week5、ペイトリオッツはアウェーでレッドスキンズに勝利し、今季の成績を5勝0敗としています。2Qまではオフェンスが決めきれず点差が開きませんでしたが、後半は攻守がかみ合って圧倒した、と言ってもいいかもしれません。
ペイトリオッツ球団公式ページでは、ゲームごとに「Stock Watch」という記事を出しています。「株価チェック」と題して、よかった選手、悪かった選手をまとめている内容でとてもわかりやすいです。
一部を引用して訳しますので、チェックしてみましょう。
【引用元】
(以下の英文部分は上記記事より引用したものです。訳や単語の意味は当ブログで作成しました。ぜひ元記事で全文をチェックしてみてください)
STOCK UP 株価上昇
Jake Bailey ジェイク・ベイリー(P)
The rookie has a rocket leg. Once again, Bailey had an outstanding punting day to help a Patriots team that saw its fair share of offensive struggles. Bailey put the ball deep in Redskins territory giving the Patriots defense plenty of room to work with. Bailey averaged over 47 yards on six punts. His longest punt went 57 yards.
この新人はロケット・レッグを持っている。またも、ベイリーはすばらしいパントを連続で見せ、オフェンスが苦戦したペイトリオッツを助けた。ベイリーはレッドスキンズ陣内深くにボールを蹴り入れ、ペイトリオッツのディフェンスに余裕を持ってプレーできる状況を作った。ベイリーは6回のパントで平均47ヤード、最長は57ヤードのスタッツを残した。
※英語ポイント:「fair share」は「公平な分け前」の意味。「its fair share of offensive struggles」は、「不運や苦闘がフットボールの神から各チームに公平に配られるとして、今季好調の王者ペイトリオッツにもやはり、その分の苦労が攻撃面で見られた」と捉えると近いと思います。(ただし、そのニュアンスをうまく訳文に入れられませんでした…)
In addition to his punting duties, today was the first time Bailey handled the kickoff role. This wasn’t totally foreign for Bailey. At times, the rookie handled kickoffs during the preseason, but today was a first for Bailey during the regular season. He kicked off seven times and each was a touchback.
foreign 外国の、知らない
パントの任務に加えて、ベイリーはこの試合で初めてキックオフも担当した。これはベイリーにとってまったくの未経験ではない。彼はプレシーズンに何度かキックオフを蹴っていた。それでも、この日はレギュラーシーズンでは初の任務になる。彼は7回すべての機会で、相手をタッチバックにさせた。
Sony Michel ソニー・ミシェル(RB)
The second year running back played his best game of the 2019 season. Many were beginning to wonder if we would ever see Michel’s ability to catch passes. Today, we saw it. The running back caught three passes for 32 yards while rushing 91 yards on 16 attempts.
2年目のRBソニー・ミシェルは2019シーズンでベストの走りを見せた。ファンの多くは、ミシェルのパスキャッチ能力を今後見ることがあるかどうか疑問に感じ始めていたが、この試合で、ついにそれが見られた。ミシェルは16回のキャリーで91ヤードをゲインしたのに加えて、3回のレシーブで32ヤードを挙げた。
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STOCK DOWN 株価下降
First half offense 前半のオフェンス
At the end of the first half, Jason McCourty intercepted Colt McCoy to put the Patriots offense at the 11 yard line in Redskins territory with 51 seconds on the clock. After three incomplete passes in the red zone, the Patriots had to settle for three. That offensive series perfectly illustrated New England’s struggles in the first half.
settle for ~でよしとする、~という結果に甘んじる、妥協する(※ここの例のように、「本当はTDが取りたかったが、やむを得ずFGを選択」という時によく使われます)
illustrate よい例となる、イラストを入れる、説明する
前半の終了間際に、CBジェイソン・マコーティがQBコルト・マッコイのパスをインターセプト。残り51秒で、ペイトリオッツのオフェンスにレッドスキンズ陣内11ヤードからの攻撃をお膳立てした。レッドゾーンでの攻撃機会だったが、3回のパス不成功に終わり、ペイトリオッツは(FGの)3点獲得に甘んじた。このシリーズはニューイングランド・オフェンスの前半の苦戦を完全に象徴した場面だった。
Brady struggled to connect with receivers. The run game couldn’t get it going. Overall, the first half offense looked sloppy. While the slow start didn’t impact the outcome of the game, it is certainly something the Patriots won’t be able to get away with throughout the season.
sloppy 水たまりの多い、まとまりのない
get away with 逃げ切る、(悪いことしたのに)罰を受けずに済む。
ブレイディはレシーバーにパスを通せず、ランで進むこともできていなかった。全体として、前半のオフェンスはだらしない出来だった。このスロースタートは結局この試合では勝敗に影響しなかったが、このまま改善されなければ、シーズンのどこかで、ペイトリオッツがやられる場面は出てくるだろう。
Offensive line オフェンスライン
Sunday was a rough day for the Patriots offensive line. As a unit, they gave up four sacks on the day. Newhouse, who was responsible for two of the sacks, struggled to win his one-on-one matchups.
日曜のこの試合はペイトリオッツのオフェンスラインにとって苦しい日となった。彼らはユニットとして、相手に4サックを献上。そのうち2つに責任があったLTニューハウスは、相手DLとのワンオンワンで苦戦を続けた。
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鯖缶より:引用したのは一部のみです。引用元記事では「株価上昇」として、RBブランドン・ボールデン(3QにTDレシーブ)、ディフェンス(前のゲームを欠場したハイタワーが戻り1.5サックなど)、ペイトリオッツファン(敵地だが相当な数のファンが駆けつけ、まるでホームのような雰囲気だった)を取り上げていました。「株価下降」には、新キッカー、マイク・ヌージェント(PAT1つ外す)が挙げられていました。
個人的には、Pベイリーの活躍は大変頼もしく感じます。攻撃がうまく機能しなくても、「パントで陣地回復してディフェンス勝負」という場面が(シーズンが進むにつれ)もっと増えるかもしれません。
ミシェルのパスレシーブもペイトリオッツファンとしては拳を握り締めた瞬間でした。「パスもあるかも」と相手守備に思わせることができれば、チームとしても、ミシェル本人のランにも、好影響が出るに違いありません。引き続き、注目していきたいです。
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