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【NFL2022】FA後パワーランキング

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NFLはFA解禁後、多くのスター選手が新しいチームに移りました。FAだけではなく、トレードでの移籍もありました。その動きを踏まえて、NFL公式サイトでは、Dan Hanzus記者が最新のパワーランキングを出しています。


2022シーズンの第1弾とも言えるパワーランキング。後から振り返って見ると面白いと思うので、チェックしておきましょう。


【引用元】

www.nfl.com

(下記英文は、上記記事から引用しました。ぜひ全文をチェックしてみてください)


1位:ビルズ

The huge contract given to Von Miller was a signal of desperation -- but not the bad kind for the defending AFC East champions.

ボン・ミラーに差し出した巨額の契約は、(ビルズの)ガムシャラさの表れだった。AFC東の地区王者としては、悪くない必死さと言える。

 

desperation:自暴自棄、死にものぐるい


3位:ベンガルズ

Sometimes it's not that complicated. Entering the offseason, everyone knew the Bengals needed to pour considerable resources into rebuilding an offensive offensive line. 

チーム作りは、時としてそれほど複雑じゃない。このオフシーズンに入る時、“オフェンシブ”なオフェンスラインを再構築するために、ベンガルズがある程度以上のリソースを割くべきことは、誰もが知っていた。

 

that:それほど
considerable:かなりの、少なからぬ

※記事原文の「offensive offensive line」は誤植ではなく、1つ目のoffensiveはイタリックで書かれており、皮肉で使っているものです。「offensive」には、「いやな、不快な、しゃくにさわる」と言う意味があります。


4位:バッカニアーズ

The Bucs are back. Were they ever really gone? Tom Brady's "retirement" lasted all of 40 days; the G.O.A.T.'s return means Tampa Bay is right back in the mix of Super Bowl contenders in the NFC.

バックスは帰ってきた。いや、そもそも過ぎ去っていたのか? トム・ブレイディの「引退」はたった40日しか続かなかった。GOATが帰ってきたことで、タンパベイはNFCでスーパーボウル進出を争う有力候補の立場に戻ったと言える。

 

last:(動詞)続く、持続する、持ちこたえる
all of A:Aほども、ほんのA(※A(数量)を強調しています)


6位:パッカーズ

The eternal melodrama around Aaron Rodgers was seemingly put to bed with a massive new contract for the back-to-back MVP, but Rodgers won't have his favorite target when he begins his 18th season in September.

アーロン・ロジャースを巡る果てしないメロドラマは、2年連続のMVPである彼が得た巨額の新契約によって一段落したように見える。しかし、9月に彼は一番お気に入りのターゲットを持たずに18年目のシーズンを始めることになる。


eternal:永遠の
put~ to bed:~を寝かしつける(※文中では受け身) 


8位:ブロンコス

The Broncos gave up multiple first-round picks to land their franchise quarterback, but the sting of the sticker price will dissipate when Wilson is playing like an MVP next fall. The Broncos went from pretender to contender overnight when they acquired Peyton Manning in the spring of 2012. A decade later, they pulled off the same trick. 

ブロンコスはフランチャイズQBを迎えるのに2つの1巡指名権を差し出したが、ウィルソンが次の秋にMVPのようにプレーすれば、その値段の痛みは消えることだろう。ブロンコスは2012シーズンの春にペイトン・マニングを獲得した時、一夜にして「ニセモノ」から「ホンモノ」の優勝候補になった。同じトリックを今回も決めたのだ。


land:(動詞)上陸させる、(乗り物から)降ろす
sticker price:(自動車などの)店頭価格
dissipate:〈雲などが〉消散する, 消える
pretender:見せかけの人、偽善者、詐称者
contender:競争者、優勝を争う人(有力候補)

※pretendは「~のふりをする」の意味。contenderは優勝候補。「pretender」と「contender」はこのようにセットで出てくることが多いです。 


13位:ペイトリオッツ

While the Bills were busy inking Von Miller to a megadeal, the Pats mostly stood, well, pat in the first week of free agency.

ビルズはボン・ミラーと巨大契約を結ぶのに忙しいかったが、その一方でパッツはFA解禁後の最初の一週間、ほとんど動きがなかった。

 

ink:インクで書く、契約にサインさせる
stand pat:(ポーカーで)手札を交換しない→動かない、変えない
※記事原文ではstood, well, patのpatがイタリックで書かれており、Patsとのダジャレであえて使っていることを示しています。


17位:ドルフィンズ

One subplot to watch: Is Tua's game a match with what makes Hill special? The wideout can make plays all over the field, but a big part of the Hill package is his ability to dust defenses with his vertical prowess. 

1つの注目サブプロット:ヒルのスペシャルな部分は、トゥアのスタイルと相性がいいのかどうか。ヒルはフィールドのどこででもプレーを決められるが、彼の特性の大きな部分は、やはりタテへのスピードで相手ディフェンスを打ち負かすことだろう。

 

prowess:勇気、武勇、すぐれた能力

 

【おわりに】

おそらく、次にパワーランキングが更新されるのはドラフト後、になるでしょうか。2022シーズンの注目は、今のところAFC西地区の4チームになっていますかね。


ブロンコス(QBラッセル・ウィルソン、DEランディー・グレゴリー、DTDJジョーンズなど加入)、チャージャーズ(CBJCジャクソン、LBカリル・マックなど加入)、レイダース(WRダバンテ・アダムズ、DEチャンドラー・ジョーンズなど加入)がFA、トレードで大物新戦力獲得の見出しを次々に飾った印象です。受けて立つ地区王者のチーフスも、タイリーク・ヒルをトレードで出したものの、WRジュジュ・スミス・シュースター、WRマルケス・ヴァルデス・スキャトリングを獲っています。


ペイトリオッツファンの僕としては、ドルフィンズが注目のチームになりそう。「弱そうに見えて強い」「強そうに見えて弱い」印象だったここ数年のドルフィンズ。このオフでの動きで強くなったのか、そうでもないのか。やはりよく分かりません! 「始まってみないとよく分からない」のがNFL。首を長くして新シーズンを待ちましょう。

 

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