鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

NFL観戦日記2022⑬(卒業するチャンスかもしれない)

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10月4日(火) 時には黙っておくこともある

4時起きで、添削の仕事を2時間分。会社でもそうなんだけど、仕事を始める前に「僕はサイコパス」って心の中で唱えてから始めるのがルーティン(※ネタじゃなくて本当です)。自分で決めた仕事のクオリティをクリアすることに集中する。それが他人からどう思われるかは、仕事をやってる途中にはあんまり気にしてもしょうがない。独りよがりにならないように、時々は方針を見直すのも必要だろうけど、「独りよがりになってないかどうか」だって結局は自分で判断するしかない。


息子の机に、書き終わった作文の宿題が置いてあって、チラ見。くら寿司に行ったこと、特にいくらがおいしかったこと、食べ過ぎておなかが少し痛くなったこと、が書いてある。惜しい。息子よ、君は「もうこれで最後」って言ってから、やっぱり食べたくなってアンコールで「2回目のいくら」を注文したじゃないか。そのシーンを取り上げると、「いくらがおいしかった」と「おなかが痛くなった」に臨場感が出るのに、とか。添削気分が抜けてない。


息子が起きてきたら、作文についてアドバイスをしてやろう、と思って、でも結局黙っておくことにした。子どもにとっては、宿題なんて言われてやらされてるもので、「終わりさえすればいいタスク」なわけであって。「こうしたらもっと面白くなるよ」って言われてもシラケるでしょ。作文書くのが嫌いになったら意味ないし。ここは敢えて黙っておこう。それよりも、普段のおしゃべりをよく聞こう。「話したい」という気持ちがあれば、表現は自然と鍛えられるでしょ。


今日はラムズ対49ersの観戦。いやあ、49ers強かったなあ。まあ、強くても勝ちやすいかと言われればそうでもないような気がするのが面白いところ。リードした展開で時間を使って攻める感じ。試合自体をコントロールしてるのが「強者」を印象づけるんだけど、点差はさほどつかないので1ミスで形勢が変わってしまう危険がずっと残る、というような。


将棋でもスプラでも、攻めが得意な人の方が、受け(守り)が得意な人よりも勝ちやすい気がする。受けている時は1ミスが命取りになるので、相手の手をしっかり読み切らないといけない。だけど、攻めてる時は1つ正解手順を見つければいいし、やや無理気味の攻めでも相手がミスしてくれれば勝てるので、実戦的には案外勝率が安定する、みたいな(まあ、トップレベルの人は攻めも受けも強いんだけど)。

 

10月5日(水) 卒業するチャンスかもしれない

3時起きでジャガーズ対イーグルス見ながら作業。「NFLなんてただの作業用BGM」っていうことに無理やりして、結果を知ってる試合を流しながら日記を書くんである。早起きしてからのダラダラ作業がこの秋のマイブームで。

 

イーグルスは勝負どころでプレーを決めた一方で、ジャガーズはミスで流れを失い、取り戻せなかった。イーグルス、強そう。守備も攻撃も分厚い感じで、「12人いるんじゃね」と思わせるようなシーンが多い。イーグルスの今季の対戦地区はNFC北とAFC南なのか。比較的恵まれたスケジュールっぽいな。NFCの第1シード取っても不思議じゃない。


14時過ぎに会社から帰宅して。「水曜から金曜の午後に何もする気が起きない問題」にやはり直面。疲れてるんだから活力が低下してるのは当たり前な気がするんだけど、それでも気持ちが重くなることが多くて。それで、試しに「スプラトゥーン3」を休んでみることにした。「スプラの合間に家事や勉強をする」というのがこの2年のルーティンだったんだけど、試しにそれをやめてみる。(おそらく)性格はもう変えられないから、ルーティンを変える、ということなんだけど、何か変わるかどうか。


スプラトゥーンは「3」が発売されてからだいたい毎日やってて、たぶん1日あたり1時間半ぐらいのプレー時間。面白くないわけではないんだけど、まだちょっとつかみきれてない感じだった。ステージの形状をよく理解して、ステージごとの作戦、方針を決めないと勝てないんだけど、その研究をやるのがちょっと面倒で(その研究自体がプレーと同じぐらい楽しいはずなんだけど、同時に面倒ではある)。ひょっとしたら、この「面倒」と思ってるこのタイミングが、スプラ中毒を卒業するチャンスかもしれない。どうかな。とりあえず今日は最後まで我慢できた。


その代わりになにをしたかっていうと、日本語ラップバトルの動画を漁ることなんだけど(結局、目が疲れることには変わりがないな)。ラップバトルと家事の往復。ラップバトル見て、洗濯物たたんで、ラップバトル見て、小松菜のレンチンナムル作って、ラップバトル見て、子どもの習いごとの月謝を封筒に用意して… なかなか味わい深いミルフィーユではある。

 

10月6日(木) いつかマイクが回ってきたら

4時起きで日記を書くのとラップバトル動画視聴を交互に。なかなか充実した人生じゃないか(?)。マック・ジョーンズ、練習に部分参加の報。練習風景の映像も見たけど、遠くてよく分からない。何もはっきりしたころは分からないけど、インジュリー・リザーブに入れていないことだけは事実(ホイヤーはすぐにIR入れた)。3~4週目(week6~7)には復帰できる可能性があると見てるだろうことは推測できるけど、それ以上は分からない。なんだこの文章。「可能性がある」「見てる」「だろう」「推測できる」だって? くもりガラスが何枚も重なりすぎ。

 

ファンとしての気持ちも、「早く復帰してくれ」と「絶対に無理はしないでくれ」の間を揺れ動いてる。NFL、やきもきさせるな。「考えてもムダなことは考えない」と、「考えてもムダなことをあれこれ考えるのが楽しい」っていう矛盾した人生のコツを教えようとしてるのか。

 

会社から帰宅後。今日もスプラは起動させずに過ごす。その分読書ができた。村上春樹の「トニー滝谷」。ここには引用しないけど、1行目がものすごく好き。シンプルで、ユーモラスで、シュール。


日本語ラップも、村上春樹も、僕にとっては共通点があって。それは、「マネしたくなる」ということ。「自分でもやってみたくなる」というのが、面白いものの1つの要素な気がする。小説を書きたくなる。

 

僕は今までラップはしたことないし、これから一生ラップをする機会はないかもしれないけど、もしいつか僕にマイクが回ってきたら、その時はどんなヘタクソでもいいから即興でラップしてやろう。そう思ってすごせば、それだけでもう僕はラッパーだ。威張ってる奴にビビらず、すり寄ってくる奴に媚びず、はみ出し者を勝手な思い込みでバカにしない。


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