鯖缶NFL三昧

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week8 ペイトリオッツvsブラウンズ Stock Watch

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week8のペイトリオッツの対戦相手はブラウンズでした。今季のここまででは、「持ってる男」の称号をレイブンズのラマー・ジャクソンに明け渡してしまった印象のあるメイフィールドですが、当然巻き返したいところ。WRオデル・ベッカム・ジュニアはもちろん、DEマイルズ・ギャレット、RBニック・チャブもおり、きっかけとなる1勝がほしい、とファンもチームも思っているところでしょう。しかし、「自滅」とも言っていい3連続ターンオーバーで点差が付き、その後もペイトリオッツが落ち着いて試合を運んだ内容でした。

 

(試合のハイライト動画を貼り付けておきます↓)

www.youtube.com

(※公式動画はこのページに埋め込めないので、「Youtubeで見る」をタップしてYoutubeでご覧ください)


試合の振り返りとして、球団公式サイトから「Stock Watch」という記事を紹介します。この試合で評価を上げた選手、下げた選手を株価になぞらえて振り返る記事です。


【引用元】

www.patriots.com

(以下の英文部分は上記記事より引用したものです。訳や単語の意味は当ブログで作成しました。ぜひ元記事で全文をチェックしてみてください)

 

Stock up 株価上昇

Defense ディフェンス

The defense set the tone early and made a statement in the first quarter. On the Browns first seven offensive plays, the Patriots defense forced three turnovers. It all started with a fumble recovered by Dont’a Hightower for a touchdown. In the next Browns’ offensive series, Jonathan Jones showed off his speed as he chased Nick Chubb down the field. Jones forced a fumble on the tackle, and the ball was recovered by Devin McCourty. Later in the quarter, Baker Mayfield shovel passed the ball directly to Lawrence Guy. It was Guy’s first career interception.

ディフェンスが1Qで試合の流れを決めて、それを宣言した。ブラウンズオフェンスの最初の7プレーで、ペイトリオッツデイフェンスは3つのターンオーバーを奪った。そのすべての始まりは、LBダンテ・ハイタワーがファンブルされたボールをリカバーしそのままTDを決めた場面だった。次に続いたブラウンズのオフェンスでは、CBジョナサン・ジョーンズが彼のスピードを見せて、RBニック・チャブに追いついた。そして、ジョーンズはタックルでファンブルさせ、そのボールをSデビン・マコーティがリカバーした。1Qの最後には、QBベイカー・メイフィールドがショベルパス(※下手投げで前にトスする)で、直接DTローレンス・ガイにボールを渡してしまった。これがガイにとってキャリア初のINTとなった。


James White ジェームズ・ホワイト(RB)

In the second half, Mayfield and the Browns offense came out of the locker room with a 12 play drive that ended in a field goal. Up to that point the Patriots offense wasn’t exactly clicking. That was when Brady connected with White on a third and 10 screen pass. White gained 59 yards on the play in what turned out to be the turning point in the game. Four plays later, Brady found Edelman in the end zone for a touchdown. It was Edelman’s second of the game, but it was the explosive play by White that got his team out of a jam and stopped Cleveland from making it more of a game.

click (マウスで)クリックする、(チームの)息がぴったり合う
jam 混み合い(※「traffic jam=交通渋滞」など)、故障、窮地
out of a jam ピンチを脱して

 

後半には、メイフィールド率いるブラウンズオフェンスがロッカールームを出てくると、12プレーのドライブをFGに結びつけた。その時点で、ペイトリオッツのオフェンスは完全には噛み合ってはいなかった。そんな状況での3rd&10で、QBブレイディがホワイトにスクリーンパスを投げた。ホワイトはそのプレーで59ヤードをゲインし、これがこの試合のターニングポイントとなった。4プレー後には、ブレイディはWRエデルマンをエンドゾーンで見つけTDを決めた。これはエデルマンのこの試合2つ目のTDレシーブだったが、チームを苦境から脱させ、クリーブランドにゲームの流れを渡さなかったのは、ホワイトのビッグプレーによるものだ。


Stock Down 株価下降


Red zone offense レッドゾーンオフェンス

This continues to be a weakness. Much of this is due to the running game’s difficulty in short yardage situations and a lack of a true red zone target for Brady. The Patriots were forced to settle for field goal attempts on four separate trips.

これは、ずっとチームの弱点と言える。この苦戦の主な原因は、ショートヤーデージの状況でラン攻撃が成功していないことと、ブレイディのために本物のレッドゾーン・ターゲットとなれる選手がいないことだろう。ペイトリオッツは4回のドライブで、(TDできず)FGを選択せざるを得なかった。

 

Mike Nugent マイク・ヌージェント(K)

A difficult day for the Patriots kicker. One of his field goal attempts was blocked. Later in the game, Nugent missed a 34-yard field goal attempt.

ペイトリオッツのキッカーにとってはつらい日だった。FGアテンプトのうち、1度はブロックされ、試合終盤には34ヤードのキックをヌージェントは外した。

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【鯖缶より】

新キッカー、ヌージェントがまだ安定稼動していない(もしくはコーチの信頼を得られていない)のは明らかで、この試合で成功させた最初のキックも弾道が低かった(=ブロックされやすい)ように思えました。(※そのあと実際にブロックされたFGでは、ラインが完全に破られていたので、もっと高い弾道で蹴っても同じだったかもしれません)


その他にも、敵陣25ヤード~35ヤード(43~53ヤードFGに相当)まで進んでも、4thダウンでFGを蹴らない選択が2回ありました。ブレイディのパスでギャンブルが成功したから目立ちませんでしたが、そこでオフェンスが終わってしまえば、相手チームにモメンタムを引き渡してしまう可能性が高いシーンで、ペイトリオッツとしては今後の不安要素と言えるでしょう。

 

(追記:「やはり」というか、ヌージェントはリリースされた、との速報が入りました。。。涙)


2Qの4thダウンでレシーブした新加入のWRモハメド・サヌーにも注目ですが、ドラフト1巡目新人のWRニキール・ハリー(早ければweek9に出場の可能性あり)に期待したいところでしょうか。

 

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(このブラウンズ戦の勝利は、ベリチックのキャリア300勝目でした↓)

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