2020年9月20日(日)
観戦スケジュールに余裕が出来たので、week1のSEA@ATLを40分モードで出勤前に観戦。
QBラッセル・ウィルソンのクオーターバッキング、簡単には止まらなそう。コントロールがいい、というだけじゃなくてスピードとか、球質とか、タイミングとか、WRがめっちゃ捕りやすそうに見える。
対して、ファルコンズはプレーが悪いというよりは試合運びに怖さがない、という感じか。麻雀で言うと、手作りは上手いんだけど押し引きに怖さがない打ち手、というような。「自分たちがやりたいこと」というよりは、「相手がやられると嫌なこと」を選ぶイヤらしさが足りない感じ。3Q。点差も勢いも負けてるチームの4thダウンギャンブルは怖くない。「強気ゆえのギャンブル」は成功したら相手の士気をくじくけど、「ビビってるゆえのギャンブル」っぽい感じがした。
出勤。会社では、半年に一度の評価面談。上位15%に入る評価をもらったけど、バイトの時給が上限に達しているので、無意味と言えば無意味。僕は何度も社員になってくれと誘われてるけど、翻訳との兼業がやりたいのと、子育てをしつつ妻にも働いて欲しいことがあって断り続けて、パートタイムのまま20年経った。ははは、なんだそれ。翻訳もここ1カ月仕事来ないし、子どもも2人とも小学生になって、一気に子育てには余裕が余裕ができた。そろそろ正社員にしてもらうタイミングか。(25歳の悩みかよ)
帰りの電車ではweek1のLV@CAR、40分観戦。接戦で、パンサーズは最終ポゼッションまで可能性を残した。パンサーズの攻撃、「悪くない」感じだけど「怖さはない」感じかな? プレーコールが当たっていれば、QBブリッジウォーターは綺麗なパスを通せるっぽいけど、最初のターゲットがダメだった時になにか出来そうかというと、そういう迫力はあまり出てない気がした。
うん、予習するとますます楽しみになる。
9月21日(月)
ゲームデイ。CAR@TBから観戦。
昨日week1見た時にはQBブリッジウォーター、「怖さはない」とか感じてたけど、最初のドライブで、プレッシャーかかっても落ち着いてパスをさばく様子を見て、さっそく「ヤバいヤバい」とあわあわなってたらINT。
ブレイディファンの僕は当然タンパを応援して見ているわけで、そうするとパンサーズが強く見えるのがファン心理というものか。ファンじゃないチームの試合見てると、21点差は事実上決着にしか思えないけど、推しチームだと21点差で勝ってても全然安心できないとかよくある。実際、7点差まで詰められたし、ハラハラした!
QBが同じクオリティのパスを投げたとして、レシーバーが捕球すればナイスパスだし、落とせばパスミスとなる。だから、QBの出来を別のQBと比べるのは難しいし、前の週の出来と比べるのも難しい。相手ディフェンスが違うとなればなおさらだ。ブレイディ、week1よりはよかったように見えたけど、実際はどうなんだろう。レシーバーに助けられたシーンもあったし、逆にもったいなかったシーンもあったような気がする。
何が言いたいかと言うと、だからこそ「勝つこと」が大事であって、勝ててよかった、という単純な結論になる。チームとしての出来が同じでも、相手が強くて開幕2連敗になれば、3戦目にかかるプレッシャーは半端ない。タンパとしては、1戦目のセインツで手応えと身の程を知り、2戦目のパンサーズで勝利という結果を得られたのは案外いい順番だったんじゃないかな。
21-0でリードした2Q残り1分50秒、相手のサードダウン止めたタイミングでエリアンズHCは最後のタイムアウト取ったけど、僕はあんまり好きじゃない選択。「残り1分15秒でタイムアウト1つ」の状況でも時間としては十分なはずで、「時間ちょうど使い切ってFG」なら相当重いパンチとなるはず。「1分50秒」だと、時間が余りそうになった時に保守的なコールをしなくちゃいけなくなって、かえって消極的な終わり方になったりしそう。
さて、僕的にハイライトは4Qにパンサーズのオンサイドキックをグロンクが拾ったシーンね。フィールドに戻ったグロンク、まだ「復活」を印象づけるプレーは見せられてないように思えるけど、何でもいいから大事な仕事を果たしたのを見ると、やっぱり盛り上がってしまうわけで、観戦の楽しさって結局そういうところに尽きる。うれしかった。
(ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓)
ブレイディ、新天地での初勝利おめでとう。どうせ君のことだから、キャリア250勝目じゃなくて、これが1勝目だとかカッコつけるんだろう。うれしいよ。
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) September 20, 2020
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