2020年10月6日(火)
朝3時起きで翻訳仕事。仕事の合間に、前日のBUF@LVの40分モードを1Qずつ観戦。うーん、BUF、強くないスか? 「12人で守ってるのかよ」というような密度の高い守備ができてる感じ。ちゃんとパスラッシュでQBいじめてるのに、なんとかうまくパスが通っても、パスをレシーブした選手への寄せが早くて、それ以上のゲインをさせない。
試合運び的にも、ビルズの強さは「本物感」があった気がする。LVの攻撃、決して悪くなかったように見えた(当初BUF有利だったけど、うまく機能させて盛り返した)けど、ちゃんと調整しなおして、優位を取り返し、攻守でビッグプレー見せて点差をつけ、最後はしっかりトドメを刺す感じ。それ、強いチームが強い勝ち方をしたパターンじゃない? ペイトリオッツ、ビルズ戦2試合あるのか(←毎年そうだろ)。なかなかに厳しいな。
(ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓)
続いてNE@KC。リアルタイムで観戦できた。できればPHI@SFも見たかったんだけど、もはやしょうがない。
試合終わってしばらくしてから気づいたんだけど、この試合は、僕がNEファンになってはじめて、「今日は勝てないでしょ」と(無意識に)諦めてキックオフを迎えた試合だった。思えば、贅沢な話である。NFLを熱心に見始めたのが2013シーズン、ゲーパス加入してペイトリオッツの試合は全試合見始めたのは2014シーズンから。今までの試合は全部、「よくわかんないけど、試合が終わったらペイトリオッツ勝ってるんじゃね?」と内心思ってた。
「サッカーとは、22人の男たちが2つに分かれてボールを蹴り合い、最後にはドイツが勝ってるスポーツだ」というのと同じぐらい、「どうせペイトリオッツが勝つんでしょ」と。
だけれども、この試合では、「ニュートン欠場」のニュースを日曜に見た瞬間に、「オワタ」と反射的に思ってしまっていたのだ(そんなつもりなかったけど)。ペイトリオッツの攻撃陣、歩や香車や桂馬は揃ってる。OCのマクダニエルズも小駒の活かし方を知ってる。でも、ニュートンという「飛車」がいなかったら、相手にプレッシャーがかからないではないか。それに、相手はKCだよ。アメフトの定義、「よく知らんけど、最後はマホームズが勝ってる」に変わってるよね、と。(ファンというものは、無責任に応援して、勝手に諦めてしまうものだ)
で、この試合を見て、(当たり前かもしれないけど)「ベリチックは、勝とうと思って準備してきたよね」と感じた。オフェンスも、ディフェンスも、機能させてちゃんと試合を作った。不運やな判定や、ホイヤーのボーンヘッドがなかったら、もっといい勝負になってたはず(正直言って、それでも勝てたかは分からない。でも、「あと1ミスしたら負け」みたいな状況をチーフスに強いることはできたと思う)。
ちょっと惚れ直した。「勝てるかどうかはともかく、一番勝てる可能性の高い択を選び続ける」みたいな静かな迫力。
(ハイライト貼っておきます。YouTubeの画面に行けば再生できるはずです↓)
それにしても、プレシーズンがキャンセルになり、選手のオプトアウト、そしてついに日程の変更やQB1の欠場、とエンタメ的にはなかなか難しいシーズンだな、と思う。でも、いいんだ。ドキュメンタリーとして楽しもう。「ハイレベルな練度が必要なチームスポーツ」が、「メンバー構成や練習すら、ままならない状況」で行われるとしたら、それはどんなものになるのか。それは、どんなメッセージを伝えるのか。
10月7日(水)
昨日までで、翻訳仕事がやや遅れてる。なにしろ、目が疲れまくってるのにNFLを見て、そればかりかスプラトゥーンばかりやってる。スプラトゥーン、ガチマッチに負けるとイラついてやめられなくなってしまうので、サーモンラン(バトルではなく、味方プレーヤーと協力して、コンピューターの敵を倒しまくるミッションクリアモードもあるのです)ばかりやる。これならいい気分転換に、と思いながら、これはこれで妙な中毒性があって、ついつい15分のつもりが30分とかやってしまう(これでもマシな方で、NFLのオフシーズンには毎日4時間ぐらいやってた)。
さて、会社帰りにカフェによって翻訳仕事。「カフェでこれ見よがしにPCいじってる奴」になると、時々仕事がはかどることがある。なんとかノルマクリア。
NBAファイナル4戦目も追っかけ再生で。カフェの仕事の合間に3Qまで見て、帰ってから4Qを。この試合は見ごたえがハンパなかった。両チーム、「いいディフェンスをしてるのに、オフェンスがそれを上回る」「いいオフェンスをしてるのに、ディフェンスがそれを上回る」というような、点差だけでなく中身の充実した接戦。ファイナルにふさわしいじゃねーか。レイカーズが勝って3勝1敗。王手をかけた。
10月8日(木)
今日はNFL観戦お休み。職場あるあるなんだけど。同僚の雑談がイヤすぎて疲れる。とにかく、差別が好きなんだ。差別の話を広げたくないから例え話で書くけど、「火星人はどうせ仕事ができない」みたいなことを話す時に、「だれも火星人の気持ちはわからないし、わかる必要もないし、火星人が実際に仕事ができるかどうかなんてどうでもいい」と思ってる。そして、都合よく決め付けてる。それは火星人に対する差別ですよ、と指摘しても、意味が通じないんだ。なぜなら、「火星人なら差別してもいい」というのは前提であって、揺ぎがなさすぎて疑いようがないから。自分が火星人を差別してると思ってないんだ。(なんの話か自分でもよくわかりません、すいません)
帰宅後、翻訳仕事の担当ドラマの、自分の担当のエピソードの前後のエピソードを見る。英語字幕が入ってると、リアルスピードで見られるな(リスニング、だいぶマシになってきた)。英語字幕がないとちょっと苦しい(まだまだ伸びしろあるな)、とか。
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(「NFL観戦日記2020」、1つ前の記事はこちらです↓)
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