鯖缶NFL三昧

NFL(アメフト)ファンの個人ブログです。

NFL観戦日記2022③(妻が郵便物を開けて悲鳴を上げる)

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9月13日(火) 結局マンデーナイト見てしまう 

普段4時起きなんだけどさすがに早起きはサボって5時半に。子どもたちを見送って、まだマンデーナイトのキックオフに時間がある。


今季は、「それほど興味がない試合は見ない、という方針もアリかもな」と思ってた。油そばを食べに行って、「料金が変わらないから」と言って特盛を食べる時。「別に大盛ぐらいでいいんじゃね」と思うやつ。食べ放題のバイキングに行って、「腹いっぱいなら無理にローストビーフおかわりしないでいいんじゃね」と思うやつ。ローストビーフがめちゃくちゃウマいなら無理して食べてもいいけど、別にそれほどでもないじゃん、って思いながら食べるやつ。違うか。


2年間、TSUTAYAの「定額コミック読み放題」の会員だったのね。月額1100円で、コミック5冊まで何度も借りられるやつ。それで、マンガを読んでて。マンガライフを満喫してたんだけど、「何冊借りても同じ料金なんだから、できるだけ読んだ方がいいんじゃないか」って、毎日5冊読むのがノルマみたいになってて。

 

結局TSUTAYAが閉店して、僕のマンガライフはいったん収束したんだけど、なんか妙に楽になって。「ああ、楽しいつもりが、ちょっとキツいと思ってたんだな。俺は毎日5冊も求めてなかったのに、貧乏性でできるだけ得をしようとして、ちょっとアホだったかもしれない」みたいなことを思った。「キツいけど敢えてやる」のはまあいいんだけど、自分でも「これは楽しいことなんだ」と思い込もうとしてしまう、その感じ。「ブラック企業で働いててキツいのに、そのことになるべく気づきたくない」みたいな心理状態。TSUTAYAが閉店して、「ああ、マンガって、毎日読まなくても別にいいんだ」みたいな解放感があった気がする。


それで、ゲームパスでNFL見る時の、「せっかく高い料金払ってるんだから、1試合でも多く見なくちゃ」みたいな気持ち、実はあんまり幸せなことじゃないんじゃないか、と思って。というか、その時思っただけじゃなくて、去年もその前もずっと薄々思ってたんだよな。


それで、今季は「ムリしない。媚びないオレ」を導入しようかと。ペイトリオッツとバッカニアーズの試合は見たいから見るとして、それ以外は断固スルーしてやる。読書とか、ヨガとか、カフェでスムージーとか、座禅とか、ボランティアとか、もっと有意義で自分を高めるアクティビティのために時間を使うんだ。


…とか思ってる間に、ゲーパスを立ち上げて、見始めて、最後まで見たよね。そして、見てよかったよ。アメフトのシズルがあふれかえってた。チームを去ったスターQBへのブーイング。ゴールライン目前でのファンブルのリフレイン、クラウドノイズ、4th&5。最高だぜ。


9月14日(水) 妻が郵便物を開けて悲鳴を上げる

相変わらずIHクッキングの調子が悪い。7分ぐらい加熱を続けると、電源が切れてしまうのだ。これは先月から始まった症状で、必ずそうなるわけではなく、時々そうなる。料理に支障が出るので、夕食の献立を考えるのが億劫になる。「空焚き防止」の機能が間違って発動してしまうのかな、と思って説明書を確かめてみたんだけど、その場合は消える前にランプが点滅するらしい。そこまで確かめて、それ以上の対処をサボってる自分が情けない。


今日は大丈夫だった。豚肉の炒め物、ピーマンとにんじんのレンジきんぴら、豚汁。汁物と炒め物で「豚」が被ってるし、どれも味の濃さが似てるんだよな。まあ、味はよかった気がする。


皿を洗っていると妻が帰宅。郵便物を開けて悲鳴を上げた。何事か聞くと、応募していたライブのチケット抽選、当選したらしい。いやあ、悲鳴を上げるほどうれしいのか。これは「行っちゃダメだ」と言ったら一生恨まれそうな感じ。2週間ぐらい前に、「どうしても諦められないんだけど、行ってもいいかな」と相談されていたんだった。


