2020年11月7日(土)
この1週間は翻訳仕事が順調にできてうれしかったので、試しに時給換算してみた。具体的な金額はここに書くのはやめるけど、ヤバすぎる。ギャラが、安すぎるんである。
「ギャラが安すぎる」とか言うと、心の中に「説教好きな先輩」が現れて、「文句言ってるヒマがあれば、もっと条件のいい受注先を積極的に探すべき」とか「もっと自分の実力を上げるべき」とか言ってくる。まあ、それは確かにそうなんだけど、だからと言って安すぎるギャラの仕事が存在していい理由にはならないですよね? とか心の中でいつも思ったりしてる。
さて、僕はブレイディと同い年なんだけど、この2年ぐらいで相当にひがみっぽくなった。自分がもらってる給料の安さが、身にしみてツラいんである。
翻訳じゃない方の仕事で会社勤務(コールセンターアルバイト)もしてるんだけど、アルバイトには、時給の上限があって、その上限に僕は7年前に到達して、そこから時給は上がってない。
これって差別ですよね? と、会社の人に時々口にするんだけど、大抵は「キョトン」とされる。「アルバイトが正社員より給料が安いのは当たり前では? それがなんで差別なの?」という反応。その、「当たり前」っていう感覚がすでに差別なんだと思うんだけど、話を聞いてくれそうな人にはこう続ける。
「たとえば、B型の人は管理職に向いてないから、任せられる役職に上限がある、っていう社内ルールがあったとしたら、それってナンセンスですよね」と。「女性は管理職になれない、っていうのは差別ですよね? じゃあ、アルバイトの僕が、管理職をやる能力がない、って最初から決まってるのって、差別じゃないんですか」と。
「でも、だったら正社員になればいいじゃないですか。正社員になる条件で、何か差別を受けてるんですか?」という顔をされるんだけど、それはまったく別の話なんだ。「好きで勝手に選んでること」だからと言って差別的な扱いをしていい理由にはならないと思うんだけど。違いますかね。たぶん僕が間違ってるんだろうけど、今のところ僕にはどこが間違ってるか分かってない。
で、何を言いたいのか、というと、week9迎えて応援してるチームが負け越してると、「俺の人生も、2勝5敗だよね」とか考えちゃうよね、みたいなことなんである。「え、俺の人生、week9迎えてこの成績なのかよ。これ、公平な判定だった? 判定基準がおかしくてこれなら納得いかねーよ。 え? 公平な判定だった? 自分の実力でこの成績なのかー。 それもツラすぎるでしょ」みたいなことを思うのが40代の僕。
もっと賢い人は20代から考えてるだろうし、もっと運がいい人は60代になってもひがみっぽくならないんだろうけど。まあ、「人生には勝ち負けなんてない。楽しめたかどうかは捉え方次第」にも真実はほんの少し含まれてるだろう。NFLのように、勝敗がはっきりしてるわけじゃない。(まあ、NFLには「来季」があるけどね)
※GB@SFの感想は「ありません」。
※11/4~6の日記は都合により割愛します(すみません)。
11月8日(日)
それにしても、昨日の分の日記はかなりみっともないな(消さないけど)。みっともないついでに、ツイッターに投稿したネタもここに貼り付けておこう。
【妄想:アメフトをテーマにしたアイドルのデビュー曲考えた】
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) November 8, 2020
サンフランシスコ坂49
「恋のプレーブック」
1秒間 息を合わせて
私のサイレントカウント
あなたに聞こえる?
忘れないで
モーションは1人だけ
フォルス・スタートで
ドライブを冷やさないでね
迷わないでオプションルート
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) November 8, 2020
通してタイト・ウィンドウ
ちょっとのためらい(ヘジテーション)で
ヤードは進むものよ
恋は4th&2(4th&2!)
きっとGo for it!(Go for it!)
プレーブックの最後のページ
とっておきのトリックを
披露してみせて
優しすぎるスティフ・アーム
— 鯖缶@NFL三昧 (@savacanNFL) November 8, 2020
頼りないボールセキュリティ
フェイクなしのコールが
決めてになるかもよ
もうすぐよ4th&goal(4th&goal)
きっとGo for it!(Go for it!)
プレーブックの最初のページ
はじめて覚えたプレーで
飛び込んできて
夜には将棋の竜王戦(第3局)を観戦。秒読みの最終盤でハラハラ。応援してた羽生さんが負けるのを噛み締める。
「正確に指し続ければ勝てる」という局面で、それができずに逆転が起きたんだけど、じゃあそれがポカなのかというとそんなことはなくて、「正確に指し続けないと逆転しますよ」という手をつないだ豊島竜王が強かったわけであって。
毎度将棋を見てグッとくるのは、勝負が終わったあとの寂寥感、余韻みたいなやつ。たぶん異次元の負けず嫌いじゃないと将棋はあれほどまでに強くならないわけであって、そんな2人が戦って、どちらか1人は必ず負けるんである。しかも、微塵も言い訳ができない勝負の方法で。「チームメートがミスした」「監督がミスした」「勝負どころで配牌が悪かった」「審判に不利な判定をされた」が一切ない、ただのシンプルな負け。いやはや。
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