鯖缶NFL三昧

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NFL観戦日記2020:week2④(012)

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2020年9月20日(月)(続き)

CAR@TBが終わって、BAL@HOUに移行。2Qまで見たところで、いったん観戦中断。月曜が祝日だと、子どもが学校休みなのでリアルタイムで見られない、というパターン。僕にとってのメインディッシュのNE@SEA含めいったんお預け。


ツイッターと、ファンタジーフットボールのアプリを開けられないのがちょっと残念だけど、まあそれはそれで「余計なものから解放された時間」とも言えるわけで、その感じが面白い。もう僕は「呼吸をするように」スマホをいじってしまうスマホ中毒現代人の1人だけど、NFLのネタバレを避けるためならスマホも我慢できる。これはこれで悪くない。


家族で電車に乗って昭和記念公園へ。親に車を借りて行く手もあったんだけど、1時半起きでNFLずっと見たあとに車を運転する自信はない。すまん、妻、子どもたちよ。「巨大ハンモック」みたいな遊具に子どもたちを放置して、「デスノート」の続きを読んだりしてのんびり過ごす。


レンタル自転車で、マウンテンバイクみたいなスポーツっぽい感じのやつを乗ってみたら、ことのほか快適。普段は子どものイスが前後についた電動アシスト自転車なので、「そうじゃない自転車」に乗るのはよくよく考えてみるとめちゃくちゃ久しぶり。「自転車に乗るのって楽しいんだ」って、思い出した感じもある。


性格や考え方を変えるのって難しいから、どちらかというと環境とか、道具とか、ルーティンを変えることで日々の閉塞感を軽減させる方がいいのかも、みたいなことを思った。(ということは、「必要かどうか微妙なものを買う」とか「面白いかどうか不明な体験に挑戦する」とか、ちょっとした経済的な余裕があるかどうかって、すごく重要なことなんだろうな、とも思った)


午後に帰宅して、ちょっと仮眠してからBAL@HOUの続きを観戦。


(ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓)

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開幕してからNFLの試合を見る生活が戻ってきて、今年はNBAのプレーオフも(レイカーズの試合だけだけど)見ていて、将棋もチラ見で追いかけてて、それであらためて「勝負」について思うこと。勝負に勝つには2つのルートがある。「相手にミスをさせること」か、もしくは「相手の戦意をなくさせること(諦めさせること)」だ。


そのことを、BAL@HOUを見てまた思った。1Qで3-0の状況。3点ビハインドのテキサンズは自陣35ヤードの4th&1でギャンブルを選択して失敗。この選択は結果に関わらずいただけない。強気の作戦なんじゃなくて、「普通にやったら勝てない」と、認めてしまってる選択なように思える。もちろん、「絶対に1ヤード取れる」という自信のあるプレーがあるなら、自陣での4thダウンだろうとトライするのは「弱気」とは言えない。だけど、テキサンズのコールしたプレーはそんな雰囲気に見えなかったな。


これでは、相手を楽にプレーさせてしまう。ジリジリと点差を拡げずについていかないと、「相手にミスをさせる」という状態に持ち込めない。


それに対して、4Qのレイブンズの4thダウンギャンブルは「勝者のギャンブル」に見えた。あれを決められると、戦意が喪失する。「タッカーいるんだからFGでいいじゃん… なにもここまでいじめなくても…」と、思ってもおかしくない(テキサンズがの時点で勝負を諦めた、とは思わないですが、「もう諦めろ」というパンチになってたな、という話)。


ところで、テキサンズといえば、昨季のプレーオフのチーフス戦でのフェイクパント失敗は、僕はいいコールだったと思ってる(少数派っぽいけど)。あれは、もし決まればチーフスの戦意を失わせるに十分な「会心の一撃」になってたはずだし、何より「苦し紛れ」じゃなくて「決める自信のある強気なトリックプレー」に見えた。フェイクにかからずに止めたチーフスを褒めるべきだし、結果的にはあのプレーが「運命の分かれ道」になっちゃったけど、僕には「勝算の高いところで勝負に出た」コールに思えた(少数派っぽいけど)。


さて、夕食後にNE@SEA。本当は明日早起きして見ようと思ってたんだけど、我慢できずに見始めた。


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このゲームは、ペイトリオッツファンの僕にとってはもちろん心臓がえぐられるような悔しい敗戦だったけど、それにも増して、今季のチームへの期待がグッと高まったうれしいゲームだった。


キャム・ニュートン、だいぶよかったように思うんですけど、どうですか。ポケット内での落ち着きがよくて、「あと何秒ターゲット探していいか」「スクランブルに出るべきか」「チェックダウン投げるべきか」の判断に自信がありそうだった(どの程度正しい判断をしていたかは僕には目利きできないんですけど、どうですかね)。


昨季あまり見られなかったハリー・アップ・オフェンスが、ちょっと見られたのもすごくよかった。相手のディフェンスがコミュニケーションとってる間にプレー始めちゃう、「ちょっとの勝ちやすさをかき集めて戦う」ペイトリオッツらしい攻撃。それがニュートン版で見られるのだとしたら、そんなに楽しみなことはない。


ディフェンスも、ラッセル・ウィルソンに実力を見せつけられた結果だけど、最後の最後で意地を見せて、オフェンスにワンチャンスを作った。「高いプレッシャーを相手QBにかけ続ける」ようなディフェンスは難しそうだけど、勝負どころで読み勝てば戦えるはず。


「自分たちからはミスしない」「自分たちからは諦めない」という勝負のスタイルが好きで、僕はペイトリオッツに惚れ込んだわけであって、それが健在ぽかったことを確認できただけで、このweek2は大満足。「あと1プレー届かなかった」は、シーズン後半で結果を逆にすればいい。それを楽しみにしたい、と思えるゲームだった。


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