NFL2021シーズンで起きたことの中から、僕が個人的に印象に残ったことをまとめていきます(オフシーズンに振り返るための備忘録ですが、シーズン中から作っています)。僕自身の野次馬ツイートを引用しながら、雑談的にコラムを書いてみましたので、よろしければお付き合いください。
week3まとめ
#week3を1ツイートで
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 28, 2021
「アメフトはリスクとリワードが釣り合ってるから面白いわけであって、66ヤードとか、残り37秒タイムアウトなしで3点取れたらゲームバランス崩れるんですよ(怒)」
「…お察しいたします…」
「で、どうしてくれるの?」
「…引き続き、来週もお楽しみいただけないでしょうか」
week3でも、劇的な幕切れが見られました。SNFでのGB@SF。アウェーのパッカーズが終始優勢だったように思います。ですが、なんとか食らいついた49ersに、勝利の女神は微笑みかけました。27対21、残り2分29秒で49ersにボールの保持権が渡ります。なんと、ちょうど1ドライブで逆転できる点差と残り時間ではないですか。
ここでQBガラポロと49ersオフェンスはこの日一番のドライブを見せ見事にTD。「パッカーズの方が強かった気がしたけど、この勝負どころでこれが出せるなら、49ersの勝ちでもまあ分かる」と納得しかけました。
残り37秒、タイムアウトなしでパッカーズボール。「25ヤードパス」→「スパイク」→「パス失敗」→「17ヤードパス」→「スパイク」で、残り3秒、51ヤードFGのお膳立て。なんでしょう、こうやって文字にして書くと簡単に思えますが、最初の25ヤードパスは相当の難易度だったはずです。驚きました。
(GB@SFハイライト動画はこちらです↓)
https://www.youtube.com/watch?v=hMhpt2L4BIY
レイブンズ、タッカーの66ヤード逆転サヨナラFGにも目を丸くしました。1つ1つプレーが止まるからこそ、「確率」の計算をしたくなるのがアメフトの面白いところ。そして、時々その確率計算をあざ笑うかのようなプレーが出るのが、NFLの醍醐味かもしれません。
NFLしか勝たん
昨季プレーオフ逃したCAR、DEN、LV、ARI、スタフォードの移籍先のLARが3連勝。昨季ベスト4のチームはそれぞれすでに黒星あり。これって、NFLっていうバトルシステム自体が勝者でしょ。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 28, 2021
マホームズとブレイディとラッセル・ウィルソンが揃って負けた日って初めてなのではないか。(調べてないけど)
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 27, 2021
week3は、マホームズ、ブレイディ、ラッセル・ウィルソンが揃って負けた初めての日だったみたいです(アーロン・ロジャースもほとんど負けかけました)。week3終了時点で、3連勝チームは昨季プレーオフを逃したチームばかり。ラムズは昨季もプレーオフチームでしたが、QBスタフォードは昨季プレーオフを逃したライオンズの選手でした。
NFLの戦力均衡策が生きて、「どのチームが勝つか分からない」という演出の成功を感じたシーズン序盤戦となりました(スケジュールの組み方でそうなっただけ、と言えばそれはそのとおりなんですけど、まあそれも含めていい演出でしょう)。
NFLは「毎年、毎週がオーディション」という、「ネバー・エンディング・リアリティー・ショウ」です。「続きが気になって見るのをやめられない」というファンたちの「うれしい悲鳴」がこだましてる気がします。
おまけ①:NFLのヘッドコーチが上司だったら
NFLのヘッドコーチが上司だったら
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 14, 2021
ベリチック:ずっと黙ってるし、大きい声出すのはキレる時だけ。ボーナスの査定厳しすぎ
マクベイ:明るくて前向き。でも、仕事ができない人の気持ちはまったく分からない
シャナハン:暗そうだけど前向き。でも、仕事ができない人の気持ちはまったく分からない
グルーデン:気分屋ではあるが、基本的には働きやすい職場を作る。パワハラ、セクハラへの対応が甘そう、と根拠なく思われてる
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 14, 2021
マッカーシー:めちゃくちゃ仕事できるのに、若手からも中堅からも若干ナメられてる
ジマー:見た目がマジメすぎて、ギャグを言っても誰もツッコんでくれない
リード:時々ニセモノと入れ替わってるらしい
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 15, 2021
トムリン:情に厚くユーモアもあるが、いる場所が邪魔
キャロル:うるさい職場が好きで、本人もうるさい。若手を自宅BBQに呼びたがる
ハーボー:アンガーマネジメントは完璧のはずなのに、周囲からは「キレる寸前」と気を遣われてる
ペイトン:頭はキレるし、実績も十分。部下をよく褒めるが、部下からは「皮肉で遠まわしにダメだしされてる」と思われてる。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 29, 2021
エリアンズ:いろいろ雑だと評価されることもあるが、部下に権限を任せる懐の深さがあり、離職率の低下に貢献。「なぎら健壱じゃねーよ」という持ちギャグが全然ウケない。
※(week5終了時点での追記)
モノマネ芸人たちが、有名人をデフォルメして演じるように、上に書いたネタは「各コーチへの一般的なイメージを、独断と偏見で決めつけてキャラ化」というものでした。
このツイートをした時点では、グルーデンの「パワハラ・セクハラへの対応が甘い」というのは僕の個人的な「決めつけ」にすぎなかったはずなのに、それが現実だと分かってしまうと、もはやネタとして笑えなくなっちゃうじゃなか、とか思いました。
マンガや映画に、「差別的なことを平気で言う」みたいなキャラがいたとして、「キャラとして面白がる」というのも、「差別を助長する」「差別に加担する」ことにつながるかもしれません。そんなことを思い直したりしています。
おまけ②:麦わらの一味でオフェンス組んでみた
【ワンピース・麦わらの一味がアメフトのオフェンスチームだったら?】
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 25, 2021
OCナミ:あんたたち点を取りなさいよ
QBロビン:「攻撃の組み立て」を意識できる唯一の人材
RB1ルフィ:アメフトとか、細かいことあまり向いてない
RB2ゾロ:切れ味もパワーもあるが方向音痴
WR1サンジ:XもYもZもできそう
WR2ウソップ:キッカーだけやりたいけど人数足りないからしょうがない
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 25, 2021
FBチョッパー:一番アメフトできそう
TEフランキー:グロンク味がある
Cジンベエ:やっとラインマンがチームに加わった感
ブルックは、パンターですかね。柩のすみを狙いそう。
(今回はここまでにします)
(week2の振り返りはこちら↓)
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