ニューイングランド・ペイトリオッツのQBマック・ジョーンズに関する現地記事を、スクラップ帳のように集めてみました。
入団前のスカウティング・レポートから、シーズン中の逸話など、「将来読み直した時に面白そうな記事」のリストです。記事の概要をメモして、一部を引用して紹介しています。
できれば、毎年増やしていって、「ギッシリ詰まった分厚いスクラップブック」のようになったら、ファンとしてはうれしいのですが。まずはルーキーシーズンの振り返りです。
(もくじ)
- ①マック・ジョーンズ記者会見(ドラフト直後)
- ②「スカウティング・プロファイル:マック・ジョーンズ」
- ③「NFL初TDパスのボールをなぜ欲しがらなかったか、マック・ジョーンズが語ったこと」
- ④「マック・ジョーンズが元ペイトリオッツのLBロバーツにウィンクした理由」
- ⑤マック・ジョーンズの「効率いい」ブロック
- ⑥week6カウボーイズに惜敗、試合直後のコメント
- ⑦「マック・ジョーンズの勝利のごほうびは?」
- ⑧week8、チャージャーズに辛勝。試合直後のコメント
- ⑨「パンサーズのブライアン・バーンズの非難にマック・ジョーンズはどう対応したか」
- ⑩week10、ブラウンズに完勝。試合直後のコメント
- ⑪ペイトン・マニングによる解説
- ⑫week11、ファルコンズに完封勝利。試合直後のコメント
- ⑬「カレッジの恩師が語るマック・ジョーンズの”ターニング・ポイント”」
- ⑭「ジョシュ・マクダニエルズ”若手QBとして、マック・ジョーンズのしていることは、素晴らしい未来を感じさせる”」
- ⑮「マック・ジョーンズは、金曜までスマホに触らないらしい:ペイトン・マニングが逸話を紹介」
- ⑯「強風の中の勝利を振り返るマック・ジョーンズ:クレイジーな試合だった」
- ⑰「オフェンスラインの選手たちへのクリスマスプレゼントには、手書きのメッセージを添えて」
- ⑱「マック・ジョーンズは、恋人からのクリスマスプレゼント、懐中電灯に大喜び」
- ⑲「マック・ジョーンズ、ジョシュ・マクダニエルズの話を聞こうとしたけど、自分の吐く息を見るのに夢中になりすぎてムリだった件」
- ⑳プロボウルで、マック流Griddyを披露
- おわりに
(以下、英語部分は記事の引用です。訳や記事概要は当ブログで用意しました。それぞれリンクを貼っておくので、興味のある記事があったら、ぜひリンク先でチェックしてみてください)
①マック・ジョーンズ記者会見(ドラフト直後)
記事概要:ドラフト直後の記者会見。ペイトリオッツのファンだったことを語った。ブレイディのことを聞かれても、入団時のチームにいるキャム・ニュートン、ジャレット・スティダムから学びたいと答えるなど、優等生らしいコメントも。
MJ: Yes, I watched a ton of their stuff with Cam and even with Tom Brady when he was there and I just love what Josh McDaniels does. He does great job. He's very creative.
ああ、ペイトリオッツの試合はたくさん見てきた。キャムもだし、トム・ブレイディがいた頃のゲームもだ。僕はジョシュ・マクダニエルズのプレーコールが好きだ。とてもいい。とてもクリエイティブだ。
And just to watch good football plays on tape is what you want to look at and good quarterback play. So, I always try to find games from the Patriots in the past and looked at them through the draft process just because it's a great football team and to be a part of it now is awesome and I'm looking forward to just learning from those other guys.
