鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

鯖缶的NFL2021振り返り①(week1)

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NFL2021シーズンに起きたいろんなことを、雑談的に振り返ります。いろんなことがありすぎて、シーズンが終わったら忘れてしまうので、シーズン中からまとめていきます。僕自身の野次馬ツイートを元に、その時々のことを思い出して、メモします。

 

 


week1 DAL@TB やっぱりブレイディが好き

 

開幕戦は昨季王者のバッカニアーズが、ホームにカウボーイズを迎えました。端的に言って大興奮。ブレイディは健在を見せつけ、プレスコットも復活をアピール。


プレーを止めるターン制で、「時間」と「リスク」をコントロールできるバトルシステム(負けてるチームは時間を短くプレーし、勝ってるチームはローリスクなプレーを選択するので、結果接戦になりやすい)が生きて、最終ドライブまで決着のつかない、すばらしい開幕戦になりました。

 

(ハイライト動画リンク↓)

Dallas Cowboys vs. Tampa Bay Buccaneers | Week 1 2021 Game Highlights - YouTube

(僕のブログ記事です↓)

【2021NFLマッチレビュー】week1 カウボーイズ@バッカニアーズ - 鯖缶NFL三昧


week1 CLE@KC 「マホームズじゃねーか」

 

week1のメインイベントの1つは、ブラウンズ対チーフスだったでしょう。両チーム、前評判を裏切らないパンチ力で、存分に殴り合った名勝負でした。


ブラウンズは4thダウンのギャンブルに複数回勝ち、チャブ×ハントのRBワンツーパンチもフル回転。メイフィールドの躍動感も十分で、前半からブラウンズが主導権を握ります。しかし、マホームズとチーフスも冷静でありながら大胆なプレーを決めて逆転。


そのままブラウンズはズルズルと勝ちを譲るチームではありませんでした。4Q残り4分切って、「あと1回ファーストダウン更新されたらほぼトドメ」という状況でディフェンスが見せます。ギャレット×クラウニーのラッシュでマホームズをついに仕留め、オフェンスにチャンスを残しました。


結局、ブラウンズの「ひょっとして逆転TDドライブ」はメイフィールドがINT投げて夢に終わるのですが、そのINTだって、見事な足さばきでラッシュをかわしてなんとかパスの瞬間を作り出せたために生まれたINTでした。なんという残酷な結末でしょう。NFLの魅力が詰まった1戦になりました


(僕が見たMIA@NEも接戦で、僕のペイトリオッツファン歴で初めての「1巡新人QB」のデビュー戦ですから、ものすごく興奮して楽しめましたが、やはり先輩QBたちの充実度はケタが違うな、と感じた試合でもありました。まあ、マック・ジョーンズもトゥア・タンゴヴァイロアも「チマチマ」「マジメ」みたいな雰囲気とプレースタイルなので、そのギャップもあったのかもしれませんが)


(ハイライト動画リンク↓)

Browns vs. Chiefs Week 1 Highlights | NFL 2021 - YouTube

 

week1 MNF BAL@LV

4Q2ミニッツで両軍がFGを交換する展開でオーバータイムに突入する、「心臓に悪い」試合でした(レイダーズの4Q最終プレーは55ヤードの同点FGでしたから、まさに首の皮一枚命をつないだ形)。でも、この試合の魅力(?)はオーバータイムでさらに開花します。


一度はTD判定されたレイダーズの幻の決勝点は、レビューの結果わずかに届いておらず、試合続行。それはいいのですが、レビューの前に両軍の選手は握手やハグをして、「試合終了」の雰囲気だったので、ちょっと間抜けな感じ。


結局、ボール1つ分の地点から試合再開。「まあ、なんにしろレイダーズの勝ちだろ」っていう距離ではあります。1stダウン、QBスニーク。タッチダウンならず、の判定。個人的にはTDの判定でもおかしくなかったかな、とも思いましたが、攻守のラインマンの山でボールも映ってないし、まあ仕方ないでしょう。


2ndダウン。野次馬観戦の僕としては、「さっさと終わらせろや」とも半分ぐらい思ってました。でも、レイダーズはここでフォルススタート。そして、次はまさかのインターセプト。いいデザインでWRウィリー・スニードがフリーになったように見えましたが、スローがやや不正確で、スニードの手をかすめ(捕れないボールではなかった気がします)、レイブンズSエリオットのヘルメットが弾いたボールがCBアンソニー・エイブレットの手に収まりました。不運というか、勝負弱いというか、レイダーズファンにとっては心臓の凍る瞬間だったでしょう。