そんなの、当然行ってもいいと思うでしょ、でも妻は迷ってるんである。なぜか。そのライブ以外に、10月はすでに2回遠征参加(東北と関西。東北には家族旅行として行く)が決まっており、10月だけで3つめの遠征だから、「さすがにタガが外れてるのでは」と妻自身不安に思っており、「ダメだと言ってくれれば諦める」ということで僕に相談してきたのが2週間前。


僕は、正直言って「勘弁してくれ」と思っていた。何と言うか、「俺の度量を試してこないでくれよ」みたいなことを思った。


「母親がホイホイ出歩くんじゃないよ」というような昭和の男尊女卑的なことを言いたくないんだよ。「自分じゃ諦めきれないから、ダメだと叱ってくれ」的な相談はズルいよ。「人生は有限、好奇心は事実上有限、推しの活動だって有限だ。行きたいイベントがあって、行けるチャンスがあるなら絶対行った方がいいよ」と、そう言ってやりたいじゃないか。


だけど、「10月だけで3回目の遠征、それはアリなのか?」と。アリなのかナシなのかの判断を、僕に委ねてこないでほしい。そこで僕は、若干不機嫌に「行ってもいいと思うけど、僕だったら日帰りできる範囲でやるライブに3回行く方を選ぶかな。全部のライブに行けるお金も時間もないんだから、どういう基準で行くのかをまず決めるべきであって、行きたいっていう気持ちで考えたらキリがないよ」みたいなことを言った気がする。


そして妻が出した結論は、「チケット抽選に申し込んで外れたら諦める」というものだった。僕のへの相談を「ダメとは言われなかった」という点だけ取り出し、「自身のライブ参戦哲学を見つめろ」っていう点は無視した、他力本願的な結論じゃないか、とはちょっと思ったけど、僕が不機嫌さを漏らすのも嫌だったので、それ以上は追及しないでおいた。


その流れからのチケット当選。もはや、当たってしまったら絶対に諦めきれないじゃないか。実際のところ、行くのはアリなのかナシなのか僕も決めきれないでいたんだけど、もう、「ナシでしょ」になるのは不可能な感じ。


妻が、「行ってもいいか?」と聞いてくる。もうしょうがないじゃないか。行くしかないでしょ。


なあ妻よ。NFLだけじゃなくてカレッジフットボールも見ようと思うんだけど、見てもいいか? あと、マッデンっていうNFLゲームがあるらしいんだけど、プレステ買ってもいいか? 今なら、アリでしょと言ってくれる気がする。

 

9月15日(木) クレジットカードの明細を見つめる

職場で、仕事上ちょっとミスってしまって。お客の代わりに善意で電話をかけてきた第3者への対応でのこと。一般に、第3者へお客の個人情報を伝えられないから、対応はやや難しくなる。「案内できることが限られるので、本人から電話してください」という主旨のことを伝えるしかないんだけど、その第3者としては、善意が空回りすることになるので、感情をこじらせてしまう場合がある。


今日あったのは、その第3者からの電話で、お客本人に代わってもらった流れで。それで、僕はその時の対応でミスってしまったのね。詳しくは書かないけど、40秒で済むはずの検索に3分かかった、みたいなこと。それは僕の単なる操作上のミスで、謝るしかないんだけど。その「第3者さん」が怒ってしまって。


その人がもともと怒ってるのは「自分の善意が電話のオペレーターごときに軽く扱われた」ことにそもそも端を発しているわけなのに、僕がミスったことで責められる口実を与えてしまう展開に。すぐに非を認めしっかり謝罪し、電話が終わってからそれを上司に報告して、その話は終わったんだけど。


こうやってことが終わってから書き出してみると、「怒りやすい人」が、自ら「怒りやすい状況」に飛び込んできて、案の定「怒っている」ということとしか思えなくて、ちょっとウケるな。もちろん僕のミスはダサかったし、そこは謝るしかないんだけど。「対処法を整理してそれだけ覚えといて、あとは忘れる」のが得意だからコールセンターバイト20年続けられてるわけであって。


帰宅後、クレジットカードの請求額を確認してめまいがした。夏に旅行した分であって、驚く方がおかしいんだけど、やっぱり驚くよね。家族4人で使うお金、やっぱえげつないな。子どもが生まれて11年経つのに、まだ慣れない。慣れる前に人生が過ぎる予感がリアリティありすぎる。

 

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