フットボールを録画で見るときに見たいのはいいプレーだし、いいQBのプレーだ。だから昔からも、ドラフトを待つ間も、僕はいつもペイトリオッツの試合を見ようとしてきた。素晴らしいチームだからね。そのチームの一員になれたことはすごいことだ。コーチや選手から学ぶのを楽しみにしてる。
※当ブログでも抄訳して紹介しています↓
【ペイトリオッツ】1巡指名QBマック・ジョーンズ、ドラフト直後記者会見 - 鯖缶NFL三昧
②「スカウティング・プロファイル:マック・ジョーンズ」
記事概要:入団時点での、マック・ジョーンズの評価について。
ドラフト時点でのマック・ジョーンズの評価(一部抜粋)
・強み:ゲームへの理解/落ち着き/コンパクトな投球フォーム/情報処理の早さ、決断の良さ/負けず嫌い/リーダーシップ
・弱点:(カレッジでの)先発は17ゲームのみ/普通のサイズとモビリティ/長距離パス、または自身の足でのビッグプレー能力の不足/ポケット外や動きながらのプレー
(記事原文より)
Comparable NFL player: Matt Ryan – An efficient pocket passer who knows how and when to get the ball out, Jones can only hope to find a receiver like Julio Jones in his future. If his processing speed and grasp of the playbook carries over to the NFL, Jones could see similar long-term, consistent production like Matt Ryan has had. Ryan's arm strength was questioned when he was drafted, though Jones was far more efficient and safer throwing the ball.
比較可能なNFL選手:マット・ライアン どのようなボールをいつ投げるべきか分かっている有能なポケットパサーだ。願わくば、将来フリオ・ジョーンズのようなレシーバーを見つけてほしい。情報処理の速さとプレーブックへの深い理解がNFLでも発揮されるなら、マット・ライアンのように長い期間安定して活躍できる選手になれるかもしれない。ライアンも肩の強さはドラフト時に疑問視されたが、ジョーンズは安全で効率よくパスを投げるという点で、かなり優れている。
③「NFL初TDパスのボールをなぜ欲しがらなかったか、マック・ジョーンズが語ったこと」
Mac Jones explains why he didn't want the football from his first NFL touchdown pass
記事概要:week1のドルフィンズ戦、自身初のTDパスをWRネルソン・アガロアに通した直後のシーンについて伝える。アガロアはジョーンズに記念のボールを渡したのに、ジョーンズはそのボールを受け取らず、控えQBのホイヤーに渡してしまった。
(マック・ジョーンズのコメントより)
"It's not really about me. My job is to be the quarterback, and that's to either hand the ball off or throw it," Jones said. "I can do a better job, and everyone else, I thought they played hard, but we can play even harder. We're just going to go up from here."
「あれは僕にとってはどっちでもいいことだ。僕はクオーターバックで、ボールをハンドオフするか、パスするかが仕事だ」「もっといいプレーができた。全員が懸命にプレーしたけど、もっと必死にプレーできる。ここから前に進まないと」
(動画ありのツイートを貼っておきます↓)
😂😂😂😂 pic.twitter.com/hruZXG4RSZ
— New England Patriots (@Patriots) September 12, 2021
④「マック・ジョーンズが元ペイトリオッツのLBロバーツにウィンクした理由」
Mac Jones explains wink at former Patriots linebacker Elandon Roberts | RSN
記事概要:week1の試合の途中。アンダーセンターでスナップを受ける前のマック・ジョーンズが、相手LBエランドン・ロバーツに向かってウィンク。試合後に、そのことについてコメント。(※ロバーツは元ペイトリオッツの選手)
(記事原文より)
"That was just kind of fun and games," Jones said at his press conference Wednesday, as seen in the video above. "They actually called out our play, so it was like, 'nice catch.'" When asked if he changed the play after Roberts' call-out, Jones replied, "No, I mean, I just stuck to what I was supposed to do. Sometimes they don't know the answers either."
「ちょっとしたおふざけだったんだ」ジョーンズは水曜の記者会見で語った。「僕らがこれからやろうとするプレーを、彼らが本当に叫んでたから“ナイス・キャッチ”ってね」ロバーツが叫んでるのに気づいた後、プレーを変えたかどうかについて聞かれ、ジョーンズはこう答えた「いや、もともとすべきだったプレーは変えなかった。(相手が正解を言い当てたからと言って)本当に彼らが答えを知ってるわけじゃない」
(動画ツイートはこちら↓)
Mac Jones - mid play-call - winks at former #Patriots LB Elandon Roberts😉 pic.twitter.com/31AAMKAXSw
— Morey Hershgordon (@MHershgordon) September 14, 2021
⑤マック・ジョーンズの「効率いい」ブロック
(動画ツイート↓)
A QB blocking, a WR rushing.@MacJones_10 | @BournePoly11
— New England Patriots (@Patriots) September 19, 2021
📺: @NFLonCBS / Patriots app pic.twitter.com/6uZGO0m1uo
(※week2のジェッツ戦でマック・ジョーンズはキャリア初勝利。そのハイライトシーンの1つです。相手ディフェンスの足元に倒れこむだけの省エネブロックが、パワーを感じさせないマック・ジョーンズらしくて推せます)
⑥week6カウボーイズに惜敗、試合直後のコメント
New England Patriots Postgame Quotes 10/17
記事概要:week6、ペイトリオッツは好調カウボーイズを相手に善戦し、オーバータイムまで粘るも惜敗。試合後、先発QBらしく振り返った。
(記事原文より)
When you look at the big picture, you never want to say you're close, and it's hard to do that, but the games that we've lost we've been two or three plays away, and I guess it's just how the NFL works, and I'm learning that the hard way.