一度握手までして試合が終わった雰囲気だった時点から思うと、まさかのボール保持を得たレイブンズでしたが、今度はラマー・ジャクソンがファンブル。自陣で再びレイダーズにボールを返してしまいます。これはミスというよりレイダーズディフェンスのビッグプレーと言えそうなファンブルフォースだと思いますが、試合を見てる時の印象だけ言えば「おいおい、勝ちの譲り合いかよ」という気がしました。


FG圏内でボールを得たレイダーズ。まだハラハラの展開は続きました。1stダウンはランで1ヤードゲイン。2ndダウンでFGユニットをフィールドに送りますが、フォーメーションに着くのが間に合わず、ディレイ・オブ・ゲームで5ヤードのペナルティ。43ヤードのFGが、48ヤードになってしまいました。そこで、今度はオフェンスをフィールドに戻し、5ヤードぐらいのゲインを狙うのかと思いきや一発TD。ようやく決着が着いたのです。


書いてるだけで疲れました。たしかに「ハラハラする幕切れ」には違いないのですが、ハラハラしたのは「最高クラスのアスリート軍団による力と技のせめぎあい」に対してではなく、「ようやく勝てそうなのにうまくいかないドタバタ」に対してでした。なんというか、真剣にやってるからこそミスも可視化されてしまう、ある意味これもNFLらしい試合だった気がします。


勝った方はとにもかくにもほっとしたでしょうが、負けたレイブンズのファンにとっては普通に負けるよりもダメージの大きい負け方だったかもしれません。「名勝負」とは少し違うかもしれませんが、かなり濃密な時間でした。


ラスヴェガスのスタジアムに有観客で試合をしたのはこの試合が最初のはずで(※間違ってたらすみません)、まさにギャンブルの街らしいスタートになったような気がします。


(ハイライト動画リンクです↓)

Game of the Year? Baltimore Ravens vs. Las Vegas Raiders | Week 1 2021 NFL Game Highlights - YouTube


week1 まとめ

 

2021シーズンは、多くのチームで新しい先発QBが生まれた年でもあります。ゴフとスタフォードのトレード、ダーナルドがパンサーズに行き、ブリッジウォーターはブロンコスへ。ウェンツはコルツへ。イーグルスではハーツが昇格。おっと、フィッツパトリックは昨季開幕時点でドルフィンズの先発扱いでしたか。今季はワシントンで開幕先発。そして新人QBたち。1位のローレンス、2位のザック・ウィルソンはドラフトされた時から「開幕先発」の予想でしたが、15位のマック・ジョーンズまでも。


「NFL、新章へ」との印象の開幕で、それでもマホームズ、ブレイディは「本命」の座にいるのも感じたweek1でした。なかなかエキサイティングな滑り出しだった気がします。


(参考:下記記事の書き出しは、「もし2021のオフシーズンが何かに貢献しているとするなら、それはQBのジャージの売上についてだろう」と紹介しています↓)

Taking a closer look at the 15 NFL teams with new starting quarterbacks - The Boston Globe

 


友人におすすめできるチームは?

 

もし仮に、僕に友達がいたとして、ある日その友達がNFLに興味を持ち出したとして。そして、「どのチームを応援しようかなあ」と相談してきたとしたら。もちろん、そんなことは妄想で、現実に起きることは決してないんだけど。それを考えるのは楽しいですよね。


いくつかチームを挙げてみましたけど、どうでしょうか。もちろん、マホームズは最高にエキサイティングな選手ですが、もう頂点を取ってしまったので候補からは外しました。


短期的に、今季見てすぐに楽しいチームをおすすめしたいじゃないですか。スーパーボウルに出られるかはわからなくても、「ひょっとしたらありえる」と思えるチームがいいかなあ。そして、今後5年、10年の展望を考えると、HCにチームの浮沈が懸かってきそう…


まあ、本当にそんな友人がいたとしたら、「一緒にペイトリオッツ応援しようよ。マック・ジョーンズ、かわいいよ」と勧誘するんでしょうけど。


(ひとまず以上です。week2はこちらです↓)

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