鯖缶NFL三昧

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NFL観戦日記2022⑥(酒の力を借りて本当のことを伝える)

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9月21日(水) 健康診断の結果を受け取る

4時起きして、タイタンズ対ビルズ、バイキングス対イーグルスを40分モードで。「AFCはビルズ優勝、NFCはイーグルス優勝で決定じゃねーか」みたいな雑な感想を持ってしまうような圧勝。圧倒して、圧巻して、圧殺した。「week2のいろんな試合を見て、ああだこうだハラハラしてきたけど、すべてはむなしいよ。ビルズには誰も勝てない」みたいな虚無感に苛まれて、ちょっとそれが気持ちいい。「何だこれ」みたいな突き抜けた不条理を受け止めるのが楽しいんだよな。


月曜の朝にリアタイを離れてから45時間ぶりぐらいに追いついたぞ。これで、ツイッターが見られる。そんなにツイッターが見たかったのかよ、と我ながら呆れる。積極的に「見たい」というよりは、「見るのを禁じられてる状況が苦しかった」みたいな感じ。頭がカユいのにかいちゃいけない、とか。自分の貧乏ゆすりが急に気になり始めて、いざ我慢しようとするとますますしたくなる、みたいな。


ハーバート、シーズンエンドのケガとかではなさそう(そりゃ、痛めてからも出てたしな)。エヴァンスは1試合の出場停止か。まあ、仕方ない。バッカニアーズとしては、同地区のセインツ戦の方が大事だったわけで、セインツに勝てたんだからOK(エヴァンスの出場停止と引き換えに勝ったわけじゃないんだけど)。


会社で。8月に受けた健康診断の結果を受け取る。少し前に総務からメールが来てたんだけど、総務の部屋まで取りに行くのをサボってて。それで、そのくせに気にはなってたんだよね(結果次第では、内視鏡検査を受けようかな、と思っていたので)。いや、違うな。受け取るのが面倒でサボってたんじゃなくて、結果を知るのが怖くて、無意識に先延ばしにしてたんだな。だって、封筒を開ける時めっちゃ緊張したもんな。


結果は、去年よりも様々な数値が改善されている、と。「うおぉぉぉ。俺の体内終末時計、逆回転してるやんけ」と内心ガッツポーズ。実は、7月から8月にかけて5キロほど減量に成功してたんだった。それ以来、体重の減りは止まったんだけど、また減量してやろうという気になった。「揚げ物と間食をやめる」というだけでちょっと痩せたけど、そこで足踏みしてる状態なので、工夫は必要だ。「まさか、運動、するのか? この、俺が?」と、自分が積極的に運動する姿が想像できていないので、簡単には痩せなさそう。


帰宅して、昼寝。添削の仕事を少しでもやろうと思ってたけど、サボってしまう。来週月曜のNFL観戦までには片づけておきたいんだけど。


夜。帰宅した妻が何やら喜んでいる。風呂から出て聞いたら、運動会のしおりを見せてきて。僕は気が付かなかったんだけど、そこに娘の書いたイラストが載っている、という。おお、本当だ。しおりにはいくつか生徒が書いたイラストが名前入りで載っていて、そのうちの1つ。バトンタッチの瞬間をアップで切り取った写実的な絵の下に、娘の名前。おお、確かに、これはいい絵だな。


YouTubeを見てた息子に、「この絵よくない?」と話しかける。「前、作文のコツを伝えたの覚えてる? その場に行かないと分からないこと、実際にやった人じゃないと分からないことを書くんだ、って。ディズニーランドに行きました、楽しかったです、とか、行かないでも書けるじゃん。バーベキューをしました、おいしかったです、とか。そうじゃなくて、なんでもいいから、もっと具体的なことを書くの。誰かが言った面白い一言、とか、自分が内心思ったこと、とかが分かりやすいかな。それを、誰かに伝えようとする時に、文章に宿るものがあるわけよ」「で、この絵は、運動会らしさが伝わってくるんだよ。バトンを持つ手をよく観察しないと描けない絵でしょ。ああ、バトンを握って、それを次の人に渡す、それが運動会だな、がんばれ、ってなるじゃん。具体的に描く、ってのはこういうことよ。作文のコツ、意識してる?」とか。息子、姉の絵から飛び火して作文の話をされてちょっとキョトンとしてる。「ねえ、パパってさ、突然喋りまくる時あると思わない?」と息子に聞くと「そうかも」だって。「ママもどっちかと言うとそうじゃない?」「そうかも」


部屋で宿題をしてた娘も呼んできて、「しおり見たよ」と、伝える。ていうか、何で自分で言ってこないんだ。照れ屋かよ。「これはいい絵だね。自分でもそう思うでしょ。選ばれてうれしいでしょ」と伝えると、「いや、まあ」みたいな反応で。照れ屋かよ。娘にも、息子にした作文の話をもう一度最初からして。「絵でできてるんだから、作文でもできるよ」とか話す。妻は、子どもたちの作文が「浅くて内容が薄っぺらい」と常々心配してたんだ。僕は、子どもの作文なんてそんなものでしょ、と思ってたけど。

 