長期的な目で考えれば、惜しかったなんて言おうとしちゃいけない。そう振る舞うのは難しいけどね。僕らは2つか3つのプレーを成功させれば勝てたはずの試合が続いてる。でもそれがNFLなんだと、厳しく教えられた。そこから学んでるところだ。
当ブログでも試合レビューをまとめています↓
【2021NFLマッチレビュー】week6 カウボーイズ@ペイトリオッツ - 鯖缶NFL三昧
⑦「マック・ジョーンズの勝利のごほうびは?」
Here’s what Mac Jones does to celebrate a Patriots’ win
記事概要:マック・ジョーンズの「勝負メシ」を紹介。試合の日の朝食はステーキ、卵、スパゲティがルーティン。勝った後のごほうびはあるかと聞かれ、「飲みに行ったりはしない。家に帰って家族と過ごすよ。試合の後の食事には、デザートは欠かせない」と話した。
(記事原文より)
“It had been chocolate chips for the longest time, but my new thing has been the mochi balls. It’s like the rice balls with ice cream in them. They’re so good.”
「チョコレートチップスが長い間お気に入りだったんだけど、最近は”モチボール”だね。ライスで作った団子にアイスクリームが入ってて、すごくおいしい」
⑧week8、チャージャーズに辛勝。試合直後のコメント
New England Patriots Postgame Quotes 10/31
記事概要:week8、ペイトリオッツはチャージャーズと対戦。4Qまでビハインドの苦しい試合を粘ってものにした。
(記事原文より)
But, I think the overall message is just keep playing. It's not always going to be perfect. For me, sometimes, that's really hard because I want it to be better than that because I feel like it falls on my hands a lot because that's what the quarterback is, which is a good thing. But I can definitely play better, and I'll put that on me.
「でも、とにかく重要なことは、どんな状況でもプレーし続けることだ。いつも完璧にうまくいくようなことはない。そのことは、時々ひどくツラく感じるよ。だって、僕はその不完全な状況よりもよくなりたいし、僕の肩には多くの責任が課せられてるし、それがQBだからだ。でも役割が重要なのはいいことだ。僕はもっといいプレーが絶対にできるはずだし、その役割から逃げたくはない」
(week8の動画より。3rd&2の場面。ジョーンズはハンドオフした後にフェイクで自ら走る動き。一瞬相手守備を迷わせた後、ボールキャリア―のRBボールデンを押して、ファーストダウン更新↓)
Mac Jones pushing the pile on Brandon Bolden's third-and-2 conversion. Also caused the slot defender to hesitate for a half-second with that fake keeper. pic.twitter.com/JZb2UAX38f
— Zack Cox (@ZackCoxNESN) November 1, 2021
⑨「パンサーズのブライアン・バーンズの非難にマック・ジョーンズはどう対応したか」
How Mac Jones Responded To Comments From Panthers' Brian Burns
背景、記事概要:week9でペイトリオッツはパンサーズに勝利したが、試合後にパンサーズDEバーンズがマック・ジョーンズを非難。ジョーンズはサックを喫した際にボールをファンブル。直後に、サックしたバーンズの足首を掴んで転倒させた。それが悪質だと言ったもの。
ジョーンズは「バーンズがボールを持っていると思い、タックルした」とコメント。その後バーンズが、「いずれにせよ反則だし、他の選手は俺にタックルに来ていない(※ボールを持っていたとしたら他の選手はタックルする。それを見ていたのにジョーンズが足首を掴んだのは故意だ、との意味かと思います)」と話し、さらに「謝罪があればいいね。どうせないだろうけど」と。ジョーンズはその後記者に「謝るつもりはあるか」と聞かれて、「あのことについてはもうコメントした。僕はただ、チームメートたちと一緒に次のゲームを戦うのを楽しみにしてるだけ」と返した。
(※自己弁護や反論を繰り返さず、事実上のノーコメント。なかなかの面の皮の厚さで、さすがビル・ベリチック仕込みかな、と個人的に印象に残りました)
⑩week10、ブラウンズに完勝。試合直後のコメント
New England Patriots Postgame Quotes 11/14
背景、記事概要:ブラウンズに7対45の完勝。差がついたためマック・ジョーンズはベンチに退いたあと、控えQBのホイヤーがWRジャコビー・マイヤーズにTDパスを通した。マイヤーズにとって待望のキャリア初TDレシーブ。
(記事原文より)
I told him today, I was like, you're going to score before the game – I didn't know it was going to come from Hoyer (Laughter). It was great. I was super excited. We were out together and the ball – I was so concerned about the ball. I was like, "we've got to find the ball." I guess they found it. That was good.
