鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

NFL観戦日記2020:week8①(034)

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2020年11月1日(日)

早朝に翻訳仕事のチェックをしてそのまま納品。ナイス。このタイミングで納期が来ると、月曜をオフにしてアメフト観戦に使える。ここのところ数週間、観戦しながらちょっと仕事もしてたので、我ながら不条理な感じだった。


仕事帰りに、TNFのATL@CARを40分モードで観戦。ペイトリオッツが2勝4敗の世界で、アメフトを見ても何も味がしない、とも思ったけど、まあ一応見る。バッカニアーズを応援する僕としては、ファルコンズ、パンサーズは同地区ライバルなんだけど、この場合どっちを応援したらいいのか。よく分からない。よく分からないけど、なんとなくファルコンズ推しで試合を見始める。


シーズン瀕死のファルコンズ、前半ピリっとしなくて、ディフェンスが不要なペナルティで自滅気味。なんだこりゃ、マジメにやれよ、とか思ってたら、きっかけはよく分からないんだけどファルコンズがかみ合い始めて勝利。散々な星取りのチームが真剣に負けず嫌いを見せる感じがなんとも面白い。

 

11月2日(月)

さて、NE@BUF。「朝2時半に起きて、自分の好きなチームがシーズンエンドに大きく近づくのを確認しました。以上です」

 

今日はこれで終わってもいいんだけど、そうするとこの日記自体もここで終了になってしまうので、思ったことをいくつか。


14対14に追いついた3Q残り3分。オンサイドキック蹴ったじゃないですか。あれが、なかなかに味わい深い気がして、今季の苦しさをよく物語ってるな、と思った。


つまり、「普通にやってたら勝てない」っていう判断なんだろうな、と。ジリジリと差が開いて、最後になってオンサイド蹴るよりは、相手が予想しないタイミングで決行したほうが、まだ決まる可能性がある。それなら今だ、と。


だから、案外「理にかなった」判断なのかもしれない。でも、でもね、所詮は「弱者が選ぶ望みの低い賭け」というか。「貧乏人がどうにもならなくて借金して競馬やる」いたいな趣があって悲しい。あのオンサイドキックがもし成功して、結果勝ったとしても、リーグのライバルたちは「ニューイングランド、ビビってるぞ」ってナメてかかると思うんですよ。勝負事は、相手をビビらせないと。相手に、「普通にやったら負ける」と思わせて、確率の低いクジを引かせないといけない。


だから、「普通にやってたら負けるからワンチャンスにかける」という選択は、3Qまではあんまりしてほしくない。「普通にやってたら負ける」という分析が、正しかったとしても自ら認めるのはあまり強い選択じゃない。ただ、「この試合に負けたらもうおしまい」なんだとしたら、「そんなこと構ってられない」ということなのかもな、とか思った。


(ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓)

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ところで、今季のブロンコス戦で、9点差の状況で2ポイント狙う選択をベリチックがしたんだけど、僕はあの選択がマジで理解できずにいて。


相手の立場からすると、「8点差と7点差」で受けるプレッシャーはあんまり変わらない(どっちにしろ「1ポゼ差」と認識する)けど、「9点差と8点差」は全然違う(9点差ならかなり落ち着いてプレーできる)。「相手にミスさせないと逆転ができない」という状況なので、プレッシャーが相手にかかるかどうかがポイントのはず。9点差で2ポイントを狙うのは、決まった時のメリットが小さくて、失敗した時のデメリットがでかすぎる。それで、ブロンコス戦での判断が僕はあんまり好きじゃなかった。


でも、あれはひょっとして、もし成功して7点差になったとして、次にTDを決めたら、もう1回2ポイント狙うつもりだったのかもな、とか思った。そう思っての判断だとしたら、好きではないけど筋は通ってる気がする。でもそれって、「同点に追いついてOTになったとしても、勝てる気がしない。それより2ポイントに賭けた方がまだ可能性ある」みたいな判断なわけであって、それはなかなかに苦い現実だな、とか思った。


さて、苦しいぞペイトリオッツ。できればバイ・ウィークか「満員のホームスタジアム」なんかで流れを変えたいけど、それはできない。むぎゅうぅぅぅぅ。


(僕のツイートを貼り付けておきます。ちょっとでも笑えるような悪態をつかないと、悲しくてやってられない、というのがNFLファンあるあるでしょうか)

 


(続く)


(「NFL観戦日記2020」、1つ前の記事はこちらです↓)

 

 

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