鯖缶NFL三昧

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NFL観戦日記2022⑯(誤審させるのも実力のうち?)

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10月11日(火) 可能性に気づいて、ちょっとたじろぐ

朝4時起きで49ers対パンサーズ、ベンガルズ対レイブンズを続けて40分モードで観戦。ベンガルズ対レイブンズはどちらを応援すればいいのか迷ったんだけど、ペイトリオッツにとっては、タイブレーカーを持たれているレイブンズが負けた方が都合がよさそう、という整理でベンガルズ応援目線。でも、勝ちきれなかったな。ジャスティン・タッカーの決勝フィールドゴールが美しすぎて「ですよね」と思ったよ。


マンデーナイト、レイダース対チーフスはリアルタイムで観戦できた。試合序盤では圧倒してたレイダースが、ついには逆転されてしまう展開で。本当に、どこでもいいのであと1プレー成功していたら(逆転を狙った2ポイントでも、ラストドライブのサードダウンのパスでも)、結果は変わったかもしれない。


第2クオーター、クリス・ジョーンズへのラッフィングザパサーの(控えめに言って不可解な)判定のあと、ドライブが継続してフィールドゴール成功で20対7として、前半終了まで残り17秒。ここからチーフスに3点返されたのがもったいなかったな。


レイダースは、なんとも苦しい1勝4敗でバイウィーク。カーからアダムスへの鮮やかすぎるパスとか、相手クオーターバックになにもさせないパスラッシュとか、一発ごとのパンチの強さはもう証明できてるだけに悔しいだろう。「ここから立て直せればめちゃくちゃカッコいい」と思うしかないか。


マンデーナイト終わって、特にやることが見当たらない。スプラトゥーンを絶ってから1週間になる。やりたい気持ちもあるけど、起動させるのが面倒だと言い聞かせて、コントローラーを触らなかった。これは、ひょっとしたら本当にやめられるのかもしれない。


もちろん、今までスプラは好きでやってたんだけど、「好き」という以上に時間を使いすぎな自覚はあった。習慣依存っていうこともあると思う。会社から帰ってきて、とりあえずSwitchをつけて、そこからスプラの合間に他のことをするような。それでズルズルと時間を注ぎ込んできてしまった。いつかまたスプラでも、他のゲームでもハマる日が来てもいいけど、試しにいったん習慣依存を絶ってみるのも悪くなさそう。


とか考えていたら、「まさか… ひょっとしたら… NFL中毒もやめられるかもしれない、のでは…?」とその可能性に気がついた。まさか、この僕に、NFL三昧から脱する日が来るのか? どうにも信じられない… まあ「レギュラーシーズン4ヵ月強、プレーオフ1ヵ月強」でいったんはNFL依存症を中断できるので健康を害するレベルまでには今のところ至ってないので、今のところNFL観戦をやめるつもりはないんだけど。もし今後シーズンがもっと長くなったら、真剣にNFL絶ちを考えるかもしれない。どうなんだろう。でも案外、ちょっとしたきっかけで卒業できてしまうような気もするし、そうなったら寂しいけど、それはそれで仕方ない、というか… ブレイディが引退するタイミング(近い将来だろう)は、僕にとってはNFLを卒業する絶好のチャンスだけど、どうなるか。まだどちらとも覚悟はできていないことを思い出して、なんとなくフワフワと午後を過ごした。

 

夕方からは、ファルコンズ対バッカニアーズを前半まで見る。昨日リアルタイムでもスマホの画面でチラ見はしてたんだけど、復習というか。


やっぱり、2つめのポゼッションで4th&inchesを止められたのが印象に残ったな。今季はショートヤーデージにずっと苦労していて、それがこの試合でも続いてしまって。ブレイディのフットワーク、パスのキレ、思考のキレはそれほど悪くはないように見えるんだけど(良くもないんだろうけど)、この「1ヤード取れるかどうか」で天と地の差が出るのが面白いところ(そりゃあそうだ。ドライブの生死が分かれるんだから)。

 

10月12日(水)誤審させるのも実力のうち?

