2020年11月10日（火）
朝3時起床で翻訳仕事。とはいえ、昨日バッカニアーズの試合を途中で見るのをやめて、“仕事に逃げた”のである程度メドは立っている。仕事、残り15％ぐらいの段階になると「さっさと片づけたい」と思うモーメントが自分に働くので割と集中できる。
さて、6時ぐらいには仕事が片づき、“仕方なく”昨日のTB＠NOの続きを消費することに。いやあ、面倒だったけど、ちょうど時間ができましたんで。2日前には「1週間で一番楽しみなイベント」だったセインツ戦の観戦、今じゃ「車庫入れで左後ろこすっちゃった」と親に謝りにいく、みたいな気の重い義務と化してるのが悲しい。
昨日のハーフタイムで「投了」ボタンはどこですか、とツイートしてた僕ですが、それは「囲碁や将棋と違ってアメフトには投了がない」ことを前提にしたネタだったはず。でも、この試合は本当に「投了」みたいになっててウケた。タイムアウト全部残して両チームともニーダウン、という結末… ある意味ふさわしいな。
セインツ、強い。マイケル・トーマスとかって、「オートマティック・ファーストダウン（なお合法）」みたいなイメージじゃないですか。
TB＠NO見終わって、子どもたちも学校に出て、仕事も終わってる。あれれ、おや？ これってひょっとして… と気づいた、「アルコール飲みながらMNF、NE＠NYJ観戦できるんじゃね？」と。妻に相談。僕「今日、車運転する可能性ないよね？」 妻「？？」 僕「仕事も終わったし、ビールでも飲んでやろうかしらん」 妻「え、ああ、はい（勝手にすれば）」と。
妻のお許しも出たので、酒とつまみをコンビニで調達することにする。妻は仕事で10時に家を出るので、「内緒で酒を飲む」という選択肢もあったんだけど、僕も妻も普段酒を飲まないので、冷蔵庫にストックがない。酒を隠しながら帰ってくるのがさすがに情けなさすぎるだろ、とか思って。
2勝5敗のペイトリオッツ対0勝8敗のジェッツ。争ってるのはプレーオフの可能性ではなくてどちらかといえばドラフト順位なんだけど、昼間から酒を入れることを思いついた僕だけは少なくとも優勝が決まっている、と。
3Qまで10点のビハインドで試合が進んで、フラッコは落ち着いてるし（というかNE守備に手段がなさすぎてパスラッシュが“接待モード”になってる）、ペイトリオッツが勝ちそうな雰囲気は微塵もない。それで、僕は「マジかよ、ペイトリオッツ、このまま何も起こらずにシーズン終わるのかよ…」とか思ってて。
これ、すごくないか？ この期に及んで、僕は「ペイトリオッツなら何か知らんけど勝てるはず」と無意識に思ってるのである。そんなわけないでしょ、点差は10点だけど、この攻守の内容でどうやったら勝てるんだよ、NFLナメんなよ… とか思ったら、「何か知らんけど」4Qで逆転したんである。NFLナメんなよ、不条理なことが何でも起こるんだよ。
レッドゾーンでも3rd＆1ニュートンが「プレーアクションからの転倒」でFGユニット登場。そこでジェッツがなぜか「12メン」のペナルティでペイトリオッツドライブ継続。でもペイトリオッツは結局何もできず、FGの3点。だったら最初から蹴ってた方が時間をムダにせずに済んだよ、残り6分じゃねーか、と思ってたらフラッコのボムがINTになってなぜか10秒でボール返してくれる。
ペイトリオッツ7点ビハインドのドライブ。自陣の3rd&10でパス失敗で攻撃終了かと思ったらまたペナルティで攻撃続行。今度はペイトリオッツのOLにホールディング出てボール戻されて、3rd&20。マイヤーズにちょうど20ヤードのパス通るも、マイヤーズ、欲張ってステップでかわそうとしたのか1stダウン更新ならず。そこから何とか「ニュートン、ニュートン、雨、ニュートン」みたいなリズムでTDまでたどり着く。2ミニッツで同点。
ジェッツのドライブ。ここでサックが出る。4Qはフラッコが“接待モード”かよ。残り47秒のポゼッション。これがなんか知らんが「、残り3秒で51ヤードFG」というピッタリな着地に結びつくんである。コントかよ、マジメにやれよ、っていうヤジを入れながらの4Q。「マジメにやってもうまくいかない」という「アメフトの味」を楽しみながらの勝利。勝てたら、何でも面白い。
（ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓）
いやあ、ここまで３勝目が苦しいとは、思ってなかった。頼むぞペイトリオッツ、何でか知らんけどここから快進撃を見せてくれ。あれ、次週は… レイブンズかよ！ まあ、ちょうどいい。昨季はレイブンズに負けてからグダグダになった。今季はその反対を見せてほしい。何がどう噛み合えば勝てるのか、それはまったくイメージはないんだけど…
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（「NFL観戦日記2020」、１つ前の記事はこちらです↓）
