鯖缶NFL三昧

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英語力を上げたいNFL民が9月までにすべきこと

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来季の開幕までに、英語を鍛えたいと思ったNFLファン、たくさんいるのでは?と思います。NFLはオフシーズンが長いので、たっぷり時間があります。「英語でNFL」をおすすめする僕が、「英語力強化のために9月までなすべきこと」を考えてみました。ぜひ参考にしてください。

 

 

 

①2カ月NFL断ち

英語勉強は膨大な時間がかかるので、モチベーション維持がとにかく大事。NFLにハマってる人は、その最重要ポイントでかなり有利なはずと思います。だからこそ、あえて2ヵ月ぐらいNFLを絶ってみてはどうでしょう。NFLに関する情報は集めず、NFLに関する脳を休ませてみるのです。

 

2019年のNFLドラフトは、アメリカ時間で4月25日のようです。ドラフトまで思い切ってNFLを休んでみましょう。NFLへの「飢え」が、その後の勉強の大きな力となるはずです。

 

(よろしければこちらもお読みください↓)

【コラム】「NFLで英語を勉強」が最強だと思う理由 - 鯖缶NFL三昧 

②TOEIC受験(2回)

TOEIC受験、強く勧めます。NFLのオフシーズンは2月から8月まで。案外長いです。短期的な目標設定があると勉強の効果が上がります。なんなら今すぐに申込みましょう。

 

(リンク貼っておきます↓)

テスト日程|TOEIC Listening & Reading Test|TOEIC Program|IIBC

 


TOEICを勧める理由ですが、「クロックマネジメントにこだわり、スコアを競うゲーム」なので、NFL民が熱中するには最適だと思うからです。


「文法穴埋め問題」を見たときに、「分かる問題」「考えれば分かる可能性がある問題」「分からない問題(=考える時間を使わずに、すぐ答えて次に行くべき問題)」を一瞬で見分けるテクニック。これ、QBに求められる能力と一緒です。「ファーストターゲットに確実にパス」「時間稼いでターゲット探す」「あきらめて投げ捨てる」のを判断する能力。磨いていきたいですよね?


「戦略を立てて、攻略するゲーム」と思い込んで、小手先のテクニックもすべて使ってハイスコアを目指してみてください。その間に、英語の勉強ができています。


もう1つ。リスニングでも、リーディングでも、「5~7割の理解度で、集中力を落とさないこと」がTOEIC攻略には重要になってきます。「イマイチ分からないこと」に集中するのは難しいもの。でも、難しいとはいえ、慣れればどうということはありません。TOEICの過去問や予想問題を、しっかり時間を計って繰り返しやる。「集中力を落とさない練習」になるんです。それが、NFL開幕の9月以降に生きてきます。「5~7割しか聞き取れないNFLの現地放送」を、「それでも聞き取ろうとする脳」になっていれば、9月以降英語力が飛躍的に伸びるはずです。


おすすめ勉強法は、「模試、過去問を繰り返しやる」です。リスニングとリーディングを両方やるのは時間もかかるので、分けてやったほうが練習としてはいいと思います。


「1回やってみて、答え合わせして終わり」ではなく、復習が大事。

 

リスニングなら、「書き起こしの英文を見て理解する」→「英文を見ながら音声を聞き、自分の口でも発音するのを繰り返す」→「テスト形式で再挑戦」をする。リーディングなら、「答えを見て文章を理解」「見たことあって、思い出せそうだったのにわからなかった単語を中心に覚えなおす」「もう一度時間通りに最後まで読めるか再挑戦」というようなパターンが効果が高いのではないでしょうか。

 

復習、面倒ですよね? でも、「見ず知らずの問題をもう一度挑戦する」より簡単で、効果も高いと思えば、コスパは抜群だと思います。


TOEIC過去問勉強法の弱点は、まとまった時間がかかること。「イヤ」になっちゃうような勉強法はなんにせよ効率が悪いので、もっと短く繰り返せる勉強と組み合わせるといいと思います。

 

③「普通の勉強」(教材選び)

  案外忘れがちな注意点を最初に指摘しておくと、「気に入った教材を選ぶこと」が大切です。英語力強化では、「たくさんの教材に手当たり次第触れる」という方法はあまりおすすめできません。TOEIC850点ぐらいまでは、「3冊の本を1回読むよりも、1冊の本を3回読む」方が効率いいと思います。


