2020年10月30日(金)
会社帰りの電車で、MNFのCHI@LARを40分モードで観戦。前半はお互いにモメンタムがつかめない試合で、素人目に見ると、「ハイレベルなのかヘボいのかよく分からん」みたいなイメージ。今季は、ラムズもベアーズも「強いのかそうでもないのかよく分からない」みたいな位置づけにいそう。
試合は、3Qでラムズが攻守で上回って勝勢に。トドメが刺せずにいるラムズがややヌルかったようにも見えたけど、パンターのヘッカーだけが「ドS」で、ベアーズの士気をくじくようなパントを連発した感じだった。
(ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓)
ところで、この試合見てた途中に、非常にどうでもいいことに気づいた。僕が今翻訳してるドラマの担当エピソード、「優等生キャラで、なんとなく垢抜けない地味な女子」が、「クラスでモテモテの雰囲気イケメン」に片思いをしてる流れなんだけど、そのヒロインがフォールズに似てるのだ。「勉強ばかりして、恋愛にオクテな女子」としてのニック・フォールズ。案外やるときはやるかもしれん。そして、相手の雰囲気イケメンはサム・ダーナルドに思えてきた。
いやあ、見れば見るほどそんなような気がしてくる。字幕は一応全部埋まっていて、あとはリライトするだけの段階だったからよかったけど、初見で「フォール子とダーナル男の恋かよ」とか思ってたらちょっとキャラがつかみにくかったかもしれない。気づくのが遅くてよかった。
10月31日(土)
朝から翻訳仕事をダラダラと。スプラトゥーンを途中に挟みながらの仕事。ところで、この土日はスプラトゥーンの「フェス」の日。「フェス」っていうのが何なのか、スプラを知らない人に説明すると、2チームに分かれて勝敗を競うイベント。自分が勝つと、その貢献度に応じて普段は手に入りにくいアイテムが貰える、みたいな。
で、僕が好きなのはこの48時間の間は、バトルで使うステージのグラフィックが、普段と違う特別バージョンの背景になる、というところ。普段は「昼」なんだけど、「フェス」の間はステージの背景が「夜」になって、ものすごく綺麗。バトルに行くまでの街の風景も夜で、ライブ会場みたいな感じの演出でイカしてる。
で、スプラ歴の浅い(1年)僕にとってフェスは3回目なんだけど、実のところそこまで盛り上がらなくて。というのは、普段遊んでない「ナワバリバトル」という基本ルールオンリーになっちゃうから。ナワバリバトル、始めたての初心者には楽しいんだけど、そのうちガチマッチの方が面白くなって。で、もっとうまい人はナワバリバトルもまた楽しくなるんだろうけど。僕にとってはガチマッチの方が勝負のポインが理解しやすくてアツくなれる。
だから実を言うと、「楽しさも中ぐらい」だったりする。思い出すのは、子ども達が小学校は休校だった5月の下旬にあったフェスで、僕は何というか「感動」してしまって、つまり「外出自粛」をまあまあ真に受けて実践してた僕にとって、「フェス」というゲーム内のイベントが開催される、というワクワク感、運営側のサービス精神、子どもたちを盛り上げてくれるありがたさ、みたいなことが合わさって、「ジーン」と来てしまったのだ。
あの頃は、精神状態がなかなかに切羽詰ってたな、と思う。今は、そこまででもない。不安が薄らいだ、とは少し違うけど、恐怖に慣れた、というか。
スプラと仕事を交代でやって、なんとか11時頃に本日のノルマ終了。そこから息子を連れてヨドバシカメラに。「ピクミン3」を息子はやりたいのだ。僕もやってみたいけど、とりあえず今のところスプラトゥーンで手いっぱい。
夕方はまた息子と外出(最近息子との組み合わせが多いな。娘は友達と遊ぶ機会も増えてきたからか)。「天体望遠鏡」の組立キットと星空観察会、みたいなイベントに応募して、抽選が当たったのだった(娘は外れた)。
僕は、昔から「工作」が苦手だというコンプレックスがあって、「工作がめちゃくちゃ得意な人なんめったにいないよ」とも思うんだけど、まあ根強い思い込みとして、「工作」はやりたくない、という思いもある。
なので、正直言うと抽選は外れてもよかった。でも、そういう時に限って当たるのだ。案内のチラシを見れば、持ち物に「はさみ、木工用ボンド」って書いてある。「木工用ボンド」こそ僕の恐怖の源だ。プラモデルの大阪城を作ろうとして、セメダインの適切な量がわからず、上手く固定できないものだから塗りすぎていたら、はみ出したセメダインがカピカピに乾いて、天守閣の全体が汚れた大阪城を見て、母親に「ハナクソ城」と笑われた記憶が蘇る。
講座が始まって、緊張しながら工作を進める(紙製の筒のキットを組み立ていく作業)。失敗したら息子からもバカにされる。だけど、いざやってみるとそんなに難しくない(そりゃそうだ)。いよいよ、レンズを入れる工程。講師役の方から「絶対にレンズの面を触らないでください」と言われて、僕に戦慄が走る。僕のかけてるメガネ、レンズが尋常じゃなく汚れてるのだ。
中年のおじさんのメガネが汚れてるのって、身だしなみとして相当みっともない、という自覚はある。あるのだけど、新しいメガネを購入するのはめんどくさい。「メガネが汚れてるぐらい知るか。このメガネを通して世界を見てるのは僕であって、レンズは汚れてようと、誰にも迷惑かけてないじゃないか」と開き直ってはいるものの、さすがにみっともないことを忘れるのも難しい。
さて、仕事をなんとか片づけて息子の引率をやってる僕は「偉いぞパパ、がんばれ」と自分を勇気づけてたはずなのに、この「レンズの汚れへの注意」を聞いて、テンションダダ落ち。天文台の職員さんが、ボランティアで望遠鏡を作る指導をしているイベントだ。望遠鏡が好きな人、メガネの汚れを許すはずないじゃないか。絶対心の中で軽蔑してるに決まってる。早く帰りたい、と。トホホ。
(望遠鏡はちゃんとできましたし、月の観察もできました。息子は珍しい「夜のお出かけ」を喜びました。よかった)
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