鯖缶NFL三昧

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鯖缶的NFL2021振り返り⑤(week5)

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NFL2021シーズンで起きたことの中から、僕が個人的に印象に残ったことをまとめていきます(オフシーズンに振り返るための備忘録ですが、シーズン中から作っています)。僕自身の野次馬ツイートを引用しながら、雑談的にコラムを書いてみましたので、よろしければお付き合いください。

 

week5 TNF LAR 26 - 17 SEA

上の問題、答えはジーノ・スミスなんですけど、シーズン終了後に出されたら正解できる自信ないです。(98ヤードが最長になるかはもちろん未確定なんですけど)


ラッセル・ウィルソンが指のケガで下がり、代わりに登場した控えQBはジーノ・スミス。シーホークスにとっては苦しい流れでしたが、なんとジーノ・スミスが98ヤードのドライブを見事に導いてTD。


でも結局、なんとか6点差まで詰め寄って、ボールポゼッションが返ってきた「ここでTDまでいけば逆転」というドライブで、インターセプト投げてしまい、あっさり「勝負あり」の結末でした。


「控えQBが急に試合に出てきても試合を作れる」というのは、「NFLすげえな」とも思えますし、「むしろ流れを引き寄せたのでは、と思わせて結局は勝利に届かず」というのは、「NFL厳しいな」と思った試合でした。


(ハイライト動画リンク↓)

https://www.youtube.com/watch?v=BsKtDfMjHEo


week5 CLE 42 - 47 LAC

 

点の取り合いとなったこの試合。しかも、試合が進むにつれてお互いのパンチが止まらなくなって、最後にはブラウンズのディフェンダーがチャージャーズのボールキャリアーを自分のエンドゾーンに押し込んでTDさせるという珍しいシーンも見られました。


1点リードでしたがすでにタイムアウトなし、残り2分切ったのチャージャーズ1st&goal。ゴールライン寸前でストップされて、さらに時間を削られてから逆転されるよりは、ここで無理やり得点させて、残りの時間で再逆転を狙う方がまだしも勝算がある、との苦渋の決断ですが、「真面目にやってるからこそ笑える」という「NFLコント」っぽさも感じた瞬間でした。


それにしても、メイフィールド&ブラウンズは、開幕週のチーフス戦に続いて、「名勝負の引き立て役」になってしまいました。主人公になれる時はきっとあると思うのですが、「相手も、相手の物語の主人公」ということでしょうか。


(ハイライト動画リンク↓)

https://www.youtube.com/watch?v=9J_FQUUiS0M

 

week5 SNF BUF 38 - 20 KC

 

ハーフタイムが長引いて、なんでかな、と思っていたら「雷雨」だったらしい(前半にそんなに天気が乱れてる映像も映ってなかったので、最初ちょっとよくわかりませんでした)。僕は確か、早ゆでのパスタを茹でて、レトルトのソースをかけて、それを食べながら後半を見よう、と思ったらいつまでも他の試合のハイライトを流してて、ちょっと観戦の気合が削がれた気がします。


海の向こうの謎の球技を呆けたように追いかけてるシュールさを感じた時間でした。「地球のどこかで雷が過ぎるのを、ダラダラ待つ平日の昼」って、なんなんだよ。


week6終了時点でこの記事をまとめているのですが、week5のチーフスの敗戦(完敗)は、シーズン後どんな意味を持ってるでしょうか。このまま調子をつかめず、ズルズルとプレーオフを逃したら「今季の苦戦を象徴する試合」になるでしょうし、復調してまたAFCのトップに立つなら、「主人公のストーリー前半での試練」みたいな感じでしょうか。


この試合のマホームズは浮足だってる感じがあって、自分のチームの守備がビルズの攻撃を止められてない状況を考えれば、「毎ドライブ得点が必要」と気負うのも想像はできます。ちょっとの集中力の乱れが、パフォーマンスに影響するのはやはり「マホームズも人の子」という感じでしょうか。乗り越えてほしいような、そのまま苦しんでいてほしいような… いずれにせよ注目したいです。

 

(ハイライト動画リンク↓)

https://www.youtube.com/watch?v=yxiOnaTUows

 

week5 MNF IND 25 - 31 BAL

 

済んだ試合のウィン・プロバビリティを計算しても意味ないと思うのですが、レイブンズはかなりの奇跡的な逆転劇を引き寄せました。


16点差の状況で、「あと1本FG決めればコルツは勝ち確定」だったと思うのですが、FGの成功率を85%とすれば、2本連続ミスの可能性はわずか2.25%。「2.25%、案外可能性あるじゃん」という話ではなく、FGの部分だけ取り出しての話なので、その他すべての要素で当たりを引き続けないといけないんです。(繰り返しですが、終わった試合なのでもはや確率とかどうでもいいですよね)


早いタイミングで点差がついて、パスで攻撃することを強いられたレイブンズとラマー・ジャクソン。見事にその課題をクリアしたのですから、かなり手ごたえを感じたことでしょう。「勝利」という結果までついてくれば、「点差をつけられても落ち着いてあきらめなければチャンスあり」と思えます。


「ラン・パス」のバランスは必ずしも1試合の中でバランスよく振り分ける必要はなくて、「状況に応じて両方使える」という事実が自分たちにも相手にも与える影響が大きそうです。レイブンズ、1勝4敗でもおかしくなかった今季序盤を4勝1敗に。ドラマチックすぎますよね。


(ハイライト動画リンク↓)

Colts vs. Ravens Week 5 Highlights | NFL 2021 - YouTube

 

week5まとめ

 

いろいろありすぎてあんまり目立ってないんですが、アントニオ・ブラウンがひそかに好調なのが僕としては面白いです。week5は、ジョン・グルーデンの辞任のニュースが飛び込んできた週でもありました。レイダーズの今後にも注目です。

 

(今回は以上です。week6はこちら↓)

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(week4のまとめはこちら↓)

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