試合前に彼に話したんだ。きっと得点できるぞって。ホイヤーからのパスでそうなるとはその時は知らなかったけどね(笑)。素晴らしかった。本当に興奮したよ。僕らはみんなベンチから飛び出してセレブレーションに集まって… そして、ボールだ。僕は(記念の)ボールが気になってたんだ。「ボールはどこだ」ってね。見つかったみたいだ。よかったよ。
(※自身はweek1で記念のボールを受け取らなかったのに。マイヤーズの初TDレシーブは自分のことのように喜んだのが印象に残りました。マイヤーズはこの試合開始時点までで、134レシーブ、1522ヤードを“タッチダウンなし”で挙げており、NFL史上の記録でした)
⑪ペイトン・マニングによる解説
(動画ツイート↓)
“This is a perfect pass”
— NFL Films (@NFLFilms) November 19, 2021
Peyton Manning breaks down @MacJones_10's throw and Bill Belichick’s reaction 😉#DETAIL is streaming now on ESPN+ pic.twitter.com/TyojnWe4Td
コメント概要:
・「この試合の彼のパスでベスト。ひょっとしたら今季ベストかも」
・「シザーズ」(はさみ)のコンセプト。外の選手がポスト(中)に、中の選手がコーナー(外)にクロスするようなルートを取る
・ペイトンは「ジレット」と呼んでいた(ペイトリオッツの本拠地はジレット・スタジアムだが、そのジレットのかみそりの連想)
・ブレット・ファーブ、ジョー・モンタナ、スティーブヤングは同じコンセプトを「razor(かみそり)」とコール。
・ダン・マリーノは、「完璧なパスは守備できない」言った。ここでもカバーはとてもよかったが、マックのこのパスも完璧だった。
・「見てくれ、ビル・ベリチックのリアクションを。すごくエキサイトしてるだろ」(※実際には、画面のBBはノーリアクション。ペイトンらしいユーモアです)
⑫week11、ファルコンズに完封勝利。試合直後のコメント
New England Patriots Postgame Quotes 11/18
(記事本文より)
"Yeah, it was a good team win and the defense stepped up and played really well. The goal is to score one more point than the other team. We were lucky enough to do that. It's really hard to win in the NFL and you can't take anything for granted. You just have to watch the film and get better but at the end of the day the only thing that matters is scoring one more point than the other team."
