鯖缶NFL三昧

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NFL観戦日記2022④(もう1つの世界は覗けない)

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9月16日(金) もう1つの世界は覗けない

会社で、半年に1回の評価面談。今まで自己評価を「優秀」で申告して、それがそのまま認められてたけど、それがむなしくなったので自己評価を「標準」で申告してみたら、そのまま「標準」の評価。特に不満はない。もう時給がアルバイトスタッフとしての上限に達していて、評価がどうあろうと時給は変わらないんだ。


「自分で仕事を見つけてきて積極的に取り組むこと」が自分のスタッフとしての長所だったけど、時給が上がらないのにそういう思いを保つのはツラい。また、2年前からアルバイトスタッフに現場リーダーを任せないことになったのも悔しい。同僚のリーダーとも、後輩のトレーナーとも、上司とも、「誰と組んでもパフォーマンスを落とさない(人に執着せず、好き嫌いを表に出さない)」ことが自分はひそかに自慢だったけど、それを発揮する機会がなくなった。それが悔しい。


例えば、特定の血液型の人間が管理職になれないとしたら。それはナンセンスだとすぐに分かる。性別で出世が左右されるなら、それは大問題だ。ならば、アルバイトという雇用形態で時給や責任範囲に上限を設けるなら、それだって差別じゃないか。まあ、そんな話を半年に1回するんである。


で、そんな悔しさは変わらないんだけど、評価を「標準」で提出して、ちょっと気が楽になっているのは事実で、この半年ぐらいはやや精神状態は安定している。


13時まで勤務して、子どもたちの下校時間に間に合うように、急いで帰宅。NFLはweek2だ。サーズデーナイトフットボールの、チャージャーズ対チーフスのネタバレを目にしないように、スマホには手を触れない。


冷凍食品のパスタをレンジで温めて、すぐに食べ終わると子どもたち帰宅。おやつに梨を切って出す。ジャンクフードじゃなくてフルーツを食べさせて、なんとなく主夫としてイケてるんじゃないかとややテンションが上がる。でもこれは要注意であって、そこでテンション上げてると、普段のジャンクなおやつでテンションを下げてしまうことになるから。「心に余裕がある時に、ちょっと面倒なことをする」ぐらいのつもりでいい。


さて、早くNFLを見たいんだけど、このタイミングで眠気に襲われる。それで、仮眠を取るかどうかで、迷ってしまって、ちょっと落ち込んだ。


普段のクセでスマホでツイッターを開いてしまうのをずっと我慢していて、さっさと試合を見てしまいたい。今から見始めれば、夕食の準備の前に見終えることができるわけで、昼寝してる場合じゃない。そんなことを思ってる自分がかわいそうになる。いつの間にか、サーズデーナイト観戦が、「さっさと片づけてしまいたい面倒なタスク」になっちゃってるじゃないか。


やれやれ、と思いながら仮眠を選択。結果的にはこれはよかった。45分寝て、頭がすっきりした状態で見た方が楽しいもんね。そう思うと、眠い状態で何かを考えて、それで迷って落ち込むのって相当アホらしいな。(シーズン中は睡眠不足になりやすいから、気をつけなくちゃ)


チャージャーズ対チーフス、面白かった。試合全体で見ても、1ドライブずつで見ても、攻守が拮抗してどちらに転んでもおかしくない感じ。 


4クオーター、10点ビハインドでのハーバートは見ていて痛みが伝わってくるような迫力だった。サードダウンで、走ればファーストダウン取れそうな場面での投げ捨て。「もうサイドラインに下げた方がいいだろ。かわいそうだ」と思った直後のフォースダウンで目の覚めるようなロングパス。「歯を食いしばって戦ってる選手にかわいそうなんて失礼だった」とか思ったよ。でも、無理をしてケガが長引くようなことになったら、悔やんでも悔やみきれないじゃないか。


前半、敵陣での4th&shortでパントを選択する場面が2度あった。僕は結構好きだったな。その場面だけ見れば「GO」が正解だと思うけど、確率以前に「どうやって勝つか」の考え方が大事、というか。「自信がないからひよってパント」じゃなくて、「ウチのディフェンスはマホームズを止められますよ」っていう、強気な選択としてのパントなわけであって。


実際、チーフスのTDドライブのうち、どこか1つで判定が逆だったら、4クオーターまでにチャージャーズが2ポゼリードしていたかもしれない。でも、「あり得たかもしれないもう1つの世界」は覗けない。現実に起きたことに、対処していくしかない。

 

9月17日(土) カフェで読書をする

娘は吹奏楽の休日練習へ。僕は息子を将棋教室に連れていく。それで、将棋教室が終わるまでの間近くのカフェで読書。


TOEIC受験を趣味にしていて、今年は3回受けた。11月にもう1回受ける。なかなか認めたくなかったけど、10年前と比べてやはり情報処理のスピードが落ちているっぽくて、それってTOEICとしてはかなりのハンデ。その中で自己ベストを出そうとするのがちょっと挑戦として面白い、というか。

 

リーディングの75分集中力をキープするのが難しいことに気づいて、その対策としてシンプルに「読書」をやろうと、7月ぐらいから取り組んでいた。できるだけ集中を切らさずに、最速じゃなくてもいいのでスピードをキープして、英文を読み続ける。


それで、村上春樹の「Blind Willow, Sleeping Woman」をパラパラと。20分タイマーを設置して、それを3回で60分。タイマーがないと、時間が気になってしまうので、「タイマーが鳴るまでは他のことをしない」と決めて集中する時に便利。


読書をするのって、ちょっと心のストレッチというか、そういう効能がある気がする。文章の内容を頭で追ってるんだけど、自分の中の不安とか、妬みとか、緊張とか、それらを自分から追い出すわけでもなく、それらに自分が囚われるわけでもなく、ゆっくりとほぐすように、自分で反芻していく感じ。読書をすることで、「他のことを何もしない」という時間を作ることができるのが面白い。


それにしても、NFL見るのに「英語の勉強」という言い訳を用意したり、読書をするのにも「TOEIC対策」と言い訳を用意したり、なかなかいじましいな。時間を浪費するのが怖いんよ。まあでも、「ほっといてもどうせ金も時間もなくなるんだから、使いたいものがあるんなら使えばいいじゃん」とも半分ぐらい本気で思ってるんだけど。

 

9月18日(日) バイト三昧

会社に行く前に「スプラトゥーン3」。スプラには、チームで対戦するバトル(ガチマッチ)と、1人で練習するミッション(ヒーローモード)があるんだけど、それとは別にチームでミッションをクリアするモード(サーモンラン)があって、それは「バイト」という設定で。ゲーム内で使うお金やアイテムが稼げる仕組みになってて。そのバイトを30分ぐらい遊ぶ。


僕はこの「バイト」が案外好きなんだ。バトルよりも頭を使わない、というか。負けてもそれほど悔しくない、というか。それで、今日も早朝にバイト。そのあと出勤して会社でバイト。会社はそんなに面白くないんだけど、リアルマネーが稼げる。そして、家に帰ってきて寝る前にまたスプラでバイトした。


3つミッションをクリアすると時々発生するボス戦があって(どうせ「残業」とか呼ばれてるんだろう)、そいつが全然倒せない。ボス戦に負けてもミッションは成功扱いになるんだけど、むしろ負けた感が強い。あれか、アメフトで言えばオーバータイムで負けた感じか。


明日も早いし(2時からNFLだ)、スプラもほどほどにして寝る。21時就寝。

 

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