・ルイス、最後のホームゲームでのプレゲームダンスの動画リンクを貼り付けておきます↓)

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3rd&longから、予想通りパスラッシュが決まってのQBサック

 

そんなあなたにおすすめのマンガは「ハチワンダイバー」(柴田ヨクサル)です!


「自分の推しチームの攻撃」を見るのが好きな人と、「自分の推しチームの守備」を見るのが好きな人がいると思うのですが、みなさんはどうですか?

 

雑にまとめると、オフェンス好きな人は、「戦術を構築してそれを遂行するプロの姿」が好きで、ディフェンスが好きな人は「その戦術をぶっつぶす」のが好きな人なのかな、と想像します。


ディフェンスが勝利する、「本能が理屈を超越する瞬間」を見るとグッときてしまうあなたには、「ハチワンダイバー」はいかがでしょうか。「何時間も盤の前で黙って座ってる」というのが「将棋」というゲームですが、その頭の中では野獣が吠えまくってるような激しいバトルが繰り広げられているもの。その「激しいバトル」を具現化させて描いた「ハチワンダイバー」は、「本能で味わうマンガ」のような気がします。(将棋を知らなくても楽しめます!)

 

キックオフリターン・タッチダウン

ピンポン(1) (ビッグコミックス)

ピンポン(1) (ビッグコミックス)

  • 作者:松本大洋
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: Kindle版
 

 

そんなあなたにおすすめのマンガは「ピンポン」(松本大洋)です!


「スペシャルチームのビッグプレーは、アメフトの華」と言えるのではないでしょうか。ジリジリと互角のゲームでモメンタムを引き寄せたり、点差がついた試合での「ダメ押し」、または「逆転のきっかけ」になるのは、「アメフトという料理を楽しむ上での、極上の薬味」のように感じます。

 

パントブロック、フェイクパント、パントリターン時のファンブル、それぞれ大きなプレーですが、やはり王様は「キックオフリターンタッチダウン」ではないでしょうか。100ヤードを電光石火で駆け抜けるスピード感、ひらめき、センス。


アメフトの試合の中でも、「速度、ひらめき、センス」に惹かれるあなたには、「ピンポン」がおすすめ! アドリブで描いたような画風で、卓球のスピード、青春のスピードがビンビン伝わってきます。

 

90ヤードの長いドライブを8分以上かけてタッチダウン

 

そんなあなたにおすすめのマンガは「ジョジョの奇妙な冒険」(荒木飛呂彦)です!

 

ロングパス1発で決まるタッチダウンよりも、ランやショートパスを織り交ぜて、ネチネチ進むドライブが好き、という人も多いのでは、と想像します。特に、クオーターの半分以上の時間を使って攻撃が止まらない時は、「もうこれ判定勝ちでいいのでは?」などと思ってしまうほどで、個人的には「90ヤードの長いドライブを8分以上かけてタッチダウン」を僕は「エンペラードライブ」と呼んでいます。

 

さて、内容の詰まった濃密な満足感、読むのが止まらない中毒性を味わうなら、なんといっても「ジョジョの奇妙な冒険」ではないでしょうか。少年マンガ界の、エンペラーマンガだと思います。


ゴールライン1ヤード前のラインマンの攻防

 そんなあなたにおすすめのマンガは「シャカリキ!」(曽田正人)です!

 

タッチダウンまであと1ヤードでの攻防。言うまでもなく、もっともアメフトらしい興奮が味わえる瞬間の1つです。あと1ヤード、あと1インチ、髪の毛1本分、ボールが届くか、それを防ぐか。


特に僕が好きなのは、攻守両チームとも、「ランでいくぞ」「ランが来るぞ」とわかりきった中で、両軍入り乱れての押し合いです。まさに最高峰の「意地と意地のぶつかり合い」に、拳を握り締めてしまいます。「ランと見せてのパス」「ペイトン・マニングがまさかのブートレッグ」ももちろん最高に面白いのですが、その楽しみも「シンプルな力比べ」があってこそのものでしょう。

 

僕は「シャカリキ!」をはじめとする「自転車ロードレース青春モノ」にとても弱いのですが(「Over Drive」「弱虫ペダル」)、「歯を食いしばってのヒルクライムが結局一番アツい」という単純明快な真実に殴られるのが好きだからだと思います。


ロングパスをライン際でワンハンドキャッチ

AKIRA(1) (KCデラックス)

AKIRA(1) (KCデラックス)

  • 作者:大友 克洋
  • 発売日: 1984/09/14
  • メディア: コミック
 

 そんなあなたにおすすめのマンガは「AKIRA」(大友克洋)です!


