鯖缶NFL三昧

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NFL観戦日記2022⑦(ひたすらに目が疲れる)

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9月24日(土) ユーモラスで、シュールで、パンク

子どもたち2人を将棋教室に送っていき、待っている間カフェでハード読書。ハード読書って何か。スマホなど他のことを挟まずに、休まず読書をすること。TOEIC受験(趣味)のリーディング対策として、「英文を頭に入れ続けることの持久力を上げる」ための訓練のつもり。効果があるかはよく分からないんだけど、とりあえず読書はできる。


読書。子どもが生まれた頃から本を読まなくなったな、と気づいていながら、そのまま放置して10年経ってしまった。スマホをいじってる時間はあるんだから、本を読む時間は十分に作れるはずなのに、どうしても読む気にならなかった。


お酒を飲まなくなったのにも少し似てるかもしれない。「子どもを病院に連れて行く事態にいつなるか分からない。その時にアルコールが残ってて車が運転できなかったらシャレにならない」みたいな思いで、お酒を遠ざけてしまう。そこまでシリアスに子育てを捉えてるわけじゃないんだけど、「体力を使い切ってしまうのが怖い」みたいな感覚はある。全力でスポーツをやったりする機会も避ける(もともとそんなにないけど)。体力を温存する方をどうしても選んでしまう。


それにちょっと似た感覚で、「アート」を避けてしまう。「もしも、心を奪われて夢中になって、現実に戻ってこられなくなったらどうしよう」みたいな恐怖心があって、本に手が伸びない。「感情の無駄遣い」をしないように「心の揺れ」が起こりそうなものを避けてしまう。


で、「子どもを守るため」と言ってしまえば聞こえがいいんだけど、それは自分を責めないための大雑把な言い訳にすぎないような気がしていて。でも、実感としてはやはり、「子どもが生まれる以前」と「以後」で比べると、圧倒的に保守的になった気がする。「子どもの安全のために危険を冒したくない」というより、「余裕がないから面倒なことを考えたくない」という意味での安全志向、というか。(まあ、特に自分を責めるつもりもないんだけど。面倒なことを考えたくないのは、たぶん普通のことだ)


で、「アートを避けてしまう」ことの象徴としての「読書離れ」が自分で気になってたんだ。それを、少しでも解消できればいいな、と思ってて。ようやくTOEIC受験を言い訳にして、本に手が伸びたんだ。


と、言っても読んでるのは昔読んだ村上春樹なんである。やれやれだ。今日は「Hunting Knife」。面白い。村上春樹の短編、いいよな。ユーモラスで、シュールで、パンクだ。リリカルで、シリアスだ。たぶん、村上春樹を読まず嫌いしてる人は、長編の「ハルキ節」に、ナルシシズムとセンチメンタリズムを感じて辟易してるんだろうけど、短編を読んだら印象変わる人もいると思うけど(短編にももちろんハルキらしい「いけ好かなさ」は存分に発揮されてるんだけど)。


帰宅して、添削の仕事を1時間弱。午後は娘が英会話のオンライン授業で僕のPCを使うんだけど、それまでに今日の分を終わらせることができて、気が楽になった。


夕方、雷が近くて、念のためPCの電源を落とす(プラグも抜いた)。期せずして、NFLの情報にあまり触れない1日になったな。「休肝日」的なのも悪くないのかもしれない。


9月25日(日) ひたすらに目が疲れる

3時に起きて、日記を書いてた。昨日の午前中に、先週までの分の日記をアップしたんだ。ツイッターにリンクを貼ったら、思ったより反応があって、大変恥ずかしながら、ちょっとヤル気になってやんの。ウケを狙うとすべてがむなしいことになりそう(たぶん内容が面白くなくなるし、狙ったほどはウケなそう)だから、あんまり反応を気にしないようにしたいんだけど、まあ、ちょっと喜んでしまうぐらいは仕方ないか。それにしても、早起きしてダラダラ日記を書くなんて。ストイックなのか、自意識を甘やかしてるのか。やりたいこと、やるべきことは他にないのかよ(ないんだろう)。


会社には、先週に続いて今日も1時間早出。職場が忙しいから早出してるのに、僕自身は楽なポジションに配置される。騙されたような感じ。僕が楽なポジションに座った分、その役割をやるはずだったスタッフが忙しいポジションに回る、という采配。正直言うと、そのことに罪悪感はあまりない。僕が悪いんじゃない。采配が悪いんだ。罪悪感じゃなくて、軽いめまいと、ずっしりとした疲れみたいなものを感じる。


1日、「ちょっとだけ複雑な事務作業の補佐」みたいなタスクをプチプチと潰す。次から次へと発生する仕事のファイルに目を通して、内容をチェック。「すぐにやるべき仕事かどうかをダブルチェックする」のが僕の役目で、これが拍子抜けするほど楽なんだよな。


本当は、そのチェック業務には「内容不備だった場合の差し戻し」「スタッフへのタスクの差配」「スタッフからの相談対応」「クレームがあった場合の電話交代と関係部署への報告」というリーダー業務が含まれるはずで、トータルとしてはなかなかにストレスフルな業務だった。だけど、2年前から「アルバイトスタッフにはリーダー業務は任せない」となった結果、その中で一番楽なタスクだけを担当することになってる。


「あれ、じゃあ構わないじゃないか。仕事が楽になったんだろ。要するに、工夫して仕事する役割も、その責任も求められてないんだ。いい加減慣れろ」と、そんなことを考えながら1日作業。ひたすらに目が疲れる。

 

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