鯖缶NFL三昧

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week7 ペイトリオッツ@ジェッツ Stock Watch

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ペイトリオッツはMNFでジェッツと対戦し、開幕7連勝を飾りました。week6でジェッツはQBサム・ダーナルドが復帰しカウボーイズに勝利。ペイトリオッツはWRジョシュ・ゴードン、TEマット・ラカース、TEライアン・イッゾの欠場でオフェンスの駒不足の状態もあり、接戦になる気配も見られたのですが、終わってみれば33対0の完封勝利を飾りました。

 

球団公式サイトから、「Stock Watch」という記事を紹介します。この試合で評価を上げた選手、下げた選手を株価になぞらえて振り返る記事です。

 

【引用元】

www.patriots.com

(以下の英文部分は上記記事より引用したものです。訳や単語の意味は当ブログで作成しました。ぜひ元記事で全文をチェックしてみてください)


STOCK UP 株価上昇

 

Defense デイフェンス

Once again, the defense showed up. Sam Darnold even said in his mic’ed up segment on the ESPN broadcast that he was “seeing ghosts”. That’s what the New England defense does to opponents. Tonight they created five turnovers. Devin McCourty got the party started with an interception in the first quarter. The pick led to a Patriots’ field goal.

segment 区切り、1シーン

 

またしても、ディフェンスが力を見せつけた。ESPNの「mic’ed up」のコーナーで放送されたシーンでは、サム・ダーナルドは「ゴーストを見た」と言っている。それが、ニューイングランドのディフェンスが相手にしたことだった。この夜、彼らは5つのターンオーバーを作り出した。Sデビン・マコーティーが1QのINTでパーティーを始めた。そのINTは、ペイトリオッツのFGにつながった。

 

Later in the first half, John Simon added a strip sack that was recovered by Kyle Van Noy. The turnover put the Patriots offense in Jets’ territory and led to a New England touchdown. Duron Harmon, Stephon Gilmore, and Terrance Brooks each added interceptions. Harmon and Brooks intercepted Darnold in the end zone preserve the shutout.

前半遅くには、DEジョン・サイモンがストリップ・サックを加え、それをLBカイル・バン・ノイがリカバー。ジェッツ陣内でオフェンスにボールを渡し、それがタッチダウンを導いた。Sデュロン・ハーマン、CBステファン・ギルモア、Sテレンス・ブルックスがそれぞれINTを挙げた。ハーマンとブルックスのINTはエンドゾーンでのもので、これによってペイトリオッツは完封をキープした。


Jakobi Meyers ジャコビー・マイヤーズ(WR)

The Brady-Meyers connection took another step in the right direction. The rookie caught all five passes Brady threw his way and gained 47 yards. Brady needs more weapons to work with, and as Meyers starts to earn the quarterback’s trust, the rookie could create a larger opportunity for himself.

ブレイディとマイヤーズのコネクションは正しい方向にまた一歩前進した。この新人WRは、ブレイディが彼に投げた5本のパスすべてを捕り、47ヤードをゲインした。ブレイディには使える武器はもっと必要だ。マイヤーズはQBの信頼を獲得し始めており、今後より多くのチャンスが与えられるかもしれない。


STOCK DOWN 株価下降

J.C. Jackson JCジャクソン(CB)

It wasn’t the best night for Patriots cornerback J.C. Jackson. His aggressive style of play caught up to him. The second year was called for three penalties. Two of the penalties were for pass interference. The other penalty was for holding.

ペイトリオッツのCB、JCジャクソンにとって最良の夜とはならなかった。彼のアグレッシブなプレースタイルが、彼に悪い結果をもたらした。2年目のジャクソンは、3つのペナルティーを取られた。そのうち2つはパス・インターフェアで、1つはホールディングだ。


【試合のハイライト動画】

www.youtube.com

(※公式動画はこのページに埋め込めないので、「Youtubeで見る」をタップしてYoutubeでご覧ください)


【鯖缶より】

この「Stock Watch」という記事ですが、試合で良かった点、悪かった点を短くまとめていて、解釈の難しい言い回しもそれほどなくシンプルに読めるので、「NFLで英語を鍛えたい」という方には格好の教材と思って紹介しています。ぜひ引用元のリンクから全文をチェックしてみてください。


よかった点としては引用箇所以外には、DEチェイス・ウィノヴィッチ(多くプレッシャーをかけた)、RBジェームズ・ホワイト(“Mr. Reliable”となり、数字よりは苦戦していたオフェンスの中で、重要な場面で貢献した)が挙がってます。

(※ウィノヴィッチのポジション表記ですが、ペイトリオッツのデプスチャートにしたがってDEとしました)


ジェッツのサム・ダーナルドが言った「seeing ghosts」について、APの記事では次のように解説しています。

In football parlance, “seeing ghosts” is a phrase sometimes used when a player is having trouble reading the coverages on defense, being fooled into reading them incorrectly or feeling pressures in the pocket that aren’t there.

引用元↓

https://www.apnews.com/ebcf13f5531a4fa3b9887938d916933d

「アメフトの用語で、「ゴーストを見た」というのは選手が相手ディフェンスのカバレッジを読むのに失敗した時に時々使われるフレーズだ。読みを間違えて騙されたり、本当はいないはずのプレッシャーをポケット内で感じたりしたことを言う」


のだそうです。MNFでは、特定の選手の音声を拾う「mic’d up」という企画が毎試合あり、この試合ではダーナルドがその対象でした。


この試合2つ目のINT(2Q残り5分30秒前後、エンドゾーン手前でSデュロン・ハーマンがINTしたシーンです)のあとでサイドラインで言った発言のようです。スナップ時点で、ペイトリオッツはスクリメージライン付近に8人のディフェンダーが集まり、ブリッツを見せます。実際にQBラッシュに出たのはそのうち5人で、ブロックの人数は足りて、まだポケットはなんとか保たれているのですが、ダーナルドは焦って不正確なパスを投げました。読み間違いがあったのでしょう。


(QBが負けを認めるような、いわば屈辱的なコメントを放送されて、HCアダム・ゲイスはESPNに対し不快感を示しているようです)


ここまで完璧と言っていいディフェンスを見せてきているペイトリオッツ。次週以降、ブラウンズ、@レイブンズ、BYE、@イーグルス、カウボーイズ、@テキサンズ、チーフス、と続きます。どこかのチームが攻略を見つけてくるか、ベリチックがそれを上回る采配を見せるのか、注目したいです。

 

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