ロングパスをライン際でワンハンドキャッチ、と言えば、オデル・ベッカム・ジュニアの「アレ」でしょう。

 

 ridiculous(ばかげた)、insane(正気でない)という形容詞はあのプレーのためにあったのか、と思えるスーパープレーです。「戦術がおもしろい」「我慢比べがグッとくる」というのもアメフトなら、「それを凌駕してしまう圧倒的な個人技がある」のもNFLの醍醐味じゃないでしょうか。

 

大友克洋の「AKIRA」は、圧倒的な「画力」と「世界観」で、凡百のマンガを超越してしまった作品ではないでしょうか。あの大判の単行本を6巻揃えて、本棚に置いておくだけでいいんです。そんなオシャレサブカル臭が、ダサくて、ダサいからこそかっこいいんです(←自分でも何言ってるのかよく分からない)。


ブロックがハマってランが出た時

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:原泰久
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: Kindle版
 

 そんなあなたにおすすめのマンガは「キングダム」(原泰久)です!


ランで大きなゲインが出る時は、必ずいいブロックが決まってるもの。ラインマンだけでなく、TEやWR(時にはQBまでも)がブロックに参加し、1人のボールキャリアーにすべてを託す様子は、「肉体+頭脳」×「個人技+チームプレー」という、アメフトの醍醐味を味わえる瞬間ではないでしょうか。プレスナップでシフトやモーションを入れて駆け引きをした上で、複雑な動きのブロックが成功した時などは、「これぞアメフト」と言いたくなります。


そんなオフェンスラインの活躍に興奮する方には「キングダム」がおすすめです。 「この絵を描いたインクには、血と汗が混ざってるんじゃないか」と思わせるような、重厚感のあるキャラとストーリーでアツくなれます。


「アメフトファンにはキングダムがおすすめ」と僕は常々思っているのですが、このマンガで描かれる合戦は、「時間へのこだわり」を強く感じるからです。「右から攻めてくる相手軍が砦を攻略するまでに、中央から攻める自軍の奇襲が相手の大将を倒せるかどうか」(←こんな攻防が「キングダムであったかはよく覚えてません。ただの例です)というような戦闘は、「パスカバーがもってる間に、ラッシュが間に合ってサックできるか」というディフェンスや「パスプロテクションがもってる間に、空いたレシーバーをQBが見つけられるか」というオフェンスを思わせます。

 

見事に決まるトリックプレー

レベルE 1 (ジャンプコミックス)

レベルE 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者:冨樫 義博
  • 発売日: 1996/03/04
  • メディア: コミック
 

 そんなあなたにおすすめのマンガは「レベルE」(冨樫義博)です!


最高峰の「力」「技」「スピード」を競い合うのがNFL。しかも、全プレーが一度時間を止めてフォーメーションを見せてから始める高度な頭脳戦。そんななか、まるで「イカサマ」みたいに盲点をついたトリックプレーが見事に決まる時は、痛快そのものです。

 

イーグルスの「フィリー・スペシャル」も、チーフスの「4人スピン」も、スーパーボウルという大舞台で、ミスするわけにいかない重要な局面で、「まさか」の戦術が大成功を収めました。

(チーフスがスーパーボウル54で見せた「4人スピン」の動画リンクです↓)

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そんな、「奇想天外なアイデア」と、それを決めてしまう「心臓の強さ」に憧れる人には、「レベルE」はいかがでしょうか。ストーリーのつじつまを外さずに、盲点をつくような展開。「予想外の結末になる」と分かっていても、それでもその「斜め上」をいく物語。頭が冴えるようでいて、気づいたら酔っているような読後感が最高です。


相手陣1ヤード地点へのパント成功

 そんなあなたにおすすめのマンガは「ブラック・ジャック」(手塚治虫)です!


NFLのファンにとって、自分が応援するチームのパンターへの思いは少し複雑です。攻撃がうまくいかず、やむを得ずするのがパントなわけで、もしすべてのポゼッションがタッチダウンで終わるなら、パンターの出番はありません。

 

しかし同時に、そんなにうまくいく試合はほとんどなくて、スペシャルチームが仕事をできるかどうかが勝負の分かれ目になることもファンは分かっているもの。「試合の雰囲気に呑まれない職人肌のパンターが、重要な場面でプロの仕事をする」ことに興奮する人もきっといるのではないでしょうか。


そんな人は、「ブラック・ジャック」にハマるはず。はぐれ者の天才外科医が、世間に理解されないまま自分を貫く様子。「俺だけは分かってるよ」と思いながら読むのです。


おわりに

今回のコラムは、以上にします。最後まで読んでくださってありがとうございました。「定番中の定番」のマンガばかり出しましたが、好きなんだからしょうがない。どうぞご笑納ください。


このコラムの裏テーマは、「アメフトにはこんなに面白いシーンがある」というものでした。めっちゃ面白いレジェンドマンガをおいしいとこどりしたぐらいに、NFLって面白いな、と。シーズン開幕が待ち遠しいです。

 

もし「NFLのここが好きな人は多分このマンガ好き」というネタがありましたら、コメント残してくださったらうれしいです。僕も読んでみて、コラムの続編のネタができるかもしれません。よろしくお願いします!

 

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