9月22日(木) いろいろサボる

会社から14時過ぎに帰宅して、子どもたちも学校から帰宅。それで、本当は皮膚科に子ども2人を連れて行くつもりだったんだけど、ちょっと小雨が降っていて、どうにも面倒だ。子どもに、「雨も強くなるかもしれないし、皮膚科は来週にする?」と相談。子どもたちにとっても、帰ってきてまた出るのはダルいみたいで、「そうしよっか」だって。まあ、面倒だよね。塗り薬もまだ残ってるし、予約もしてない。


さて、サボると決まったら寝るしかない。毎日目を酷使していて、これからもどうせ酷使するんだ。だいたい眠いんだよ。皮膚科に行くつもりだったから、添削はサボるつもりだった。それと、夕食作りもサボるつもりだった。


皮膚科をパスしたんだから、添削と夕食作りはサボらずにできるはずなんだけど、まあ、もはやサボるよね。小雨も降ってるし、もっと強くなるかもしれないし。冷凍食品おいしいし。

 

9月23日(金) 酒の力を借りて本当のことを伝える

僕の職場も勤務形態も、祝日でも休みにならない。やや割り増しで時給は出るし、電車も空いてるし、そんなに嫌ではない。妻は会社休み。夕食にはピザの出前を取ろうと話す。いいね。せっかく4人そろうし、なんとなく祝日っぽい。じゃあ、ビールとコーラをコンビニで買って帰るよ。


帰宅後、ようやく添削の仕事を始める。ビールを気分よく飲みたいから、ちょっと押してるスケジュールを取り戻すぐらいまでは進めたい。


来週の水曜までに、正味4時間ぐらいの作業量。(1日1時間ぐらいずつやるつもりではいるんだけど、納期当日まで何もしなくても間に合うぐらいの作業であって、ついズルズルとサボってきた。1時間程度の作業であればそれほど退屈せずにできるので、「毎日コツコツやる」つもりではいるんだけど…)


サーズデーナイトのスティーラーズ対ブラウンズも、40分モードで合間に見た。もうweek3なのか。一応は1ポゼ差の決着ではあったけど、それほど楽しい試合ではなかったかもしれない。祝日の午後で、集中しにくいテンションだったんだよ(僕にとってアメフトは平日の早朝に見るものなのか。そうかもしれない)。


僕は、アメフト観戦に限らず「コンテンツを楽しめなかったのは、自分にリテラシーが足りなかった」と思う方なんだけど(戦術に詳しければ見どころをピックアップしやすいはずだし、そうでなくても、自分なりに感情移入しやすいストーリーラインを見つけられれば楽しめるはず)、だからと言って、リテラシーが足りなかった自分を責めるつもりは当然なくて、「またタイミングが違えば楽しめるかもしれない」ぐらいに思ってるだけなんだけど(こう書くとかなりポジティブだな)。


さて、ピザが着いた。さっそく、いきなり、容赦なく食べる。はは、分かりやすくウマいよね。楽しむのにリテラシーが要らない感じ。「バカでもウマい」と言ってしまうとピザやピザ好きの人のことをバカにしてる感じになっちゃうけど、そういう種類のウマさってあるじゃないですか。シンプルで堂々としていて、快感に忠実な。家族で盛り上がる。夕食としては値段が高いかもしれないけど、これはパーティーなんだと思えばかなり安い。パーティーだと思って生きればいい(まさかのポジティブ連発かよ)。


ビールは1缶を妻と分けて(65:35ぐらい)。おいおい慎ましいな。老夫婦か。お酒は好きだし、20代のころは割と飲んだ方だと思うけど、最近は全然飲まない。子どもが生まれてから、「早起きして会社に行くまでが自分の時間」というのがルーティンになって。要するに、「酒を飲むよりNFL見たい」っていうことで自然と飲まなくなったな。ひょっとしたら、これからもうちょっと飲む機会を作れるかもしれない。


そして、酒の力を借りて(そんなに酔ったわけでもないんだけど)、子どもたちにちょっと告白を。「ちょっと聞いてもらいたい話があるんだけど」って切り出すと、ちょっと子どもたち緊張するのな。今までそんな話したことほとんどないと思うんだけど。「大事な話をする前の定型文」を知ってるのか。


「今までクリスマスにもらったプレゼントを持ってきたのは、サンタじゃなくてアマゾンだよ」と。


子どもたちは、笑いながら「いやあ、聞きたくなかったわ。まあ、おかしいとは思ってけど。夢を壊さないでよね」みたいなリアクション。そうか、まだちょっとだけ信じてたのか。すまん、これはパパのエゴかもしれないんだけど、ちょっとウソをつき続けるのが面倒になった、というか。「ウチには来たことがないってだけで、どこかにはいるかもしれないよ」とは言ってみたり。


ロールプレイングゲームの最大HPみたいに、「自分が愛されてると有頂天になれる日」としてのクリスマスを子どもたちに味わってもらうのはいいし、それはこれからも変わらないんだけど、「いつまでもファンタジーを信じる幼い子どものままでいてほしい」というのは親のエゴであって、それはまあ10歳ぐらいで卒業してもいいかもな、と思ってて。でも、いざとなると言い出せないでここまで来てしまった。でも、肩の荷が降りたよ。たまにはお酒を飲むのも悪くないかもしれない。

 

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