「ディフェンスが躍動していいプレーをして、チームみんなで得たいい勝利だ。目指すべきはいつも、相手よりも1点多く取ること。幸運にもそれができたよ。NFLでは本当に1勝が難しい。うまくいっても、それを当たり前だと思っていいことなんて1つもない。フィルムを見て修正をしなくちゃいけない。でも結局のところ、相手チームより1点多く取ることだけが重要だ」
(※よくある優等生コメントですが、25対0で勝った直後に「1点でも上回ればそれでいい」と言うのは、なかなか独特のサイコパスっぽさがあって推せます)
⑬「カレッジの恩師が語るマック・ジョーンズの”ターニング・ポイント”」
Mac Jones' College Coach Reveals 'Turning Point' Of Patriots QB's Career
記事概要:カレッジ時代、マック・ジョーンズは完璧主義者で失敗するとイライラを表に出してしまうクセがあった。ある時、レシーバーの位置が死角になり見えない場所から、ジョーンズの練習を見ていたニック・セイバン(アラバマ大HC)が、ジョーンズの態度だけでパスが成功したか失敗したかあからさまに分かることに気づき、それを動画に撮ってジョーンズに指摘。感情をコントロールすることの重要さを伝えたエピソードを紹介。
(記事原文、ニック・セイバンのコメントより)
“This is not an individual sport. You’re the leader of the team, and you’re kicking and fussing and acting like you messed up, and everyone else sees that. And that’s not a good thing for your position. You have to be the commander in chief. You have to be in control of what’s happening.”
「フットボールは個人スポーツじゃない。君はチームのリーダーで、それなのにいちいち騒いだりイライラを表に出したりしてたら、全員がそれを見るんだ。君のポジションにとってはふさわしくない行動だ。君は最高司令官にならなくてはいけない。起きることすべてをコントロールしなくてはいけない」
⑭「ジョシュ・マクダニエルズ”若手QBとして、マック・ジョーンズのしていることは、素晴らしい未来を感じさせる”」
Josh McDaniels on what it’s like working with Mac Jones on sideline
記事概要:OCジョシュ・マクダニエルズの語るマック・ジョーンズ。攻撃のシリーズが終わってサイドラインで振り返る時に、ジョーンズは相手守備のカバレッジについてよく覚えており、マクダニエルズの確認や質問に対し、しっかりと答えると称賛する。
(記事原文、ジョシュ・マクダニエルズのコメントより)
“He’s a guy that wants to do everything the best that he can, so if he, for some reason, didn’t have great success in a series, then he’s got an urgency about him and a desire to do it better,”
「彼(ジョーンズ)は、やることすべてに対し最善を尽くしたいと望む男だ。何かの理由で上手くいかなかったオフェンスシリーズがあれば、自分自身に危機感を覚え、改善しようと強く望むんだ」
⑮「マック・ジョーンズは、金曜までスマホに触らないらしい:ペイトン・マニングが逸話を紹介」
Peyton Manning shares funny anecdote about Mac Jones not checking his phone during the week on MNF
記事概要:MNFのコメンタリーにて。ペイトンは、解説でQBを分析すると、「間違っている指摘があれば教えてくれ」と本人に連絡をとることがある。ジョーンズに水曜にメールしたが、ようやく金曜に返事があったエピソードを紹介した。
(記事原文より)
"I texted it to him, and I say, 'Mac tell me if I'm way off on anything. Tell me if you don't like anything,'" Peyton said. "That was on a Wednesday. He responded back on Friday, and he says, 'Peyton, I don't check my phone during the week. I'm sorry I'm just now getting back to you. I watched it. It's all good.'"
「“マック、何か見当違いの指摘があったり、気に入らない点があったら教えてくれ”と彼にメールしたんだ」とペイトンは話した。「水曜に送信したけど、返事があったのは金曜だ。彼によれば、”ペイトン、僕は平日の(練習がある)間は、スマホをチェックしないんだ。返信が今になってごめんなさい。映像を見ました。全部不満はないよ”だって」
(※その後、イーライは「若者の邪魔をするなよ。彼は本当の試合の映像を見たいんだ。ペイトンが彼を分析したコメントを見させようとするのをやめるんだ」とツッコミを入れる流れでした。若手QBにアドバイスしようとするペイトン、ペイトンに連絡をもらってもそれに気づかないマック、ペイトンを”教え魔”扱いしてたしなめるイーライ、とキャラがよく伝わる逸話です)
(動画ツイート↓)
Eli wants Peyton to leave Mac Jones alone 😂
— NFL on ESPN (@ESPNNFL) December 7, 2021
"Stop bothering the guy during preparation. ... Leave him a voice memo and just get out of his way." pic.twitter.com/F26rKFnPet
⑯「強風の中の勝利を振り返るマック・ジョーンズ:クレイジーな試合だった」
QB Mac Jones on Patriots' windy win against Bills: 'Just a crazy game'
記事概要:week13、ビルズ戦で14-10の勝利。雪が降り、それ以上に暴風とも言える風の中の試合で、ペイトリオッツはパスを3回しか使わない極端な戦術で勝利。異例な試合のレビュー記事。
(記事原文より、ジョーンズのコメント)
"You can't control it, there's no on-and-off switch. But you can just go out there, have the right mindset and just understand that everything's not gonna be perfect. I don't think there will be a game like that in a long time, but when it is, you can't control it, you just gotta go out there and do your job."
