FFから、The 50 best playersの記事が出ました。読んで2021シーズンへの期待が上がったので紹介します。
ポイント:
・PFFは、「選手個人の功績」をできるだけ精密に分析しようとしてる。たとえば、結果として相手D#がミスってインターセプトにならなかったとしても、パスが「ターンオーバーになるはず」だったらQBグレードとしてはマイナス、とか。
(そもそもが他の選手の実力や相手チームの強さ、スキームの巧拙などで各選手のパフォーマンスは大きく変わるはずなので、無理があるといえば無理がある。でも、無理があるからこそ面白い、というか)
・ランキング記事は、言い回しが凝ってたり、レジェンド選手と比較したり、工夫があるので(そうしないと単調な記事になっちゃうからでしょうか)、英語の勉強には最適かも、と思ってます。言い回しが(個人的に)面白かった部分を優先して紹介します。
【引用元】
(上記リンクから一部を紹介します。英文部分は引用、訳は当ブログで作成しました。ぜひ引用元で全文をチェックしてみてください)
1位:DIアーロン・ドナルド(ラムズ)
No matter how good you think Donald is, you’re probably underselling it.
「ドナルドのよさをどれだけ高く見積もったとしても、それはおそらく過小評価なのだ」
※undersell=〈実際の価値〉より安く売る
2位:QBパトリック・マホームズ(チーフス)
He attempts and completes passes that no other quarterback in the game can even think about.
「彼以外のすべてのQBがいまだかつて考えることすらできなかったようなパスを試み、それを成功させている」
3位:TEトラヴィス・ケルシー(チーフス)
He is one of the most unguardable players in the game at any position, a true matchup nightmare for opposing defenses.
「彼はあらゆるぽじよんの選手の中でも最もガード不可能な選手の1人であり、どんなディフェンダーにとっても、マッチアップ相手としては悪夢のような存在だ」
4位:Gクエントン・ネルソン(コルツ)
Nelson plays offensive guard, a significantly less valuable position than tackle, but that tells you just how good he is at his current position.
「ネルソンがプレーするのはオフェンシブガードで、タックルに比べると重要度が明らかに劣るポジションだが、そのことで分かるのは、彼がこのポジションをプレーするのがいかに得意か、ということだ」
7位:トム・ブレイディ(バッカニアーズ)
Brady and Jerry Rice are seemingly the only football players who have ever managed to thoroughly evade Father Time.
「ブレイディとジェリー・ライスだけが、時の流れから完全に逃げることのできたフットボール選手のように思える」
※ブレイディが「時の流れ(=老い、衰え)」に負けずにいる、みたな文脈でよく出てくる「Father Time」という表現。これは、「時の翁((おきな)) 《「時」の擬人化; はげ頭で, 鬚髯((しゆぜん))があり, 手に大きな鎌と水差し[漏刻]を持つ老人》.」の意味です(語義は「リーダーズ」より引用)。「(引退して)父親として過ごす時間」みたいな意味とは違います。
8位:LBボビー・ワグナー(シーホークス)
Seattle’s defensive scheme has asked more and more of Bobby Wagner as the players around him get worse, but he continues to answer the call and excel in all areas of the position.
「シアトルのディフェンススキームは、ワグナーの周囲の選手の力が乏しくなるにつれて、ワグナーにより大きな負担を求めている。しかし、彼はその要求を満たし続け、LBが担うすべてのエリアで抜きん出ている」
11位:EDGE TJワット(スティーラーズ)
Watt has been right on the verge of Defensive Player of the Year levels over the last two seasons and may well have won one by now if not for the perennially absurd play of Aaron Donald.
「ワットは2シーズン連続であわや最優秀守備選手だったし、アーロン・ドナルドの常識はずれのプレーが続くことがなければ、1回はその賞を獲得できたかもしれない」
12位:RBデリック・ヘンリー
Over the last two seasons, Henry has been on a one-man mission to prove that running backs do matter, and it’s tough to argue with what he’s done.
「過去2シーズンに渡って、RBは(今でも)重要だと証明するミッションに1人で挑んできた。そして、彼のしたことを考えれば、その成功を議論することは難しい」
【鯖缶より】
いかがだったでしょうか。英語の面白い言い回しを中心に、少しだけ紹介しました。ぜひ元記事で、他の順位だけでもチェックしてみてください。2021シーズン開幕が待ち遠しいです。
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