NFL2021シーズンのスケジュールがすでに発表されているので、ペイトリオッツの公式ページの記事などを拾い読みしながら、予習してみました。どんなシーズンになるのか、ペイトリオッツファンの視点で思いを馳せながらまとめます。よろしければお付き合いください!
【シーズン全体メモ】
・2017から、レギュラーシーズンが17試合に! ファンとしては1試合増えてうれしいけど、睡眠不足に注意かも?
・その1試合増えた分の対戦相手はカウボーイズ。人気球団(アンチが多い球団?)同士の対決ですかね。
・AFCはホームゲームが9試合、NFCはホームゲーム8試合。(1試合増えた分のAFC対NFCで、AFCがホームになる)
・プレシーズンマッチは3試合。以前は、4試合中3試合目を「dress rehearsal」と言って、主力を先発させる試合にしてたけど、もうあんまりそういう感じでもないのかもしれませんね。(※dress rehearsal=本番用の衣装を着て行うリハーサル。通し稽古)
・今季のAFC東の対戦地区はAFC南とNFC南。あんまり西に行かないのか。それはよさそう。
・地区3位枠での対戦はブラウンズと@チャージャーズ(3位枠なのにあんまりおいしくない!)。
【各週順番にメモ】
week1 vsドルフィンズ
レギュラーシーズン17試合のNFL、各試合重要ですけど、この試合の重要度がいきなりハンパないじゃないですか。ペイトリオッツがプレーオフに残るには、ドルフィンズを上回らないとたぶんムリ。この試合での勝敗がシーズンの行方を占いそうですね。昨季は全試合無観客だったから、ホーム開幕はもりあがるだろうな。
week2 @ジェッツ
ベリチックは新人QBにめっぽう強いイメージ(よほどのことがない限りQBザック・ウィルソンは開幕から先発ですよね?)。アウェーとはいえ負けられません。
week3 vsセインツ
セインツはブリーズが引退して、「覇権争いからは一歩後退」というシーズンのはずなんだけど、各種パワーランキングでは10位以内にランクされてると思うので、「格上」なのかな。たしかに、過去2シーズン、ブリーズが欠場しても試合には勝ってた気もする…
week4 vsバッカニアーズ
ペイトリオッツファンのみならず、NFL全体でも注目の一戦。ブレイディのニューイングランド凱旋をサンデーナイトで。噂では、ブレイディはキャリア通算のパスヤード数(レギュラーシーズンのヤード数の合計)が、このゲームでブリーズを抜いて歴代トップになるのでは、と。もしそうなればスタンディングオベーション必至じゃないですか。
参考↓
NFL Passing Yards Career Leaders | Pro-Football-Reference.com
僕はペイトリオッツを応援するつもりですが(ペイトリオッツには星を落とせる余裕なんてないと思うので)、ブレイディのことも応援してるので(昨季も全スナップ見ました)、正直「どっちが勝ってもいい」という感じ。リラックスして観戦するためにも、この試合の前までの3試合で勝ち越していてほしい!
(ブレイディが移籍先として選んだバッカニアーズが相手なわけであって、「この試合は、ほかの試合より負けられない」と思うファンの方がやっぱり多いのかな。どうなんでしょう)
week5 @テキサンズ
ペイトリオッツとテキサンズは同地区じゃないのに7シーズン連続での対戦で、これは球団史上2位タイに長い対戦カードだそうです。(1位はペイトリオッツ対コルツの2003~2012の10年。マニング対ブレイディですよね)さて、ワトソンは出場するのでしょうか。見たいような。見たくないような。昨季は面白いようにやられましたからね。
week6 vsカウボーイズ
昨季はケガに泣いたQBプレスコット。今季は復活できるのか? または爆発できるのか? 僕には予想できませんが、PFFのQBランキング2021ではプレスコット7位、ニュートン27位… なるほど。
参考↓
week7 vsジェッツ
ホームでのジェッツとの対決。ここは勝ちを計算したいところ。やはりweek2で出鼻をくじいておきたいですね。前述のQBランキングでは、ザック・ウィルソンは30位。(まあ、このランキングで何かを考えようとすると、大抵の試合はアンダードッグになってしまいそうですが…)
week8 @チャージャーズ
昨季の対戦ではなぜか圧勝できたチャージャーズ戦。今季は新HCらしい。ブランドン・ステイリー。38歳の若さ。昨季はラムズのDCだったのか。新生チャージャーズ。見たいような、見たくないような。
week9 @パンサーズ
おお、ニュートンの凱旋試合になるのか。相手QBは、サム・ダーナルドくん。これは、アウェーとは言えなんとなく勝てそうな試合かも?(すみません)
シーズンの折り返し地点。ここまでで勝ち越していてほしいですね。ここまで、「おそらく勝てる」と勝ちが計算できる試合は少なそうですが、どの試合も勝てる見込みはありそうな気もします。
week10 vsブラウンズ
個人的には、僕は昨季までブラウンズを応援する機会が多くて(ペイトリオッツがシード順を争うスティーラーズやレイブンズに勝ってほしかった)、特にメイフィールドはデビュー以来好きなんだけど、今季からはブラウンズを応援する機会は減りそうと思ってます。もちろんこの試合も落とせない!
