ビル・ベリチック。ヘッドコーチとして6回スーパーボウルを制した名将の中の名将です。彼が出演するサブウェイのCMがありますので、そのシリーズから2つ紹介します。一緒にチェックしてみましょう。
ツイッターに投稿された動画、聞き取った英文(間違ってたらすみません)、訳を順番に用意しました。
<パターン①>
(※シリーズ的にはpart4らしいです)
【動画】
Bill Belichick Subway Commercial Part 4 pic.twitter.com/imK1M4RhaD
— New England PatriotsNation™ (@PatsNationTM) October 16, 2020
(動画をYoutubeで見る場合はこちら↓)
https://www.youtube.com/watch?v=G_6HN26DTEI
【英文引用】
- I'm just gonna grab a burger.
- ...
- Oh,you think that's a bad move?
- ...
- So you're saying I should go to Subway for a elicious footlong
- ...
- Amazing speech, coach.
- I know.
【訳】
女性「(電話で)ハンバーガーでも食べようかな」
BB「…」
女性「やっぱり、悪いプランだと思います?」
BB「…」
女性「つまり、サブウェイでおいしいフットロングを食べるべきと?」
BB「(黙ってうなずく)」
女性「すばらしいスピーチでした、コーチ」
BB「そうだね」
<パターン②>
(※シリーズ的にはpart3らしいです)
【動画】
Bill Belichick @SUBWAY Commercial Part 3 pic.twitter.com/ZVV24iLCPr
— New England PatriotsNation™ (@PatsNationTM) September 16, 2020
(動画をYoutubeで見る場合はこちら↓)
https://www.youtube.com/watch?v=7D35ZFo2gx8
【英文引用】
- Just look at coach Bellichick. He's in the zone, and he's celebrating because he just made the right call on a foot long from Subway.Well played,coach. Well played, indeed! Because it's foot long season at subway.
【訳】
サブウェイのサンドイッチを食べるビル・ベリチック「…」
試合実況のようなアナウンス「ベリチックコーチを見てください。“ゾーン”に入ったような集中です。彼自身喜んでるでしょう。なにしろ、たった今サブウェイのフットロングについて、正しいコールをしたばかりなのですから。いい選択です、コーチ。お見事です。だって、サブウェイのフットロングのシーズンですから!」
【補足】
2つのCMをチェックしてみました。広告を見れば、その人物や商品のパブリックイメージが分かりますよね。ベリチックはやはり、「ただ黙ってるだけ」「でもカリスマ」という感じでしょうか。
道に出会った女性が、ベリチックに見られただけで、勝手に「自分が間違っている」と決めつけてしまうのは傑作です。「多くを語らないけど、すべてお見通し」(みたいな雰囲気に思える)というベリチックのイメージを誇張して作ったコントということですね。
ベンチに座ってサンドイッチ食べてるだけで、まるで偉業を成し遂げているように実況されるのも、ある意味ベリチックが尊敬されている状況を揶揄しているような「ホメ殺し」的なユーモアで、なかなか面白いです。
サブウェイの「フットロング」(約30センチ)が、「フットボール」に響きが似ていて、語呂がよく聞こえてくるのもポイントでしょうか。
(以上です。また機会があれば紹介します!)
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