英語の勉強は、とにかく「慣れる」ことが重要です。「初見の文章を苦労して辞書を調べながら読むこと」は疲れるので、腕試しにたまにやる程度でいいと思います。それよりも、「意味を理解して、単語も知ってるものばかりの状態になった文章を繰り返し音読」などの方が楽だし、効果も高いです。

 

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例として、上のような本を紹介します。「英語と日本語が両方楽に確認できる」「音声データがある」「音声が1~2分程度の文で、繰り返しの練習に適している」という条件を満たせば、あとは好みの問題です。

 

NHKのラジオ講座でも、「バラク・オバマ演説集」のようなものでもOKです。好きなものを選んでください。ただ、上に挙げたZ会のシリーズのような受験対策のものは、使う単語のレベルが設定されているので、自分にあったレベルのものを選びやすい点が有利です。初見で5割~7割程度理解できるぐらいのレベルのものを選ぶといいでしょう。

 

④「普通の勉強」 (音読を勧める理由)

③で選んだ本をひたすら「音読」することをベースにするといいと思います。筋トレする人が筋肉の使い方を意識すると効果が高いように、なぜ音読をするのか、を簡単に書いておきます(よくある話で、特にオリジナルの理論ではありません)。

 

まず、「英語をうまく聞き取れない」という時に何が原因になってるかを考えます。

①ボキャブラリー不足
②英語を頭から理解するのに慣れてない
③英語のスピードに慣れてない

だいたい上記の3つではないでしょうか。この3つを効果的に鍛えるのが「音読」です。英語の単語、英語の語順の並び、英語のスピードに慣れるための作業を繰り返すイメージです。


具体例を出します。

A big part of the reason that Brady hasn’t looked like himself is that his most important target, Gronk, hasn’t been nearly himself.

上の文章を、「彼の最重要なターゲットであるグロンクが最近不調であることが、ブレイディが彼らしく見えない理由の大きな部分だ」と訳すことはできます。ですが、この「和訳」はリスニングでは役に立ちません。英語の語順通りに理解しないと、「意味を考えている頃には次のフレーズが出てくる」という状態になってしまいます。なので、「英語の語順通りに理解する」ことに慣れるのが重要です。

 

実際にやってみましょう。

 

A big part of the reason(理由の大きな部分は)that(「reason」を後ろとつなげる)/Brady hasn’t looked like himself(ブレイディが彼らしく見えない)/is that(前の部分の説明がこれから始まる)/his most important target,(最重要のターゲット)/Gronk,(つまりはグロンクが)/hasn’t been nearly himself(ここのところ彼自身とは程遠い)

 

このように、意味のかたまりごとに前から順番に理解することに慣れると、自然とリスニング力がついてきます。

 

(「スラッシュリーディング」と言います。参考記事貼っておきます↓)

「スラッシュリーディング」で読解&リスニングのスピードアップ! | RareJob English Lab

 

この練習をするのになぜ音読が最適かというと、教材の音声の抑揚やブレスをマネしようとすると、自然に適切な部分で「かたまり」を区切れるようになるからです。あまり複雑に考えることはありません。

 

実践的には、「音声つきの教材」には「勉強法」が書いてあると思いますので、それに従うのがよいでしょう。リピーティング(音声を一度止めて、その後自分で音読。リピーティング用の音声がある教材なら簡単)→オーバーラッピング(英文を目で見ながら、流れる音声をできるだけマネて音読)→シャドーイング(英文を見ずに、流れる音声に少し遅れて音読)とレベルを上げつつ繰り返します。

 

ポイントは、「5分」「10分」という短い時間で1セットが終わるトレーニングを集中してやることかな、と思います。早起きして、「10分トレーニング→着替え→10分トレーニング→洗顔→10分トレーニング→朝飯→10分トレーニング」みたいなルーティンが作れれば最強です。 

 

音読の繰り返しやれば、自然と語彙力も上がってくると思うので、「単語帳」は特に不要と思いますが、一応おすすめのものを貼っておきます。

(↓Amazonのリンクです。関連する単語を2個ペアで覚えていく、という単語帳です) 

英単語ピーナツ銅メダル改訂新版

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⑤ゲームパス契約

さて、②③④のTOEIC対策、音読が十分に習慣化してきて、かつ「NFLへの飢え」が出てきたら、ゲームパスを契約してしまいましょう。ドラフトの前に契約するぐらいのスケジュールでどうでしょうか。