week11 @ファルコンズ
TNF。ショートウィークでアウェーに移動しての1戦だから当然楽じゃないんだけど、ペイトリオッツはショートウィーク苦手じゃないイメージ(※データ裏取りしてません)。それにしても、チャージャーズ、パンサーズ、ファルコンズと「実力的には悪くないチームだけど接戦を勝ちきるのが苦手」みたいなイメージのチームのアウェー戦が続くなあ。今季もそのイメージを持続してください。
week12 vsタイタンズ
タイタンズ。強いのか、そうでもないのか。昨季よりも戦力アップしたのか、そうでもないのか。分かりません。この試合についても、「勝てる」と思ってたら負け、「負ける」と思ってたら勝つ、と下馬評と逆の結果になるような気がします。
week13 @ビルズ
ビルズはもはやAFC東の本命チーム。week13の段階ではさすがに地区優勝は決まってないと思うけど、どうでしょう。このMNFでビルズに負けて、地区優勝絶望、みたいになったらさすがにツラい。勝てばもちろん最高。ヒリヒリした観戦になりそうです。
week14 BYE
バイ・ウィーク、遅いわ!!!! でも、昨季のバッカニアーズはwee13がバイ・ウィークでそこからスーパーボウル制覇。プレーオフで勝つためには、遅いバイ・ウィークも悪くない?
week15 @コルツ
QBウェンツが復活する確率、それほど高いとは思えないんだけど、ニュートンがペイトリオッツ2年目で躍進する確率と比べてどうなんだろう。あるいは、マック・ジョーンズがNFLのディフェンスを攻略できる先発QBになれてる確率と比べたら? そう思うと、ウェンツだって悪い賭けとも思えないような…?
week16 vsビルズ
ホームでビルズ2戦目。無観客だった昨季は「ホーム」というより「中立地」みたいな感じだったけど、今季はどうか。
シーズン終盤に対ビルズの2試合が組まれてるの、面白いですね。直接対決なので逆転の可能性が残るし、もうどちらかが敗退(あるいは地区優勝)が決まっていたとしても、同地区相手には負けられない。
week17 vsジャガーズ
新人QBのジャガーズとはもっと序盤で当たりたかったような気もします。今季は全体1位のローレンスと、全体2位のウィルソンとの対戦があるのか。彼らに「洗礼」を浴びせられれば、「ベリチック未だ衰えず」になるし、負ければその逆になりそう。
week18 @ドルフィンズ
1月9日らしい。17試合(18week制)に違和感を覚えることになりそう。ペイトリオッツは、冬にマイアミに乗り込むとだいたい負ける、という鬼門のカード。この試合にプレーオフ進出が懸かることは十分ありそうなので、NFL運営さんも「ニクい」演出をしますねえ。
【おわりに】
全体を通してみると、week7までは比較的勝てそうな試合が多そう。シーズン後半の方が厳しそうな感じでしょうか。
でも、スケジュールをざっくり見て、「昨季よりはよさげなのでは」と思いました。スケジュール難度(対戦相手の、前年度勝率の合計)で、2020はリーグ1位(もっとも相手が強い)だったのが、2021はリーグ19位になっています。
FAで積極的に動いて、戦力アップしていることは間違いないはず。ペイトリオッツのPodcstでは、「QBがリーグ平均レベルなら十分戦えるが、QBがニュートンでもジョーンズでも、リーグ平均レベルの活躍ができるかは疑わしい」というコメントが印象に残っています。
2020の7勝9敗が今季は10勝7敗になる可能性は十分以上あると思いますが、「それが簡単にはいかない」と思い知るシーズンになるのかもしれません。
僕自身は、「ベリチックがHCでいる限り大丈夫でしょ」と楽観的なのですが、どうなるでしょうか。開幕が楽しみです!
【参照元】
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