「天候はコントロールできない。オン・オフのスイッチがないからね。ただ、それを受け入れて、正しい心構えでゲームに臨み、すべてが完璧にできるわけじゃないことを理解することはできる。今後しばらくはこんなゲームがあるとは思わないけど、もしそんな、コントロールできない条件で戦う時は、ただ耐えて自分の仕事をするしかないんだ」
⑰「オフェンスラインの選手たちへのクリスマスプレゼントには、手書きのメッセージを添えて」
記事概要:ラインマンたちは詳細までは明らかにしないが、”サンタ・マック”からたくさんのプレゼントを受け取ったと明かした。控え、プラクティス・スクワッドの選手も含め12人のラインマンたちが受け取ったプレゼントには、手書きのメッセージが添えられていた。マックは両親から、気持ちを伝えるにはメールよりも手書きが一番、と教えられて育ったという。
記事原文より:
"I've always been taught that when you sit down and write a note to whoever you're trying to communicate with, it means a little bit more,"
「そうするようにいつも教わってきた。誰かに気持ちを伝えたいなら、座って、メッセージを書くこと。そうした方がより伝わるとね」
⑱「マック・ジョーンズは、恋人からのクリスマスプレゼント、懐中電灯に大喜び」
クリスマスプレゼントで一番うれしかったのは何かと聞かれ、恋人から懐中電灯をもらってうれしかった、と答えた。「家に1つ欲しかったんだ。彼女がくれた」と答えた。
(電話トークでの1コマ。インタビューの音声が分かるツイートを貼り付けておきます↓)
#Patriots QB Mac Jones says he got a brand new flashlight for Christmas from his girlfriend and is excited about it:
— Merloni & Fauria (@MerloniFauria) January 3, 2022
“I needed one for the house, and she delivered.” pic.twitter.com/pU44dFuzeN
⑲「マック・ジョーンズ、ジョシュ・マクダニエルズの話を聞こうとしたけど、自分の吐く息を見るのに夢中になりすぎてムリだった件」
(プレーオフ、ビルズ戦(ワイルドカードラウンド)での動画ツイートより↓)
Mac Jones trying to listen to Josh McDaniels, but too fascinated looking at his own breath: pic.twitter.com/pwZUFxz6sV
— Bobby Belt (@BobbyBeltTX) January 16, 2022
⑳プロボウルで、マック流Griddyを披露
背景:プロボウルに代理として出場したマック・ジョーンズ(もともとの選出はラマー・ジャクソンだったが辞退したため)。試合での1シーン。既に笛が鳴ってるのに、無視して70ヤード独走してエンドゾーンへ。もちろんTDは無効だが、ナヨナヨした感じのマック流「Griddy」でセレブレーション。プロボウルのハイライトとなった。
動画ツイート↓
THAT @MacJones_10 GRIDDY 😂
— New England Patriots (@Patriots) February 6, 2022
📺: @espn pic.twitter.com/HjmwBq30V0
※映像では「Griddy」を流行らせた本家のジャスティン・ジェファーソン(LSU出身)が、マックを見て笑ってる様子が出ています。 マックの不可解なサービス精神が唐突に発動。「相手をからかうようなちょい悪の雰囲気のダンス」なのに、微妙にマネできてないという、推せる流れでした。
おわりに
以上で、マック・ジョーンズのスクラップブック、2021シーズン版をおしまいにします。マック・ジョーンズのキャラクターが伝わるような記事や動画を集めてみました。振り返ってみて、「やっぱり推せる」と思えて楽しかったです。少しでも興味のあるエピソードが紹介できていたらうれしいです。
質問、訂正、補足、リクエストなどがあればどうぞ遠慮なさらずコメントください。お答えできるかはわかりませんが、ブログのネタにもなりますので大変助かります!
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