鯖缶NFL三昧

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NFL観戦日記2022㉖(僕だけがヒマな1日)

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11月4日(金) 荒んだ気持ちでやり過ごさせんなよ

おい、上司よ。人前で、誰かのことを見下したような言葉を使うなよ。別のチームからの内線連絡を切った直後とか、クライアントからの指示メールを開いた時とかに、何か一言文句言うの、周囲に聞こえてるよ。ダサいからやめた方がいい。


同じチームのベテラン社員さんを「使えない」認定して、当たりがキツくなってるけど、それも考え直した方がいい。わざとやってるなら考えが浅いし、意図せずそんな態度なら精神年齢低すぎる。そのベテラン社員さんは、威張ってないから、アルバイトスタッフが相談しやすいんだよ。それだけで十分“使える”んだよ。仕事の覚えが悪いって、たかがエクセルじゃないか。


君が誰かのことをバカにする度に、僕は「どうせこの人は、陰で僕のことをバカにしてるんだろう」と思ってやりきれなくなるよ。近くにいる人の悪口を言ってなくても、条件さえそろえば簡単に人を見下す、とバレてるんだ。誰かの悪口を言っていたら、それは目の前の僕の悪口を言ってるのと大差ないんだ。


君もツラいんだろう。自分の能力が認められなくて、納得いかないんだろう。それで、誰かのことをバカにせずにはいられない。だけど、それは見透かされてるから、結果上からも下からも信頼されない。悪循環だ。まず、試しに陰口をやめてみるといいんじゃない? たかがそれぐらいのことで、好転するかもしれないよ。


…みたいなことを思いながら、会社で半日を過ごす。同じチームの上司(年下)の態度にちょっとイラついたんだけど、「不器用な人がくすぶっててメシがウマい」と思ってやり過ごす。荒んだ気持ちでやり過ごさせんなよ、とは思うけど。


退勤後、職場の近くの書店で「HUNTER×HUNTER」の最新刊を買って、電車で読みながら帰る。設定が複雑すぎて、まったく頭に入ってこないんだけど全然面白いな。なんで「ちゃんと理解するのが面倒くさい」ものを、「面白い」と思えるのかちょっと分からないんだけど。「HUNTER×HUNTER」は、僕の中で「面白い」っていうフォルダに入ってしまっていて、そのフォルダから移動させるのが面倒なだけかもしれない(のか?)。


あ。NFLはもうweek9。サーズデーナイトのイーグルス対テキサンズを40分モードで。イーグルス強かった。テキサンズも攻守でいいパンチを何発か入れて、互角っぽい時間帯も多かったけど、イーグルスは慌てずに「普通に」勝った。本命かよ。


11月5日(土) 僕だけがヒマな1日

息子の将棋教室の送迎(娘は吹奏楽部の練習で別行動)。その帰りに、予約していた息子のヘアカットにも付き添う。近所の、「昔ながらの床屋さん」みたいなお店。息子が髪を切ってもらってる間、僕は待ち合いのソファで雑誌をめくる。


「美容室では、普段読まない雑誌を読め」って、いけ好かないコピーライターみたいな人が言ってたな。全力で「うるせー」って思ったけど、覚えてるんだから納得した部分もあったんだろう。Newsweekでも読んでやれ。いけ好かなくても構うもんか。でも、国際時事ニュースの文脈を理解できてなくて、内容が頭に入ってこないのはへこんだな。「自分なりの見通しで世の中を理解できていないこと」に僕は後ろめたさを感じてるな、と思い出せただけでもよかったけど。後ろめたく思ってると、自分を守ろうとして攻撃的になってしまう。


午後は、娘は英語のオンライン授業で息子はサッカー教室。そして僕は昼寝。要するに僕だけヒマな1日か。英作文(中学英語)のドリルを毎日20分ずつやってるんだけど(一応1週間以上続けてる)、なかなかにキツい。10分に分けて2回だと途中で投げ出したくなるので、7分を3回にしたりして。英語を読んだり、英語を日本語に訳したりは慣れてるからそれほど疲れないのに、英作文はものすごく疲れる。日本語を英語にするための筋肉がなくて、スラスラと進まない。


でも、続けるんだ。自作の小説(いつか書く。今のところ構想もなにもない)を英訳してバズらせる(バズらせる、ってなんだよ。本当に恥ずかしい話だけど、要するに、どうなったら成功なのかのイメージを持てていないということ)。それが目標。


「どんなにみじめな1日でも、目標に向かって道がつながってる」って思えないと、なかなか人生はツラいんじゃないか。もちろん、目標があれば楽になれるっていうのは、そんな簡単な話ではなくて、目標に向かっている、と自分でも信じられる程度の努力はしていないと、簡単に虚無が勝ってしまうんだけど。


ちょっと違うかもしれないけど、マンガの「鬼滅の刃」も「チ。」も「大奥」も、「託す」っていう思いが重要なテーマだった気がする。ヒット作は何らかの形で時代を映してるはずで、「自分の存在が、自分の一生が、次の誰かにつながってることで自分を肯定したい」みたいな願いを切実に持ってるんじゃないか。「何かにつながってる」と信じられることの大いなる救い。あるいは、「何かにつながってる」と信じられないことのツラさ。なかなか人間の自意識というものもやっかいなものだ。


夕方から夜にかけて、ラップバトル(「韻 Da House」っていうダサカッコいい名前の大会)と、将棋(棋王戦トーナメント)を交互に。Abemaの思うツボ。ラップバトルと将棋を同時に視聴してるヤツ、いるのかな(案外いるのかもしれない)。


将棋は最近全然見てなくて、リアルタイムで中継を見たのはたぶん2年ぶりぐらいなんじゃないか。めちゃくちゃハラハラするな。羽生さん(応援してる)の勝ち見込みがAIでの評価値で99%って出てるんだけど(即詰みがあるということ)、それが飛車を切ってから角と桂だけで追う手順で、見た目ものすごく怖い(しっかり正解手を指して羽生さんの勝利)。「勝てるはずの局面から負ける」以上にツラいことなんてない。このハラハラ感はちょっと他では味わえないかも。面白かった。


また将棋も追いかけてみようかな。一度中断してた趣味を復活させるのってうれしいような気もする。


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