早起きして、ファルコンズ対バッカニアーズの続きを観戦。第4クオーター、21点差が6点差に縮まって、残り4分38秒でバッカニアーズに攻撃権。時間を使い切ればこのまま勝てるけど、かなりプレッシャーがかかる展開だった。バッカニアーズとしては、もうファルコンズにボールを渡したくない。2回ファーストダウン更新で、さらに状況が煮詰まった残り3分での3rd&5。きれいに決められたように見えたサックに、ラフィングザパサーの判定が出た。


これは、デカすぎる判定で。この反則でバッカニアーズは敵陣32ヤード地点まで進んで攻撃続行。あと1回ファーストダウンを更新すれば勝利確定。またはフィールドゴールを決めてもほぼ確定、という状況。もし反則がなければ、ファルコンズは2分15秒、タイムアウト1つ、6点ビハインドで攻撃権を得てたはずだった。この判定でウィンプロバビリティ35%ぐらい違いますよね(※適当な数字です。そこまで変わらないかもしれません)。


見るスポーツとしてのアメフトのエンタメ性は、「1プレーごとにいちいちプレーを止めて状況整理」「ヤード&ダウン制によるスナップごとのテーマの明確化」によって、1つ1つのシーンの重要性が可視化させてるっていうことに大きく依存してると思う。ということは、「審判の判定によって勝負の行方が変わる」ということも可視化されてるわけであって、それがアメフトの面白さのアキレス腱なんだよな、と改めて思った。他のスポーツでも判定で勝負が決まってることは変わりはないんだけど、アメフトではそれがより鮮明に出てしまう、というか。


まあ、でもしょうがない。「一貫性がない」とか「誤審」とか思ってしまうと興ざめなので(でもまあ思ってしまうんだけど)、「神の気まぐれの顕在化」と思って、都合よく消化してしまう方が楽しめる。


現地ファンのツイートで。「またブレイディ有利な判定かよw 審判買収されんなw」的なよくあるツイートに、「いや、実際のところブレイディに対するラフィングザパサーの判定は他のクオーターバックと比べても少ない」みたいな反応を見て。「回数の多寡は、判定の基準が公平だったかの証明にはならないのでは?」と思いつつ、僕としては「買収なんていうセコいものではなく、審判すら味方につけるところまでが実力。ブレイディの覇王色的な威圧感が審判を間違えさせた」って思った方が面白いんじゃないか、ファンとしての信者度が高いんじゃないか、と思ってるけど。どうかな。

 

10月13日(木) いつか僕にも名作が書ける

今のところ具体的なアイデアもないし、何の努力もしていないんだけど、いつか僕にも名作小説が書けるんじゃないか。そう思いながら過ごすことにする(断言)。実際には死ぬまでに書けなくてもしょうがない。でも、書けると思いながら生きたら、それだけで十分なんじゃないか。


「僕には創作意欲がある」と思いながら生きると、それだけで勇気が湧いてくる。会社でお客に見下されながら電話対応をする時も、自分では仕事ができるつもりの上司にアドバイスされる時も、「これだってネタになる」と思える。ケンカしたまま出かけた子どもたちに事故が起きないか急に心配になる時も、音信不通になった友達を思う時も。


余計な感情は跳ね返して、大事な感情は受け止めて消化する。そのためには勇気が必要だ。「僕には創作意欲がある」と思うと、勇気を引き寄せるためのコアになってくれる実感がある。そう思って過ごそうかと。今のところ、具体的な努力は何もしていないんだけど。そして、なんの努力もせずに「いつかきっと書ける」と信じ続けるのは簡単なことじゃないんだろうけど。

 

夕方、子どもたちの運動会の感想をgoogleフォームで送信。先生方が自然なテンションで声をかけあって、協力して運動会を進めてるのが素晴らしかった。いい手本になると思う。特によかったのは、4年生の先生の、徒競走のスターター。ピストルを構えて、撃つ(そうするとスピーカーから音声が出る)までの動きが毎回同じテンポで、子どもたちはスタートしやすかっただろう。大学まで競泳の選手だったらしい。体幹がしっかりとブレずに、所作がキビキビとしていて、真剣にスターターを務めていることが分かる。競技に敬意を持ってることが伝わってくるよ。「意識せずとも、それまでに積み重ねた思いが所作に表れる」のを見ると、こっちも背筋が伸びるというか。


そんなことを思いながら、アンケートを送信して。アツく感謝を伝えたんだけど、この10日間ぐらい「アンケート送るのめんどいな」って思ってて、別に送らないでも誰にも怒られるわけでもないしサボってたんだよな。その落差がちょっとウケる。「QRコードを読んでスマホで入力する、その4分が面倒」って、実際にその作業をする2秒前までは面倒だったんだけど、なんでか手が動いた。なんでかな。「俺には創作意欲がある」って思ってたからかな。


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