 

確かに高いです。契約すると、NFLを見まくってしまいます。でも、安心してください。時間もお金も、どうせいつかはなくなる定めです。自分の好きなものに使うべきです。(※ご自身でよく検討の上でご判断ください)

 

2012年以降の試合が(※古いものは40分モードです)すべて見られますので、自分の推しチームの試合を全部見ましょう。(※ちゃんと規約など確認していません。有料コンテンツのため、ご自身で確認お願いします!)さて、ここで英語勉強のポイントがあります。「NFLのビデオ観戦」は、あくまで「勉強のごほうび」とすることです。④でルーティン化した「音読トレーニング」と、「NFLビデオ観戦」を、交互に行うのがおすすめです。幸い、NFLのゲームは区切りがはっきりしています。なので、「音読トレーニング10分」→「NFLビデオ観戦を2ドライブ分」→「音読」→「NFL」と、「英語を勉強するほど、そのごほうびでNFLを見られる!」という習慣を、作ってしまうのです。この作戦は、NFL好きの特権と言ってもいいでしょう。使わない手はありません。僕は、「ペイトリオッツの試合の続きを見たい」というモチベーションを利用して朝3時起きで勉強しました。(NFL民の皆さんなら、朝3時起きは得意ですよね?)

 

(※2019年2月9日時点でゲームパスを契約すると、2019/7/31までの契約で、「2424円」の表示でした。この間公式戦は1試合もないので、加入するメリットは相当低いですが、過去のゲームのビデオが見られますので、「英語の勉強として見まくる」という意味では高い値段ではないのかもしれません。「2019年シーズンすべて」の契約はおそらく30000円前後と思いますが、いつからその契約ができるのかわかりません。どのタイミングで契約するのがいいのか、いまいち分からずに書いてます、すみません)

 

⑥podcastで「ながら」勉強

英語の勉強と言えばpodcast。NFL民も使いましょう。ポイントは、「自分のレベルよりも簡単なもの」を選ぶことだと思います。というのは、podcastの最大の利点は「ながら」で勉強できること。家事の時間や、通勤の時間、散歩の時間に少しでもリスニングの時間を稼げることに利点がありますので、「使う単語」「話すスピード」ともに、「余裕じゃん」と思える番組を選ぶのがいいと思います。

 

NFLのpodcastも各種ありますが、こちらは勉強としてはおすすめできません。というのは、オフシーズンはNFL以外にも話題が飛ぶ番組が多いので、聞き取りが難しすぎるからです。開幕以降であれば、自分の推しチームの番組があれば聞いてみてもいいかもしれません。

 

⑦ファンタジーフットボールのドラフト

さて、英語勉強NFL民には、ファンタジーフットボールのドラフトを、ぜひ試してみてほしいです。ファンタジーフットボール自体が面白いかと言えば、「微妙」としか答えられませんが、少なくともドラフトは楽しいと思います。NFLの公式サイトのリーグなど、無料のものがいいと思うので選んで、ぜひ参加してみてください。「ドラフトでどの選手を狙おうか」というのを8月にやると、NFLのシーズンの絶好の予習になりますし、「英語でNFLのデータ収集」という練習になるからです。一度慣れてしまえば、それほど難しくはないと思います。

 

「NFLの英語サイトを見ること」に慣れると、シーズン開幕以降、英語力はグングンあがると思うので、ファンタジーフットボールのドラフトに参加してみるといいと思います。

 

まとめ

英語勉強NFL民が2月~9月の間にしたらいいと思うことを挙げてみました。「納得した方法」を「集中してやる」のが効果が高いと思いますので、ここに書いたことの中で、1つでも「なるほどな」と思えるものが含まれていたらうれしいです。

 

繰り返しになりますが、「英語の勉強は量が大事」なので、「モチベーションの維持が大事」です。「この長いオフシーズンを英語の勉強に費やして、9月からはNFL見まくるぞ」と思えた人は、もう半分達成したも同然です。ぜひ、英語力アップに挑戦してみてください。より早く、深く、広くNFLを楽しめるようになるはずです!

 

ひとまず以上です。当ブログでも、勉強に使えそうなネタをご提供したいと思っていますので、どうぞお楽しみに!

 

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