NFLファンの楽しみの1つは、各チームのロースターがイケてるのかどうか、前のシーズンと比べて強くなったのかどうか、アレコレ考えることですよね。
僕は、「53人」という枠は絶妙な設定だな、と思います。それぞれのチームが「苦渋の選択」をして、ファンとしてはそれを無責任に批判しながら楽しむ。特に、オフシーズンでは最大の楽しみです。
espnの記事に、「各チームの今オフの最重要な動き」をまとめた記事がありました。
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今回はこの記事から、AFC各チームについて見出しだけ紹介していきます。見出しだけでも、まとめてみると面白いと思うので・・・
AFC東
ビルズ:トレードアップでQBジョシュ・アレン指名
ドルフィンズ:ドラフトでQBを指名せず
ペイトリオッツ:TEロブ・グロンカウスキーをトレードせず
ジェッツ:聖パトリックの祝日に、ドラフト指名権をトレードアップ
(※3月17日。ドラフトよりかなり以前にコルツと指名権をトレード。記事では、この「事前購入」は当日にトレードするより賢明な動きだったのでは?と分析。ジェッツは全体3位でQBサム・ダーナルドを指名)
AFC北
レイブンズ:WRマイケル・クラブツリーと契約
ベンガルズ:LTコーディ・グレン獲得(1巡目指名権で、ビルズとトレード)
ブラウンズ:トレードでQBタイロッド・テイラー獲得
スティーラーズ:WRマーテイビス・ブライアントをトレードで放出
AFC南
テキサンズ:ヘッドコーチ、ビル・オブライエンと契約延長
コルツ:Gクエントン・ネルソンを全体6位で1巡目指名
ジャガーズ:FAのGアンドリュー・ノーウェルと契約
タイタンズ:ヘッドコーチにマイク・ブラベル、オフェンシブコーディネーターにマット・ラフルールと、コーチ陣の刷新
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AFC西
ブロンコス:QBケイス・キーナムと契約
チーフス:QBアレックス・スミスをトレードで放出、先発QBは2年目のパトリック・マホームズに
チャージャーズ:キッカーのケイレブ・スタージスを獲得
レイダース:新ヘッドコーチにジョン・グルーデンが就任
※記事内で僕が印象に残ったコメントを、2つ訳しておきます。
By giving O'Brien an extension in January -- with a year left on his previous deal -- the Texans showed they were all-in on giving him the chance to show he could build around Deshaun Watson and lead Houston back to the playoffs, despite coming off a 4-12 season.
テキサンズは、前の契約の最終年を迎える前に、ヘッドコーチ、ビル・オブライエンと契約をし直した。昨季は4勝12敗だったが、QBデショーン・ワトソンを得て、チームを構築しプレーオフに導けると信じて、オブライエンに賭けたのである。
The Chargers barely missed the playoffs last season and likely were a consistent kicker away from reaching the postseason in 2017.
チャージャーズは昨季惜しくもプレーオフを逃したが、その原因はおそらく、キッカーが安定しなかったことではないか。
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鯖缶コメント:いかがでしょうか? 見出しを見るだけでも相当面白いと思いませんか? 自分の推しチームが賭けた選択が、吉と出るか凶と出るか。そう思うと、NFLの勝負は「選択の連続」ですよね。
実際のゲームで、1度ずつ止まるプレーも、攻撃と守備の双方に「次に何を選ぶか」という問いを突きつけるのがアメフトの醍醐味。
ドラフト1巡目にオフェンスの選手を指名するか、ディフェンスの選手を指名するか。オフェンスならQBか、ラインマンか、スキルポジションか。「1つの手を選ぶと他の全ての手は選べない」という、将棋やチェスにも似た厳しさを感じてしまいます。
次の記事では、同じ元記事から、NFCのオフシーズンの動きを振り返りたいと思います。
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