鯖缶NFL三昧

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躍進が期待できる6チーム

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ドラフトやサラリーキャップ、53人のロースター枠。戦力を均衡させるための工夫がたくさんあるのがNFLの面白いところ。

今季は、どのチームが躍進するでしょうか? 「昨季より改善が予想される6チーム」について取り上げた記事を紹介します。

 

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www.espn.com

(この記事の一部を紹介します)
(昨季のデータを掲載し、それより成績アップが見込まれるチームを取り上げた記事です)

 

Cleveland Browns (0-16)

Point differential in 2017: -176
Pythagorean expectation: 3.3 wins
Record in games decided by seven points or less: 0-6 (.000)
Strength of schedule: 0.492 (13th-easiest in NFL)

 


クリーブランド・ブラウンズ(0勝16敗)

2017年得失点差:-176
(※)ピタゴラス勝率:3.3勝
7点以下で決着した試合の成績:0勝6敗
(※)スケジュールの強さ:0.492(下から13番目)


※ピタゴラス勝率とは、「この得失点なら、この程度勝てたはず」との指標のようです。不運や試合運びのまずさで、「実力的には勝ててもおかしくなかったのに負けた」場合には、ピタゴラス勝率よりも実際の勝率が悪くなる、というような比較、予想で使います。
※スケジュールの強さとは、16戦の対戦相手すべての勝率を平均した数値です。対戦相手の勝率が高いほど、キツいスケジュールだったとわかります。


This season will be different. Even if the Browns aren't good, they should at least be watchable. History suggests they will not go 0-16 for a second straight campaign.


(2016年の1勝15敗よりはよくなると思った2017年は0勝16敗だったが)今季は同じことにはならないだろう。たとえブラウンズがいいチームとは言えなくても、少なくとも見るに耐えるチームにはなっている。2年連続の全敗がないことは、リーグの歴史を見ればわかる。

As the first overall draft pick, Baker Mayfield has a significantly better pedigree than Kizer. He projects to be a better passer than Kizer, a second-round pick in 2017 NFL draft. The Browns also have a useful bridge quarterback in Tyrod Taylor, whose most significant skill -- protecting the football -- is the simplest path for how the Browns are likely to improve.

(昨季はQBデショーン・カイザーがリーグ史上でもかなり悪い成績を残したが、今季はQBのポジションがアップグレードされている)まず、全体1位指名のベイカー・メイフィールドは2017年2巡目指名のカイザーより格上の「血統書」を持ってプロ入りした選手だし、その上ブリッジになるQBとしてタイロッド・テイラーを獲得した。テイラーの最大の長所はターンオーバーの少なさ。彼の起用は、ブラウンズを改善させるのに、一番シンプルな方法だ。

 

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Jacksonville Jaguars (10-6)

Point differential in 2017: +149
Pythagorean expectation: 11.8 wins
Record in games decided by seven points or less: 2-3 (.400)
Strength of schedule: 0.464 (3rd-easiest in NFL)

 

ジャクソンビル・ジャガーズ(10勝6敗)

2017年得失点差:+149
ピタゴラス勝率:11.8勝
7点以下で決着した試合の成績:2勝3敗
スケジュールの強さ:0.464(下から3番目)


Teams that make huge leaps in a given season rarely improve the following year. From 1989-2016, there were 23 teams that improved by seven or more wins in a given season, as the Jags did a year ago in jumping from 3-13 to 10-6. Just three of those teams -- the 1997 Jets, 2012 Colts, and 2014 Texans -- maintained or improved on their record the following year. In one sense, the Jaguars are up against history.


急上昇したチームが、次の年も連続して成績を上げることはほとんどない。ジャガーズは2016年の3勝13敗から、昨季の10勝6敗へ7つ勝星を向上させた。1989年から2016年にかけて、7勝以上の成績向上があったチームは23チーム。そのうち、次の年もその成績以上の勝利を得たチームはわずか3チーム(1997年ジェッツ、2012年コルツ、2014年テキサンズ)。その意味では、ジャガーズは歴史に挑戦することになる。


Teams as dominant as the 2017 Jaguars usually rack up even larger win totals, as we can see from their Pythagorean expectation. Teams with Jacksonville's point differential would be expected to win an average of 11.8 games, which would pegged the Jags as the third-best team in the league instead of being tied with several other 10-6 teams in eighth.

(リーグの過去データを見れば2年連続の成績アップは難しそうに見えるが、)昨季ジャガーズが相手チームを圧倒したことを見れば、もっと勝ててもおかしくなかった。ピタゴラス勝率は、そういった意味の指標だ。ジャガーズの得失点差からすれば、11.8勝が妥当な成績だったはず。昨季ジャガーズは10勝6敗でNFL全体で8位タイだったが、実際には(※)上位3位でもおかしくなかった。

(※仮に12勝だとNFL全体で5位なので、元記事の数字は正しくないかもしれません)

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鯖缶コメント:いかがでしたでしょうか? Pythagorean expectation(ピタゴラス勝率)、Strength of schedule(スケジュールの強さ)、アメリカのスポーツならではという感じで、面白いですよね。

元記事では他に、テキサンズ、チャージャーズ、ベアーズ、コルツが紹介されていました。長文の記事ですが、データだけでも見ると面白いと思います!

それにしても、AFC南地区から3チーム選ばれているのが面白いです。3チームとも成績アップとは考えにいと思うのですが、はたして・・・

 

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